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ドバイワールドCで4着に健闘したウィルソンテソーロ(美・小手川、牡5)は、3日に現地を出発し帰国する予定。帰国後はJRA競馬学校(千葉県白井市)で輸入検疫に入り、来週には着地検査に入る。
小手川調教師は「特に大きなトラブルもなく終えることができ、人馬ともにいい経験になりました。(シンボリ牧場などで勤務し)海外遠征の先駆者のひとりでもある担当の榊原厩務員からは、勉強になることが多かったです。(馬は)着いたときはかなり疲れていたけど、体がグングン良くなって回復していくのがよく分かり、馬の内部の強さや、榊原さんのすごさを感じました」と実りのある海外遠征を振り返った。
コンビを組んだ原騎手についても「高揚感の中でも全く動じずに追ってきて、あのすごいジョッキーの中でレースをしたのは、彼にとってもいい経験になったと思います」と今後の糧になることを期待する。この先のローテーションは未定で「どんな調教よりも一回の輸送、一回の競馬がいい経験になる。馬も精神力がついたと思います。年末から高いレベルの中で頑張ってくれたので、次走は疲れを取ってあげてから考えたいです」と話していた。
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