まだウマニティ会員ではない方へ
会員登録(無料)するだけで、予想的中に役立つさまざまなサービスを無料で利用できます。
収支100万円超えの猛者がズラリ
全国トップ予想家たちの予想閲覧
予想に必携の高精度スピード指数
「U指数」を重賞で全頭公開
勝率40%超えを誇る堅軸候補
「凄馬」をメールでお知らせ
TVでも紹介!設定は10万通り以上
あなただけの予想ロボが作れる
この他にも20以上のサービスを無料で提供!
ウマニティ会員の皆さん、こんにちは。甘粕代三です。サウジカップ以来一カ月ぶりのごあいさつになります。1年ぶりのドバイは経済低迷を象徴するように街には活気がなく、至る所に中断された工事現場が見られます。
石油を僅かしか産出しない砂漠の国を観光と金融を二本柱に高楼第厦の立ち並ぶ近未来国家へと反映させたシェイク・モハメドも今夏に後期高齢者の仲間入り。シェイクに万一のことがあれば、競馬に興味のない皇太子はドバイレーシングクラブ、ゴドルフィンとも閉鎖するのでないか、と景気の悪い話ばかりが巷間伝わってきています。
さて、7レースに23頭の日本馬が挑戦。うち4レースが日本で発売されるドバイワールドカップデーが土曜深夜に迫りました。字数の制限もあり、このうちドバイターフ、ドバイワールドカップの2競走を順に展望いたします。まずは日本勢3頭が挑戦するドバイターフから。
朝日杯FS、日本ダービーに有馬記念とG1 3勝のドウドュースがついに適距離に戻ってきました。3着と敗れた一昨年の皐月賞直後、中山競馬場から帰るタクシーの車窓から、前のタクシーに乗る友道師を発見。すぐに携帯で架電しました。ドウデュースの次走は朝日杯FS勝ちの実績、馬体から見てもNHKマイルCしかないのではないか、と問いかけたのです。友道師も同感だと同意してくれたのですが、あに図らんやオーナーサイドの強い意向からドウデュースは日本ダービーへ。そして勝ってしまったのです。
その後は選手権距離を中心にレースを重ね、昨年の有馬記念では武豊マジックとしか言えない好騎乗でトリッキーなコースを克服して戴冠。今年前半の大目標ドバイでは1800mのドバイターフに挑戦してきたのです。
「馬体を見ても分かるように短めの距離がいい馬。気持ちで長距離を持たせてきたと言えます」
27日午前、メイダン競馬場での記者会見で友道師はついに本音を明らかにしました。前残りの多いシーマクラシックより差しのきくターフの方が合っているという武豊騎手のアドバイスもレース選択に大きく影響したと言います。
この日単走で馬場入りしたドウデュースはゆっくり目の最終調整ながら最後1Fは10秒台と状態もピークにあります。昨年のドバイターフで適距離に戻ったと期待していたところ、直前の馬体検査で出走取消。1年を経てようやく最適の舞台に戻ってきたドウデュース、堂々の本命を推さない訳にはまいりません。3連単フォーメーションの1着に指名いたします。
さて、相手ですが、このレース3連覇を目指すロードノースは昨年のターフ以来11カ月ぶり。前走はAWコースで2着と衰えのないところを見せましたが、既に8歳。ロードよりは昨年2着ダノンベルーガ、ドバイ初挑戦となるマテンロウスカイ、ナミュールを上位と見ます。
この日本3騎と同様、否! 凌ぐ評価をしたいのが香港馬、ヴォイッジバブルです。ヴォイッジは昨年香港の4歳三冠シリーズ1800m、2000mの二冠馬。4歳には高い評価をしていませんでしたが、昨年12月の香港マイルでは人気薄ながら、あのゴールデンシックスティに肉薄する2着。今年に入ってからもスチュワーズカップでゴールデンにさらに肉薄、距離が2000mに延びた前走香港ゴールドカップでは、あのロマンティックウォーリアーに首差まで迫りました。日本では香港程の人気にはなりませんから、これはおいしい馬券になりますよ。
「ドバイに到着してから状態はさらに上昇。唯一の不安は初の左回りだけ。強い日本ダービー馬は後ろから行くようだが、こちらは先行。対決が楽しみだ」
29日朝、姚本輝師は自信満々に語ってくれました。
英仏愛の欧州勢はメイダンの芝適性に疑問が残り、ゴドルフィンの馬を上位に評価します。その中では前哨戦のジュベルハッタ(メイダン・芝1800m)の覇者、メジャードタイムを上位に取ります。(写真撮影・甘粕代三)
コメント投稿
コメントの投稿は会員登録(無料)が必要です。レース情報
最新注目競走馬
総賞金ランキング |
|