タスティエーラ(競走馬)

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写真一覧
現役 牡4 鹿毛 2020年3月22日生
調教師堀宣行(美浦)
馬主有限会社 キャロットファーム
生産者ノーザンファーム
生産地安平町
戦績 9戦[3-2-0-4]
総賞金57,005万円
収得賞金26,100万円
英字表記Tastiera
血統 サトノクラウン
血統 ][ 産駒 ]
Marju
ジョコンダ2
パルティトゥーラ
血統 ][ 産駒 ]
マンハッタンカフェ
フォルテピアノ
兄弟 スパルティート
市場価格
前走 2024/04/28 天皇賞(春) G1
次走予定

タスティエーラの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
24/04/28 京都 11 天皇賞(春) G1 芝3200 18477.947** 牡4 58.0 J.モレイ堀宣行 488
(-6)
3.15.0 0.835.4⑨⑨⑧⑦テーオーロイヤル
24/03/31 阪神 11 大阪杯 G1 芝2000 16234.4111** 牡4 58.0 松山弘平堀宣行 494
(-4)
1.58.9 0.735.4④④ベラジオオペラ
23/12/24 中山 11 有馬記念 G1 芝2500 167137.156** 牡3 56.0 R.ムーア堀宣行 498
(+18)
2.31.5 0.634.9⑨⑨⑧⑨ドウデュース
23/10/22 京都 11 菊花賞 G1 芝3000 17474.722** 牡3 57.0 J.モレイ堀宣行 480
(+2)
3.03.7 0.634.8⑨⑪⑨⑧ドゥレッツァ
23/05/28 東京 11 東京優駿 G1 芝2400 186128.341** 牡3 57.0 D.レーン堀宣行 478
(0)
2.25.2 -0.033.5④④④④ソールオリエンス
23/04/16 中山 11 皐月賞 G1 芝2000 187149.052** 牡3 57.0 松山弘平堀宣行 478
(-6)
2.00.8 0.236.6⑤⑥⑥④ソールオリエンス
23/03/05 中山 11 ディープ記念 G2 芝2000 10664.231** 牡3 56.0 松山弘平堀宣行 484
(-2)
2.00.4 -0.234.7トップナイフ
23/02/12 東京 11 共同通信杯 G3 芝1800 12563.724** 牡3 56.0 福永祐一堀宣行 486
(+2)
1.47.2 0.233.7⑤⑤ファントムシーフ
22/11/27 東京 6 2歳新馬 芝1800 166121.911** 牡2 55.0 R.ムーア堀宣行 484
(--)
1.47.2 -0.633.5ラレーヌデリス

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改めて、レースは生き物だと実感させられる結果だった。

特に天皇賞(春)菊花賞のような長距離レースは、メンバー、展開、馬場傾向などによって大きく性格を変える。時には中距離的な要素を問われるスピード決着になり、時には真のステイヤーでないと残れないスタミナ決着になる。どちらに振れるかはゲートが開いてみないと分からず、予想する上での入口でありながら、非常に難しい要素だ。


結論から言えば、今年は明らかに後者の年だった。

序盤でハナを切ったマテンロウレオは、前半で複数回11秒台のラップを刻み、締まった流れを形成。

中盤は多少緩んだ流れになったものの、残り800m地点から、スタミナに任せてディープボンドサヴォーナテーオーロイヤルらが進撃を開始。逃げていたマテンロウレオや、序盤から力み気味に好位に付けていたドゥレッツァはこれに抵抗できず、終始抜群の手応えで進めたテーオーロイヤルがそのまま余裕を持っての押し切り勝ち。2着ブローザホーン、3着ディープボンドはもちろん、4着スマートファントム、5着ワープスピード、6着サヴォーナと、"ステイヤーらしさ"を色濃く持った馬たちが上位を独占する結果となった。


勝ったテーオーロイヤルは、ダイヤモンドS、阪神大賞典に続き、3000m級のレースを3連勝。懸念されていた"目に見えない疲れ"も全く感じさせず、名実共に国内最強ステイヤーの座に就いた。

今回の流れは、本馬含め前に付けていた組にとっては決して楽なものではなく、少しスタミナがあるくらいでは直線の攻防に加わることすらできなかったはず。道中スローの切れ味勝負といった中距離的な質のレースにならずに、強靭なスタミナがダイレクトに生きるレースになったのは、本馬にとって非常に大きな勝因の一つだろう。

G1馬の称号を得たことで、距離短縮も含めた選択肢が生まれてきたが、陣営が明言した目標は、豪州の大レース・メルボルンC。ステイヤーとしての選択肢が国内に少ないのは時代の流れもあり仕方のないところだが、そんな中で生まれたこの超絶ステイヤーが自分を貫いてどこまで行けるのか。さらなる躍進を期待したいところだ。


2着のブローザホーンは終始掛かり倒した阪神大賞典から巻き返しての好走。序盤こそ力む挙動は見せたが、全体的には前走よりも遥かにスムーズなレース運びに映った。

ロスが大きい中でも伸びた前走、最後勝ち馬に迫る脚を見せた今回と、この馬も優れたステイヤーの資質を十分に示しているが、昨年には2000m戦にも対応しているように、こなす距離の幅が広いのも魅力。選択肢の広さならば勝ち馬以上なのは間違いなく、今後の進路に注目が集まる。


3着のディープボンドは近走の不振や衰え・限界説を全て吹き飛ばす魂の快走。序盤から終盤まで常に攻める姿勢で動いたことが、自身の良さを引き出すことにも繋がった。

勝負所でズブいというイメージの強い馬だが、京都コースにおいてはこの個性が薄れて比較的スムーズに動いており、舞台適性の高さも生きた印象。勝ち馬には完敗と言える着差で、全盛期のパフォーマンスを望むのはさすがに酷だが、長丁場ではまだまだ無視できぬ存在であり続けそうだ。


一方、人気を集めていた菊花賞ドゥレッツァと、ダービー馬タスティエーラは見せ場を作れず敗退。4歳世代の実績上位馬が共に大きく崩れる結果となってしまった。

ドゥレッツァ菊花賞時と比べると、序盤からかなりの力みを感じさせる走り。流れの厳しさをまともに受ける位置だったこともあり、失速は仕方のないところか。

とは言えブービー15着という結果はあまりにも負け過ぎな印象で、レース後に発表があった通り、熱中症の影響も大きかったのだろう。本質的な長距離適性に関しては謎が残ってしまったが、総合能力は依然国内最強を争えるだけのものを持つ馬。しっかりと立て直して、万全の状態でのリベンジを期待したい。


タスティエーラは道中の折り合いも比較的スムーズで、インでじっとできた時間も長く、ロスの少ない競馬が叶ったものの、直線で一瞬脚を使ったのみ。最後は明らかに失速していた。

前走の大阪杯では輸送後にカイ喰いが悪くなっての馬体減が見られたが、今回はそこからさらに6kg減。3走前の有馬記念時がやや太めだったため、単純に絞れたものと見ることもできるが、実戦に行って大きく変わらなかったのは気がかりだ。

それでも明らかにおかしな挙動だった大阪杯に比べれば動けてはいただけに、体調の問題というよりはステイヤー向きの舞台や展開が合わなかったと見るべきか。

思えば、父のサトノクラウンもクラシック好走後に迷走した時期があった馬だった。本馬も同じ蹄跡をなぞるとすれば、今秋から来年にかけて再度化ける可能性がある。ドゥレッツァと共に、4歳世代の意地を示す復活を心待ちにしたいところだ。

【天皇賞・春】レースを終えて…関係者談話 2024年4月28日() 18:13

◆幸騎手(ディープボンド3着)「馬も京都のこの条件が大好きなのか、頑張って走ってくれました。やっぱり能力が高いですね。勝った馬は最後の力が抜けていましたが、この子もまだやれる力は十分あります」

◆岩田望騎手(スマートファントム4着)「いい感じで内々をリズム良く運んで、最後は内のあいたところからすごくいい脚を使いました。ゲートの課題はありますが、折り合いがつけばこれだけの脚を使えます」

◆三浦騎手(ワープスピード5着)「理想はもう少し前に行きたかったけど、出てからの反応が良くなかったです。内があいてからはよく頑張ってくれました」

◆池添騎手(サヴォーナ6着)「スタートは速くないけど、しっかりポジションを取りに行って、いいところで走れました。勝負を仕掛けて勝ちにいくレースをしましたが、最後はしんどくなりました」

◆モレイラ騎手(タスティエーラ7着)「レース前の想像通り中団を取って、馬場のいい内をロスなくリズム良く運べました。いい展開だと思いましたが、直線は思ったより伸びませんでした」

◆酒井騎手(メイショウブレゲ8着)「この馬のレースに徹して、内からじりじりと差を詰めていました。このメンバー相手に頑張ってくれました」

◆田口騎手(ゴールドプリンセス9着)「スタート良く道中のポジションも取れましたが、だんだんポジションを下げて、もったいなかったです。最後まで伸びていますし、このクラスでもやれる力はあります」

◆和田竜騎手(プリュムドール10着)「スタートも良く、4コーナーまで理想的にいけましたが、思ったより止まりました。京都の硬い馬場はもうひとつなのかもしれません」

◆松若騎手(スカーフェイス11着)「前半は行きたがりましたが、すぐに折り合いましたし、直線の反応はありました。現状の力は出してくれました」

武豊騎手(サリエラ12着)「いいところを取れたと思ったけど、力んで走っていました。2周目の3コーナーから付いていけませんでした」

◆昆調教師(マテンロウレオ13着)「きょうは力負けですね。少しペースも速かったけど、上手に走れていました」

◆鮫島駿騎手(チャックネイト14着)「トップスタートを切れましたし、ポジションも有力馬の後ろで運べました。下り坂で加速できず、2周目の3~4コーナーで下がって、直線も反応がなかったです」

◆M・デムーロ騎手(シルヴァーソニック16着)「途中まではすごく良かったけど、最後で歩様が悪くなりました」

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【天皇賞(春)2024】有名人の予想に乗ろう! 徳光和夫さん、大久保先生、霜降り明星・粗品さんなどズラリ!競馬大好き芸能人・著名人がファイナルジャッジ! 2024年4月28日() 05:00


【徳光和夫】
◎⑫ドゥレッツァ
3連単1頭軸流しマルチ
⑫→①③⑨⑩⑪⑮
ワイド流し
ゴールドプリンセス-⑫⑯

【大久保洋吉(元JRA調教師)】
◎⑭テーオーロイヤル
○⑫ドゥレッツァ
▲⑯チャックネイト
△④ワープスピード
△⑤ブローザホーン
△⑦タスティエーラ
△⑨シルヴァーソニック

【粗品(霜降り明星)】
◎⑫ドゥレッツァ
3連単フォーメーション
⑫→①⑨⑭→①④⑤⑥⑦⑨⑪⑭

【DAIGO】
注目馬
サリエラ

【林修】
注目馬
メイショウブレゲ

【あの】
注目馬
ディープボンド

【斉藤慎二(ジャングル ポケット)】
◎⑫ドゥレッツァ
ワイド
⑫-⑥ディープボンド

【キャプテン渡辺】
◎⑭テーオーロイヤル
馬連・ワイド
⑭-⑩サヴォーナ
3連単フォーメーション
⑫⑭→⑩⑫⑭→⑩⑫⑭
⑫⑭→⑦⑩→③
⑫⑭→⑫⑭→③

【安藤勝己(元騎手)】
◎⑭テーオーロイヤル
○⑤ブローザホーン
▲⑫ドゥレッツァ
☆⑨シルヴァーソニック
△⑦タスティエーラ
△④ワープスピード
△①サリエラ
△⑩サヴォーナ

【お兄ちゃん(ビタミンS)】
◎⑭テーオーロイヤル

【林健(ギャロップ)】
◎⑩サヴォーナ

【恋さん(シャンプーハット)】
◎⑭テーオーロイヤル

【てつじ(シャンプーハット)】
◎④ワープスピード

【浅越ゴエ】
◎⑭テーオーロイヤル

【岩部彰(ミサイルマン)】
◎⑤ブローザホーン

【西代洋(ミサイルマン)】
◎⑤ブローザホーン

【浜田順平(カベポスター)】
◎⑫ドゥレッツァ

【永見大吾(カベポスター)】
◎⑭テーオーロイヤル

【岡田紗佳】
注目馬
ドゥレッツァ
サリエラ

【佐野瑞樹】
注目馬
テーオーロイヤル

【篠原梨菜】
◎⑤ブローザホーン

【鈴木淑子】
◎①サリエラ
馬連BOX
サリエラ
ディープボンド
ドゥレッツァ
テーオーロイヤル

【長岡一也】
◎⑫ドゥレッツァ
○⑭テーオーロイヤル
▲①サリエラ
△④ワープスピード
△⑤ブローザホーン
△⑦タスティエーラ
△⑪マテンロウレオ

【原奈津子】
◎①サリエラ
○⑥ディープボンド
▲④ワープスピード

【中村愛】
注目馬
ワープスピード

【舩山陽司】
◎⑨シルヴァーソニック
3連単2頭軸流しマルチ
⑨→⑤→①③⑦⑫⑭

【皆藤愛子】
◎⑭テーオーロイヤル

【高田秋】
◎①サリエラ
単勝・複勝

馬連流し
①-⑦⑪⑫⑱

【川島明(麒麟)】
注目馬
ドゥレッツァ

【ゴルゴ松本(TIM)】
◎⑭テーオーロイヤル
ワイド
⑭-⑤
⑭-⑦
ワイド流し
⑭-③⑧⑮
3連複フォーメーション
⑭-⑤⑦-③④⑤⑧⑪⑮⑱

【レッド吉田(TIM)】
3連複・3連単BOX・馬単BOX・ワイドBOX
サリエラ
ディープボンド
タスティエーラ

【成瀬琴】
注目馬
ドゥレッツァ
テーオーロイヤル
3連複2頭軸流し
⑫-⑭-①⑤⑥⑦⑩⑪⑯

【三谷紬】
3連複BOX・3連単BOX
サリエラ
ディープボンド
タスティエーラ
マテンロウレオ

【天童なこ】
◎⑩サヴォーナ
○⑫ドゥレッツァ
▲⑭テーオーロイヤル
☆⑨シルヴァーソニック
△①サリエラ
△③プリュムドール
△④ワープスピード
△⑤ブローザホーン
△⑥ディープボンド
△⑦タスティエーラ
△⑯チャックネイト

【小木茂光】
◎⑤ブローザホーン
3連単フォーメーション
④⑤⑫→①④⑤⑦⑨⑩⑫⑭⑯→④⑤⑫

【守永真彩】
◎⑯チャックネイト
馬連流し・ワイド流し
⑯-①④⑤⑥⑦⑫⑭

【福原直英】
注目馬
ディープボンド

【田原成貴(元JRA調教師)】
◎⑭テーオーロイヤル

【三代目 中村福之助】
◎⑭テーオーロイヤル

【田中裕二(爆笑問題)】
◎⑩サヴォーナ

【北野日奈子】
◎⑭テーオーロイヤル

【中村均(元JRA調教師)】
◎⑭テーオーロイヤル

【大西直宏(元JRA騎手)】
◎⑫ドゥレッツァ

【熊沢重文(元JRA騎手)】
◎⑭テーオーロイヤル

【細江純子(元JRA騎手)】
注目馬
サリエラ
ブローザホーン

【酒井一圭(純烈)】
◎⑭テーオーロイヤル

【橋本マナミ】
◎⑭テーオーロイヤル

【やべきょうすけ】
◎⑫ドゥレッツァ
○⑭テーオーロイヤル
▲⑤ブローザホーン
△①サリエラ
△④ワープスピード
△⑨シルヴァーソニック
△⑰スマートファントム

【横山ルリカ】
注目馬
サリエラ

【じゃい(インスタントジョンソン)】
◎①サリエラ
○⑯チャックネイト
▲⑫ドゥレッツァ
△③プリュムドール
△⑤ブローザホーン
△⑩サヴォーナ
△⑭テーオーロイヤル

【稲富菜穂】
◎①サリエラ

【岡野陽一】
◎⑤ブローザホーン
○⑭テーオーロイヤル
▲①サリエラ
△④ワープスピード
△⑦タスティエーラ
△⑫ドゥレッツァ
△⑯チャックネイト

【津田麻莉奈】
◎⑤ブローザホーン

【安田和博(デンジャラス)】
◎①サリエラ
○⑨シルヴァーソニック
▲⑥ディープボンド
△④ワープスピード
△⑩サヴォーナ
△⑪マテンロウレオ
△⑯チャックネイト

【Lynn(声優)】
◎⑭テーオーロイヤル

【土井よしお(ワンダラーズ)】
◎⑭テーオーロイヤル
○⑤ブローザホーン
▲⑨シルヴァーソニック
△①サリエラ
△⑦タスティエーラ
△⑩サヴォーナ
△⑫ドゥレッツァ

【清水久嗣】
◎⑩サヴォーナ
○⑫ドゥレッツァ
▲⑭テーオーロイヤル
△⑨シルヴァーソニック
△①サリエラ
△⑪マテンロウレオ

【小泉恵未】
◎⑭テーオーロイヤル

【鈴木麻優(元岩手競馬騎手)】
◎⑫ドゥレッツァ

【大島麻衣】
◎⑫ドゥレッツァ

【熊崎晴香(SKE48)】
◎⑭テーオーロイヤル

【栗林さみ】
注目馬
メイショウブレゲ

【目黒貴子】
◎⑫ドゥレッツァ

【大関隼】
◎⑭テーオーロイヤル

【三浦拓実】
注目馬
ブローザホーン
テーオーロイヤル

【山本直】
◎⑭テーオーロイヤル

【藤原菜々花】
◎①サリエラ

【中野雷太】
◎⑭テーオーロイヤル

※順不同






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【天皇賞・春】ZBAT!最新情報 2024年4月28日() 04:43

①サリエラ

1953年レダ以来71年ぶりの牝馬Vを目指すディープインパクト産駒は、栗東の角馬場で体をほぐした。椎本助手は「もうできあがっているので、整える感じ。変わりなくいい状態で出走できそうです。枠もよく、良馬場でやれそうなのもいいですね」と語った。

④ワープスピード

阪神大賞典2着から挑むドレフォン産駒は、京都競馬場で1時間ほど引き運動を行った。中垣助手は「カイバも食べて元気がありますし、そのなかでリラックスしていい雰囲気で歩いていました。最高の枠ですし、すべてがかみ合ってくれれば」と期待を寄せる。

⑤ブローザホーン

日経新春杯の勝ち馬は栗東坂路を軽快なフットワークで駆け上がった。吉岡調教師は「冷静に走れていましたね。体も前走よりひと回り大きく見せており、状態は確実に上がっています。3000メートル超も2度目ですし、理解して走ってくれれば」と力を込めた。

⑦タスティエーラ

大阪杯11着から巻き返しを誓う昨年の日本ダービー馬は、京都競馬場でパドックのスクーリングなど約1時間の乗り運動。「来た当初は周りを気にするところはありましたが、環境に慣れて落ち着いてきています。前回よりカイバも食べられています」と吉田助手。

⑫ドゥレッツァ

昨年の菊花賞馬は柔らかな脚さばきで栗東CWコースを半周した後、京都競馬場へ。午前10時13分に入厩した。渡瀬助手は「調子は上がってきている印象です。カイバもちゃんと食べています。落ち着いて競馬に向かえれば楽しみですね」と笑みを浮かべた。

⑭テーオーロイヤル

長距離重賞を連勝中のリオンディーズ産駒は栗東Eコースを半周してから坂路を1本。小気味いいフットワークで駆け上がった。栗原助手は「競馬が近づくにつれて集中力が上がっています。疲れは感じないし、今が一番いい状態です」と好気配を伝えた。

⑯チャックネイト

AJCCで重賞初制覇を飾ったハーツクライ産駒は、京都競馬場のパドックでスクーリングなど約1時間の乗り運動を行った。吉田助手は「帰厩してからの動き自体も良かったですし、状態はいいと思います。距離も特別マイナスではないと思います」と話した。

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【天皇賞・春】前走後の談話 2024年4月28日() 04:42

サリエラ「長距離は合う。きょうは勝ち馬との距離経験の差が出た感じ」(ルメール騎手=ダイヤモンドS2着)

プリュムドール「枠も良かったし、流れが遅いなかでも上手に走れていた」(和田竜騎手=阪神大賞典4着)

ワープスピード「前半はリズムを大事にして、途中から勝負に動いていく競馬をしました」(川田騎手=阪神大賞典2着)

ブローザホーン「終始気分良く掛かり気味だったが、それでも3000メートルはもった」(菅原明騎手=阪神大賞典3着)

ディープボンド「自分の競馬はできたと思う」(岩田望騎手=阪神大賞典7着)

タスティエーラ「いい形で競馬ができたと思ったが…」(松山騎手=大阪杯11着)

ゴールドプリンセス「抜けてからも踏ん張ってくれて、強い競馬だったと思う」(松山騎手=松籟S1着)

シルヴァーソニック「久しぶりだったし、次はいいと思う」(武豊騎手=阪神大賞典11着)

サヴォーナ「2周目の3コーナーでエンジンのかかりが遅く、上位と差がついた」(池添騎手=阪神大賞典6着)

マテンロウレオ「この経験が次に生きてくればいいけど、課題が残る内容でもあった」(昆師=日経賞4着)

ドゥレッツァ「休み明けだったし、3000メートルと2000メートルではリズムが違った」(ルメール騎手=金鯱賞2着)

スカーフェイス「リズム良く運べたし、乗りやすく、距離も大丈夫だった」(松若騎手=大阪―ハンブルクC4着)

テーオーロイヤル「この馬場、距離のなか、ゴールまで全くスピードが衰えることなく走り切ってくれた」(菱田騎手=阪神大賞典1着)

メイショウブレゲ「着順以上の収穫はあった」(酒井騎手=阪神大賞典8着)

チャックネイト「素晴らしいスタミナを見せてくれた」(キング騎手=AJCC1着)

スマートファントム「狭いところからよくしのいでくれた」(藤岡康騎手=御堂筋S1着)

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【天皇賞(春)2024】前日オッズ テーオーロイヤルが2.6倍で1番人気 2024年4月27日() 18:05

4月28日に京都競馬場で行われる天皇賞(春)(G1・芝3200m)の18時時点での前日単勝オッズは以下の通り。

単勝オッズ1番人気には、ダイヤモンドS、阪神大賞典と長距離重賞連勝中のテーオーロイヤル(牡6・岡田稲男厩舎)が支持されている。


<馬番・馬名・単勝オッズ>
テーオーロイヤル 2.6
ドゥレッツァ 2.9
サリエラ 7.1
タスティエーラ 8.8
ブローザホーン 12.0
ディープボンド 27.2
ワープスピード 28.7
チャックネイト 37.0
シルヴァーソニック 37.8
マテンロウレオ 40.7
サヴォーナ 53.9
プリュムドール 111.5
ゴールドプリンセス 126.8
ハピ 131.1
スマートファントム 137.2
メイショウブレゲ 148.5
スカーフェイス 294.2

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タスティエーラの関連コラム

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有馬記念武豊騎手騎乗のドウデュースが、鮮やかに差し切り勝ち。スタートは決して良くなかったものの、その後はじっくり溜めて、3コーナーから徐々に進出。直線は粘るタイトルホルダースターズオンアースを測ったように差し切った。

期待した◎タイトルホルダーも、絶好枠を生かしての逃げ。4コーナーでは後続を突き放し、直線もギリギリ一杯まで粘り込んだ。引退レースでの見事な3着激走だった。

また、勝ち切れなかったとはいえ大外枠の不利を克服して2着に粘ったスターズオンアース&ルメール騎手も素晴らしかった。とにかくゲートに集中し、トップスタートからスッと2番手を確保すると、そこからはいつも通りの運び。道中はスムーズにリラックスさせ、直線も最後まで持たせた。惜しむらくは2週目の3コーナー入り口で内ラチに接触したことで少しリズムを崩してしまったこと。あそこがなければもっと際どかったかもしれない。以前より器用さも出て来ており、今後もコースや距離を問わず走れそうで、崩れるイメージはあまりわかない。とにかく順調に使えれば2024年も大いに活躍に期待ができるだろう。

4着ジャスティンパレスは、中山のコーナー適性があまりない中でもよく追い込んできた。最後の脚は目立っており、得意の京都の長丁場なら改めて期待大。天皇賞(春)は順調に行けば勝ち負け濃厚だろう。

今年は3歳勢の出番はなかったが、タスティエーラは再三不利を受けながらもラストで伸びて来ており、改めて地力の高さを印象付けた。こちらは父同様に宝塚記念か、あるいは気は早いが暮れの香港ヴァーズあたりが最も合いそうだ。スタミナ豊富なので、天皇賞(春)でも十分に好勝負可能だろう。以前から申し上げている通り、外国人騎手が合うタイプだ。

それにしても、天皇賞(秋)直前にケガをしてしばらく戦線を離れながらも、暮れに戻って来てグランプリを勝つのだから、武豊騎手はすごい。

ドウデュースも私も帰ってきました」

という第一声で思い出したのは、2013年の日本ダービーキズナで制した後のインタビューだ。当時の武豊騎手は落馬の影響などもあり長きに渡る不振にあえいでいたが、そんな状況からの復活を遂げたのが、あのダービーだったように思う。当時もレース後のインタビューで同じように、「帰ってきました」と口にしていた。

ドウデュース自身もこれで完全復活。順調なら来年は再度秋のフランスの大舞台に挑むことになるのかもしれない。今からその瞬間を楽しみに待ちたい。3歳時とは違い、馬体を見ても明らかにパワーをつけた今なら、また異なる結果がもたらされる可能性もありそうだ。

~ホープフルSの注目馬は?~

さて、最後はホープフルSの注目馬で締めたい。注目はこの馬。

レガレイラ(ルメール騎手)

注目はレガレイラ&ルメール騎手。とにかく追ってからグッとギアが入る走りが素晴らしく、牝馬同士のスローの決め手比べよりは、牡馬相手でも暮れの中山のタフな馬場のほうが合いそうなタイプ。前走は究極の上がりのレースになり、位置取り負けしただけ。中山芝2000mなら巻き返せるとみる。抽選対象(11/14)だったが突破をはたし出走が叶ったここは有力だろう。

……というわけで、いよいよホープフルSで2023年の中央競馬は終わり。そして、2018年10月より続いて来た本コラムも今回でひと区切り、ラストとなります。5年間、テーマもすべて自分自身で決め、本当に好きなように書かせていただきました。一度も途切れずに続けられたことは自信になりましたし、今後もこれまで通りコツコツ続けて行く選択肢もあったのですが、自分自身のさらなる成長のために、キリの良いところでひと区切りとさせていただきました。今までお付き合いいただいた皆様、本当にありがとうございました。何か一つでも、お役に立てたなら幸いです。またどこかでお会いしましょう。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。


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2023年12月22日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】実は怪しい「内枠有利説」も、今年は本当に内枠有利になるかもしれないその理由とは?
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思えば初めて枠順抽選があった有馬記念から、数えること今年で10回目になる。……たぶん。

たぶん、というのはコロナ禍でどうだったか……などについて調べていないためだ。調べればい話なのだが、正直本稿の趣旨とはあまり関係ないので割愛した。ご容赦を。

何はともあれ、有馬記念の枠順抽選、最初は2014年。ただ、この時はシステムが違った。

まず抽選をして→選ぶ順番を決める→そして抽選で決まった順に→入りたい枠を指名する

といった流れだった。現在のやり方との大きな違いは、陣営が入りたい枠を指名できるという点だ。

ところが、ここでなんとも具合の悪いことが起こってしまった。最初に枠を選ぶ権利を得て、2枠4番を選択したのがジェンティルドンナ。2番目に枠を選ぶ権利を得て、3枠6番を選択したのがトゥザワールド

ココまで書いたら勘のいい方はおわかりだと思うが、なんとこの2頭がレースでも1~2着になってしまった。しかもジェンティルドンナは4番人気1着、トゥザワールドは9番人気2着。馬連は万馬券である。

「なってしまった」

というのも変な話なのだが、これは主催者としては歓迎せざる事態だったと思われる。そりゃそうだろう。できる限り競馬は公平であると示す努力を日々しているにも関わらず、枠順という人間が決める要素によって、こうも有利不利があることがわかってしまうと、

「なんだ、実力よりも枠が大事なのかよ」

と思われてしまう。ましてライト層が多い有馬記念でそういった事態が起こるインパクトは大きい。枠が結果を大きく左右するということをあまりに公然と知られてしまうのは、主催者にとっては嬉しい話ではないのだ。

ただ、この出来事のインパクトは大きく、それまでも内枠有利だと思われていた有馬記念が、より一層そう(内枠有利だと)思われるようになった。それを意識してなのかどうか確実なことは言えないが、恐らくそんな状況を受けて、翌年からは選択制ではなく、今と同じように抽選で枠が決まるというシステムになった。つまり、陣営に選択権はなくなった。

とはいえ、以後も内枠が欲しいという各陣営の願いは変わらず続いている。だが、続かなかったこともある。それは、

「内枠有利」

という傾向そのものである。

とりわけ近年はむしろ外枠有利とまではいわずとも、内枠はあまり良くない。直近5年をみると顕著で、1~2枠はほぼ壊滅。もちろん外枠有利ではないのだが、代わりに台頭しているのが内過ぎず、外過ぎない中枠だ。

<参考>過去5年

1~2枠(0-1-0-19)
3~5枠(5-2-3-20)
6~8枠(0-2-2-26)

この通り、ハッキリ「中枠有利」の結果が現れている。1~2枠から馬券圏内まで突っ込んできたのは、昨年2枠3番から2着に入ったボルドグフーシュのみ。この馬とて後方に下げて外をマクって来たもので、イメージするような「内枠先行」ではなかった。

理由を説明すると、

1,コース自体は外枠不利
2,馬場が良ければ内枠有利
3,馬場が悪くなると内枠有利ではなくなる
4,かといって外枠はやっぱり不利
5,内枠不利で外枠も不利なので、最も有利になるのは中枠

ということになる。

こういうことを書くと、

「いやいや、イクイノックスがたまたま中枠に入っただけじゃないか」

とか、

「ほかの強い馬も中枠に入ったのではないか」

とか、

「たった5年程度のデータではサンプル数が……」

とか、

「たったひとつふたつ枠がズレるだけでそんなに違うのか」

とか、いかにもそれらしい反論が来そうではあるが、そういう意見もあることを踏まえた上で、すべて反論するほどの時間もないので話を進めたい。(最後の質問だけは明確に、違う、と伝えたい。枠が1つズレるだけでレースの動きは全く異なるケースが多々ある)

前述の仮説が正しいとすると、コース形態は外枠不利で不変であるが、馬場が悪くなると内枠も不利になる。そして、馬場が悪くなるかどうかは天候も大いに関係してくる。

そこで気になるのは今年の天候推移だ。実は過去5年の有馬記念が行われる12月の中山開催においては、必ず芝がやや重に悪化する日があった。12月の前半開催であれ有馬記念当週であれ、開催中の馬場悪化は、当該週のみならず、その後の馬場状態にも大なり小なり影響を与えるのが競馬という競技だ。4週目の日曜日に行われる有馬記念は、開催中の馬場悪化の有無の影響を受けやすい。だから、近年は内枠有利になっていないという側面がある。

ところが、今年の中山は好天に恵まれている。3週目まではずっと良馬場で、4週目を迎え寒さこそ厳しくなってきてはいるが、幸いにして有馬記念が行われる週末も晴れ予報。このままいくと、

「ずっと良馬場のまま有馬記念を迎える」

ことになる。仮にそうなれば、2017年以来6年ぶりのことである。

となると気になるのは2017年の有馬記念の結末だが、この年に限っていえば、実はイメージ通りの内枠有利だった。キタサンブラックの逃げ切りは馬の力が違った可能性があるにしても、2着に突っ込んだのは2枠3番に入った8番人気の牝馬クイーンズリングだった。クイーンズリングは道中インをロスなく立ち回ると、直線もしぶとく内から伸びて2着確保。外から伸びて来たシュヴァルグランスワーヴリチャードルージュバックといった馬たちの追撃を退けての好走だった。

つまり、有馬記念の「内枠有利説」は案外怪しいものでもあるのだが、今年に関しては「空模様の関係で」本当に内枠有利になる可能性が高い。

有馬記念の注目馬は?~

以上を踏まえて、最後に有馬記念の注目馬を挙げたい。

タイトルホルダー横山和生騎手)

引退レースとなるタイトルホルダーに注目。今回は絶好の2枠4番を引けたのがまず大きい。過去2度の有馬記念はいずれも外枠で、しかもパンサラッサがいたりしてレースの組み立てが難しかった。今年はその点スンナリと内枠から先手を取れそうで、明確に絡んでくるような馬もいない。まして有力馬はいずれも溜めるタイプで、早めに押し上げて来る地力上位馬はタスティエーラくらいだろう。過去2年よりマークも薄くなりそうなので、ラストランでの激走のチャンスありとみている。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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2023年12月21日(木) 11:00 くりーく
くりーくの中間調教チェック 有馬記念2023
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


12月24日(日)中山11R 第68回有馬記念(3歳以上G1・芝2500m)

🏇『過去5年の成績(2018年~2022年)』は👉こちら👈
🎯12月21日(木)17時~『有馬記念公開抽選』は👉こちら👈

【登録頭数:20頭】(フルゲート:16頭)


<前走:ジャパンカップ 東京芝2400m(レース映像)> 中3週

スターズオンアース(3着 496kg(+12kg))<B>
🏇『前走の追い切り
前走は天皇賞(秋)回避明け&休み明けで、最終追い切りまでビッシリ追っていたので太め残り懸念から軽視。ただ実際にはプラス体重でもそれほど太い感じには見えず、仕上がりは良かった。この中間は前走の反動が出るのではないかと気になっていたが、1週前追い切りでは3頭併せの内で力強く先着していて疲れはなさそう。ただ右回りは前半の行きっぷりが悪くなるので、そのあたりはポイントになりそう。

ドウデュース(4着 504kg(-8kg))<A>
🏇『前走の追い切り
天皇賞(秋)ジャパンカップと秋2戦を使われてきて、前走時も良化気配を感じさせていたが、この中間の1週前追い切りでは頭の位置が低くなって首が前に出る走りに変わり、前走時からの上積みに期待できそうな気配。他にも、追い切りに入る時の一歩目がスッと流れるようにスムーズになっているように見えた。馬の出来が良くなってきたことと、武豊騎手との相性の良さがマッチした感じで、前走からのさらなる上積みに期待。

タイトルホルダー(4着 476kg(+4kg))<B>
🏇『前走の追い切り
⛑『前走のジョッキーカメラ
前走はオールカマーから間隔が空いていたこともあってか、動きこそ良く見せていたように思うが、1週前、最終追い切りと併せ馬での追い切りで叩き台という印象だった。この中間は、単走追いで好時計を出すこの馬の好調子時のパターンできており、引退レースに向けて調子を上げてきている模様。

ディープボンド(10着 494kg(-14kg))<D>
🏇『前走の追い切り
今年で3年連続の出走となり2年前には2着に好走しているが、年々追い切りの動きがズブくなっている。この中間の1週前追い切りも、若い頃に比べると走る気持ちが感じられない動きだった。


<前走:菊花賞 京都芝3000m(レース映像)> 中8週

タスティエーラ(2着 480kg(+2kg))<A>
🏇『前走の追い切り
⛑『前走のジョッキーカメラ
ダービーからの休み明けで臨んだ菊花賞だったが、入念な乗り込みで当日のパドックでもスッキリとしていて仕上がりは良かった。この中間も前走時以上の入念な乗り込みで、2週前、1週前と南Wで好時計で先着しており、あいだの日曜日にも3週連続坂路で速めの時計をマーク。かなりの上積みが窺える。

ソールオリエンス(3着 464kg(+4kg))<A>
🏇『前走の追い切り
今回は春のクラシックほどの人気にはならないと思われるが、条件も鞍上もプラス材料で思い切ったレースができそうな点も強みになる。切れる脚のある馬で仕掛けどころが難しいところはあると思うが、調教内容を見ても併せ馬で遅れることはなく、終いの時計もしっかり出ていて末脚が切れる。


<前走:エリザベス女王杯 京都芝2200m(レース映像)> 中5週

ハーパー(3着 484kg(+4kg))<B>
🏇『前走の追い切り
秋に入って馬体が大きく増えており、前走時もさらに増えていたが、パドックでは太め感はなく春からの成長分と言って良さそう。前走時は坂路での調整のみだったが、この中間は本来のCW中心の調教内容に戻っており、1週前追い切りでは同厩舎のドウデュースとの併せ馬を消化。動きはやや見劣ったもののしぶとく喰らい付いていて前走以上の動き。

ライラック(4着 442kg(-6kg))<D>
🏇『前走の追い切り
牝馬限定なら好走するが、今年の春3戦のように牡馬相手だとやや力が足りない面がある馬。この中間の追い切りでは、1週前に好時計が出ていて併走馬を突き放しているが、内ラチ沿いを走ってのもので直線の走りも前走時のほうが迫力があった印象。やや物足りない動きに見えた。


<前走:京都大賞典 京都芝2400m(レース映像)> 中10週

プラダリア(1着 470kg(+6kg))<B>
🏇『前走の追い切り
京都大賞典から少し間隔が空いているが、前走時のように1週前、最終追い切りと強めに追われた時は好走する馬で、1週前は気合乗りも良く終い追われてしっかり伸びて状態は良さそう。輸送はあるものの最終追い切りもCWを長めから強めに追われたほうがこの馬の好走パターンに当てはまる。最終追い切りにも注目したい。

ブローザホーン(中止 414kg(-8kg))<C> ※除外対象馬
🏇『前走の追い切り
前走(競走中止)から間隔を空けて、この中間南Wを馬なりで長め4本。かなり小柄な馬なので本数は足りているが、時計はそれほど目立たず。


<前走:アルゼンチン共和国杯 東京芝2500m(レース映像)> 中6週

ヒートオンビート(3着 476kg(-8kg))<B>
🏇『前走の追い切り
毎回パドックでは小気味良い動きで良く見せる馬。この中間もかなり乗り込まれていて、1週前追い切りではいつも通り3頭併せの内に併せて動きも前走時並みに良い。好調キープ。

ディアスティマ(13着 488kg(+4kg))<E> ※除外対象馬
🏇『前走の追い切り
休み明けの前走を一度使われたが、この中間の追い切りでは時計平凡で併走遅れが続き、調子が上がってきていない印象を受ける。


<前走:その他のレース出走馬>

スルーセブンシーズ凱旋門賞:4着 芝2400m 3ヶ月)<A>
🏇『前走の追い切り
⛑『前走のジョッキーカメラ
凱旋門賞からの休み明けだが、入念な乗り込みで2週前、1週前には南Wで好時計。1週前の動きを見ても、宝塚記念の時よりもハードに追われていて状態面はかなり良さそう。

シャフリヤール(BCターフ:3着 芝2400m 中6週)<C>
🏇『前走の追い切り
🏇『12月6日香港での追い切り
BCターフ後に、有馬記念ではなく香港ヴァーズ出走を選択している時点で、中山2500mに関して何らかの不安要素があってのこと。状態面に関しても、香港での取り消し後のバタバタや、米国遠征から約1ヶ月半ほど坂路やCWなどトレセンでの調整ができていない点もマイナス材料になる。

ウインマリリン(BCフィリー&メアターフ 芝2400m 中6週)<D>
🏇『前走の追い切り
米国から帰国後、美浦で調整されているが、1週前追い切りは舌を出して走っていて動きも重く、伸び脚平凡といった様子。

ジャスティンパレス天皇賞(秋):2着 芝2000m 468kg(-2kg) 中7週)<B>
🏇『前走の追い切り
1週前にCWで強めに追われる馬で、休み明けの前走時はモタモタした動きであまりよく見えなかった。この中間の1週前追い切りでは重め感が解消し、直線でも一気に突き放してみせた。出来は前走以上。

アイアンバローズステイヤーズS:1着 芝3600m 504kg(-10kg) 中2週)<C>
🏇『前走の追い切り
2走前の京都大賞典の時は、追い切りでもパドックでもうるさい面を見せていて集中力を欠いていたが、前走時は坂路での調教中心に変えてきたことも手伝ってか追い切りの動きもパドックも集中していた様子で、好仕上がり。この中間も坂路での調整が続けられているが、1週前追切は終いに頭が上がり気味で、前走時の仕上がりには及ばない動きだった。

ホウオウエミーズ福島記念:1着 芝2000m 450kg(±0kg) 中5週)<B>
🏇『前走の追い切り
前走時の追い切りでもかなりの動きを見せていたが、この中間の1週前追い切りでも強めに追われて伸び脚上々で、出来は引き続き良さそう。

マテンロウレオ(チャレンジC:5着 芝2000m 484kg(+14kg) 中2週)<C> ※除外対象馬
追い切りでは速い時計が出る馬だが、1週前追い切りの映像からは力みがあって押さえが効かず、走り過ぎてしまっている感じあり。

ドゥラエレーデ ※出走回避


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、タスティエーラソールオリエンスドウデューススルーセブンシーズの4頭をあげておきます。


◇今回は有馬記念編でした。
12月に入っても暖かい日が多く、例年だとキリの影響で動きがしっかり確認できないことがある有馬記念の追い切りも、今年はそんな気配もないのかななどと思っていたら1週前に一気の冷え込み。何とか冬を間に合わせたような形で、急な季節の変化に人間の体もついていかなくてはならず、体調管理には気をつけて週末の有馬記念に臨みたいところですね。人が大変なら馬も大変、気を遣うこともこれまで以上にあると思います。今年最後の大一番で余力がどれだけ残っているかも重要なレースでもありますので、例年以上に状態面のチェックはしっかり行っていきたいと思います。
過去5年の連対馬の調教内容は、「最終追い切り=馬なり」の馬が7頭とまず目立つところ。ただ、間隔を空けて臨んだ馬は最終追い切り等で強めに追ってきていた馬も多く、昨年の勝ち馬イクイノックスもほぼ馬なりの調整だったものの、1週前の日曜日だけは坂路で一杯に追われていました。1週前か最終追い切りで強めの追い切りを消化できるだけの状態にあるという点は、過去5年の連対馬に共通しているところで、今年もそのあたりは一つのポイントとなりそうです。
毎年いろいろなドラマが生まれる有馬記念。混戦模様の今年は一体どんな結末を迎えるのでしょうか。暗いニュースが多い世の中ですが、大谷選手や阪神タイガースに続き最後は競馬が盛り上げて、明るい話題を届けてもらいたいですね。

有馬記念出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2023年11月24日(金) 14:00 TARO
【TAROの競馬研究室】今年は東スポ杯以上に京都2歳Sに注目!/ジャパンカップ展望
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マイルCSは最終的に本命にしたナミュールが勝利。当日乗り替わりで一瞬不安になったが、改めてレースを見直すと2戦目の赤松賞では溜めるレースをして強烈な末脚を繰り出していた。藤岡康太騎手ならこれまでと異なる面を出してくれるかも…と期待を持ちつつ、人気がみるみる落ちて行くのを眺めていた。

結果としては展開や馬場を考えると、むしろ乗り替わりがプラスに働いた面もあった。ムーア騎手だったならば、恐らく早めに動いてしまい、勝ち切ることはなかっただろう。展開や馬場、そして当日のジョッキー変更など、様々な巡り合わせによって成し遂げられた、待望のG1制覇だった。

先週はもうひとつ、出世レースとして注目された東京スポーツ杯2歳ステークスが行われたが、こちらは平凡な内容。近年と比べるとメンバーレベルも低く、今年は出世レースにはならないかもしれない。むしろ今週末の京都2歳ステークスの方に素質馬が揃った。

オールナットシンエンペラーなどのキャリア1戦組に加えて、パワーホールホウオウプロサンゲなどキャリア2戦以上の組も充実している。今年の2歳世代の出世レースは、京都2歳ステークスになるかもしれない。

それでは今週末の注目馬を。

~今週末の注目馬~

今週末はもちろんジャパンカップから。

ダノンベルーガ(モレイラ騎手)

注目はダノンベルーガ&モレイラ騎手。
天皇賞(秋)は伸びあぐねたが、結果的には溜める競馬で距離延長に向けて…と考えれば悪い内容ではなかった。モレイラ騎手はとにかく芝の中長距離に強く、レーベンスティールセントライト記念を勝利し、ゼッフィーロアルゼンチン共和国杯を勝利、菊花賞でもタスティエーラを2着に持ってきている。もともとダノンベルーガは世代屈指の能力上位馬。陣営も当初からジャパンカップを目標にしてきたフシがある。ハーツクライ産駒が強いレースでもあり、そろそろ巻き返しが怖い。

※週末の重賞の最終本命馬は、ブログ『TAROの競馬』にて無料公開予定です。


○TARO プロフィール

栃木県出身、競馬予想家。2004年にブログ『TAROの競馬』スタート。2012年より開始した有料メルマガ『回収率向上のための競馬ノート』はまぐまぐ競馬部門で読者数第1位。『競馬記者では絶対に書けない騎手の取扱説明書』(ガイドワークス)など著書多数。最新刊は『馬券力の正体 収支の8割は予想力以外で決まる』(オーパーツ・パブリッシング)。

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2023年10月19日(木) 15:30 くりーく
くりーくの中間調教チェック 菊花賞2023
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こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。


10月22日(日) 京都11R 第84回菊花賞(3歳G1・芝3000m)

【登録頭数:17頭】(フルゲート:18頭)


<前走:セントライト記念 中山芝2200m(レース映像)> 中4週

ソールオリエンス(2着 460kg(±0kg))<B> 優先出走馬
☆『前走の追い切り
休み明けの前走はパドックではまだ馬体に余裕がある感じで緩さがあった。前走を使われてのこの中間も、南Wで2週前、1週前と追われて好時計が出ている。ただ、1週前の併せ馬では直線強めに追われたものの併走相手のウインマリリンを突き放すことができず、重さを残した印象の走りだった。

ウインオーディン(6着 482kg(+4kg))<B>
休み明けを2回使われてこの中間は南Wと坂路で入念な調整。1週前追い切りでは楽な手応えで先着と、上積みが期待できそう。


<前走:神戸新聞杯 阪神芝2400m(レース映像)> 中3週

サトノグランツ(1着 492kg(+2kg))<A> 優先出走馬
☆『前走の追い切り
前走は阪神での重賞勝ちも春には京都コースで重賞を勝っていてコース適性は高い。前走時は、休み明けだったが最終追い切りの動きがかなり良く、パドックでもスッキリした馬体を見せ好仕上がりだった。この中間も坂路中心にプールも併用しての調整となっており、1週前追い切りでは3頭併せで素軽い動き。上積みが見込める。

サヴォーナ(2着 528kg(+12kg))<A> 優先出走馬
前走は休み明け、コラムでも指摘した通り馬体が増えていてパドックでは明らかにお腹の辺りに余裕があった。それでもレースでは好位からしぶとく伸びて差のない2着に好走。この中間は1週前にCWで強めに追われて併せて先着と、前走を使われての上積みには十分期待がもてる。

ファントムシーフ(4着 502kg(+12kg))<C> 優先出走馬
☆『前走の追い切り
休み明けの前走、馬体重は10キロ以上増えていたが太め感はなかった。この中間は、1週前に3頭併せの外を一杯に追われ力強く伸びて先着を披露。ただ、前走のレース内容やこの中間の追い切りと頭が高くなり前に伸びるというより上に抜けてしまう感じの走りになっている点がどうか。

ハーツコンチェルト(4着 492kg(-2kg))<C>
☆『前走の追い切り
休み明けの前走時は、マイナス体重も動きが鈍くまだ締まりそうな馬体だった。この中間、1週前追い切りでは前走でも併せた未勝利馬にしぶとく食い下がられていて、調子の良し悪しというよりは右回りだと反応が鈍い。

ショウナンバシット(7着 486kg(±0kg))<A>
休み明けの前走は最終追い切りで抑えきれないほど気合乗り抜群で、かなり良い出来に見えて本命◎に指名。ただ、レースでは勝ち馬の後ろを追走してきて直線でジリジリしか伸びなかった。この中間も2週前、1週前とCWで速い時計をマーク、1週前を見ると楽な手応えでここもかなり良い動きと、出来自体は引き続き良好に映る。

マイネルラウレア(8着 496kg(-6kg))<C>
休み明けの前走時は、追い切りでの動きが重く当日マイナス体重でも緩さが残っていた感じ。休み明け2戦目となる今回、1週前にCWで追い切られたが前走時よりも時計がかかっていて、良化は思いのほかスローとの印象。

シーズンリッチ(10着 498kg(+8kg))<D>
☆『前走の追い切り
前走のパドックではいつものうるさい面はまだマシだったが、レースではペースが緩むと行きたがってしまい4角早め先頭も直線早々に脚が上がってしまった。この中間も栗東での調整が続くが、頭が上がり気味の走りで物足りない内容。

ナイトインロンドン(11着 482kg(+6kg))<B>
☆『前走の追い切り
前走は追い切りの動きが良く状態十分といった具合に映ったが、パドックでは周りを気にしていてやや集中力を欠く感じだった。この中間も1週前に南Wで追い切られて動きは前走時よりも良く、競馬場は違うが長距離輸送も2度目となるため、前走よりも気持ちの面で良いほうに向きそう。


<前走:その他のレース出走馬>

タスティエーラ日本ダービー:1着 芝2400m 478kg(±0kg) 5ヶ月)<A>
☆『前走の追い切り
ダービーからの休み明けになるが時計を出し始めた3週前からいきなり3頭併せで速い時計を出して先着と重め感はまったくなく元気な走りで牧場での調整が順調だった感じ。1週前の追い切りでも直線強めいに追われて一気に突き放し力強い動き。今回は長距離輸送があるので1週前でこれだけ出来ていれば直前は馬なりで十分な仕上がり。

トップナイフ札幌記念:2着 芝2000m 482kg(-2kg) 中8週)<B>
前走は軽めの調整2本で出走だったので軽視したが、ジョッキーの好騎乗で2着に好走。この中間は栗東CWを中心に乗られていて、日曜には坂路でも速い時計と、反動よりは上積みのほうを感じ取れる過程となっている。

ノッキングポイント新潟記念:1着 芝2000m 494kg(+6kg) 中6週)<C>
☆『前走の追い切り
前走は古馬相手に重賞制覇。状態も良かったとは思うが、好騎乗、枠順、斤量面と恵まれた面もあり、すべてが上手くいった感じだった。この中間も南W中心の調整で、日曜には改修された坂路での調整に戻って優秀な時計をマーク。ただ前走時もパドックでチャカチャカした面を出しており、距離延長がプラスにはなるかというそうではなく……。

ドゥレッツァ(日本海S:1着 芝2200m 456kg(-6kg) 中8週)<A>
前走3勝クラス勝ちで未勝利から4連勝。その間京都新聞杯1、2着馬に先着していて能力は高い。これまでの調教では併せ馬で遅れたことがなく、この中間は1週前追い切りで抑えきれない手応えから直線併走相手を一気に突き放す上々リハを見せてきた。引き続きかなりの好状態だろうう。

ダノントルネード(日本海S:8着 芝2200m 514kg(±0kg) 中8週)<D>
☆『前々走の追い切り
休み休み使われてきている馬だが、前走時のパドックでは馬体重こそ増減なしでもふっくらした感じがなく硬さを感じる馬体だった。この中間も併せ馬での追い切りが1本のみで、1週前も月曜こそ坂路で終い速い時計を出しているものの水、土、日と軽めの調整に終始。ビシッと追われていない点はマイナスになりそう。

パクスオトマニカ(レパードS:15着 ダ1800m 488kg(+2kg) 中10週)<D>
☆『前走の追い切り
前走はダートが向かないところもあったかもしれないが、追い切りでも終いの時計がかかっていた。この中間も南Wで乗られているが、春の良い時と比べるとまだ物足りない。

リビアングラス(阿賀野川特別:1着 芝2200m 500kg(+12kg) 中8週)<A>
☆『前々走の追い切り
デビュー戦の時から毛艶が良く好馬体で、パドックでは毎回目にとまる馬。跳びが大きく切れる感じはないが、先行力がありしぶとさも兼ね備える。淀の3000mは絶好の舞台だろう。休み明けの前走は馬体が増えていたが太め感はなく、むしろ迫力が増した感じで成長著しい。ローテーションに余裕があり、この中間はこれまでの坂路中心からCWを長めからのメニューに変えてきている。併せ馬でも先着をはたすなど、休み明けを使われての上積みが感じられる。


<参考:出走予定馬の対戦成績>
◇ホープフルS(レース映像)中山芝2000m
2着:⑧トップナイフ、4着:①ファントムシーフ、7着:②ハーツコンチェルト
共同通信杯レース映像)東京芝1800m
1着:⑧ファントムシーフ、4着:⑥タスティエーラ、5着:⑪ウインオーディン、6着:④シーズンリッチ
◇弥生賞(レース映像)中山芝2000m
1着:⑥タスティエーラ、2着:④トップナイフ
皐月賞レース映像)中山芝2000m
1着:①ソールオリエンス、2着:⑭タスティエーラ、3着:⑦ファントムシーフ、5着:④ショウナンバシット、7着:⑧トップナイフ、8着:⑥ウインオーディン、14着:⑱マイネルラウレア
京都新聞杯レース映像)京都芝2200m
1着:⑥サトノグランツ、2着:⑦ダノントルネード、3着:⑫リビアングラス、5着:②マイネルラウレア
日本ダービーレース映像)東京芝2400m
1着:⑫タスティエーラ、2着:⑤ソールオリエンス、3着:⑪ハーツコンチェルト、5着:⑮ノッキングポイント、7着:⑬シーズンリッチ、8着:⑭ファントムシーフ、11着:⑱サトノグランツ、13着:⑯パクスオトマニカ、14着:④トップナイフ、16着:⑥ショウナンバシット


※今回このコラムでの中間の状態からの推奨馬は、タスティエーラドゥレッツァリビアングラスサトノグランツショウナンバシットサヴォーナの6頭をあげておきます。



◇今回は菊花賞編でした。
菊花賞と言えば、芝3000mという出走馬にとって未知の距離とともにポイントとなるのが、3コーナーからの下り坂ではないかと思います。特にここ2年はリニューアル工事で開催がなかったこともあり、京都競馬場でレースを経験したことのある馬も出走馬中4頭で、それら馬たちも京都新聞杯の1回のみ。1度しか走っていないからあまり参考にならないと考えるか、経験できている点は大きなプラスになると考えるかは意見が分かれるところだと思いますが、私個人としては特殊なコースであることから1度でもこのコースを走っている点はプラスになるのではないかと思っています。さらに、当時騎乗していた騎手が今回も同じ馬とタッグを組んで出てくる場合は相当メリットが大きいと踏んでいます。
そのほか、京都競馬場で開催された過去5年(2016年から2020年)の連対馬の調教内容について見てみたところ、1週前にCW及び南Wで追い切られていた馬が10頭中9頭、最終追い切りはCW及び南W5頭、坂路4頭、芝コース1頭となっており、1週前にWコースで追い切っていた馬がほとんどだった点が特に目立ちます。やはり長距離戦ということで、中間に長めからの追い切りは必要になってくるということでしょうか。坂路だけササっとやっている馬は軽視したほうが良さそうです。
最後に、個人的なおススメポイントとして、長距離での実績が良い騎手と何だかんだで距離が長いのでロスなく走れる内枠の馬は注意、この2点を記して締めくくりたいと思います。


菊花賞出走各馬の最終追い切り評価については、最終予想内でコメントする予定です。
※最終結論は、レース当日のくりーくプロページでチェックしてください。

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2023年10月15日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2023年10月15日号】特選重賞データ分析編(380)~2023年菊花賞
閲覧 2,276ビュー コメント 0 ナイス 4



次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。


最新版公開中! 本稿掲載重賞含む、その他の注目競走見解はコチラ『週末メイン「1点」分析EXTRA編』で!


<次週の特選重賞>

G1 菊花賞 2023年10月22日(日) 京都芝3000m外


<ピックアップデータ>

【“同年4月以降の、JRAの、G1・G1のレース”において3着以内となった経験の有無別成績(2019年以降)】
○あり [4-3-3-18](3着内率35.7%)
×なし [0-1-1-42](3着内率4.5%)

 皐月賞以降の戦績が最大のポイント。G3やオープン特別、条件クラスのレースを主戦場としてきた馬は疑ってかかるべきでしょう。なお“同年4月以降の、JRAの、G1・G1のレース”において3着以内となった経験がなかったにもかかわらず3着以内となった2頭は、いずれも父がエピファネイアでした。

主な「○」該当馬→ソールオリエンスタスティエーラダノントルネードハーツコンチェルト
主な「×」該当馬→ドゥレッツァノッキングポイント


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「前走の着順が3着以内」だった馬は2019年以降[3-4-4-31](3着内率26.2%)
主な該当馬→ソールオリエンスタスティエーラドゥレッツァノッキングポイント

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タスティエーラの口コミ


口コミ一覧

恥ずかしい馬予想2024.04.28[結果]

 DEEB 2024年4月29日(月) 16:32

閲覧 11ビュー コメント 0 ナイス 0

東京 8R 4歳以上2勝クラス(混合)[指定]
◎ 6 エンデミズム…1着
○ 5 スズカダブル…7着
× 9 ☆バニシングポイント…4着
[結果:ハズレ×]

東京 9R 陣馬特別 4歳以上2勝クラス(混合)[指定]
◎ 6 ファベル…3着
○ 7 ワンデイモア…8着
☆ 5 フィデリオグリーン…6着
[結果:ハズレ×]

東京10R ブリリアントステークス (L) 4歳以上オープン(国際)(特指)
◎ 1 ダノンラスター…7着
○ 6 テンカハル…9着
▲14 クールミラボー…3着
△11 ブレイクフォース…5着
× 2 キタノヴィジョン…8着
[結果:ハズレ×]

東京11R スイートピーステークス (L) 3歳オープン(国際)牝(指定)
◎12 シュネルラウフェン…7着
○ 2 ハワイアンティアレ…8着
▲10 イゾラフェリーチェ…9着
△ 7 ベストミーエヴァー…3着
[結果:ハズレ×]

京都 7R 4歳以上1勝クラス(混合)[指定]
◎ 9 ジーニアスバローズ…1着
○ 8 ☆ウォーターハウス…5着
▲ 1 タッチャブル…2着
[結果:アタリ○ 馬連 1-9 930円]

京都10R JRAウルトラプレミアム ライスシャワーカップ 4歳以上3勝クラス(混合)(特指)
◎ 4 ミルトクレイモー…2着
○ 1 タツダイヤモンド…4着
▲14 ハギノモーリス…12着
× 3 ☆ショウナンラスボス…6着
[結果:ハズレ×]

京都11R 天皇賞(春) GⅠ 4歳以上オープン(国際)(指定)
◎14 テーオーロイヤル…1着
○12 ドゥレッツァ…15着
▲ 5 ブローザホーン…2着
△ 7 タスティエーラ…7着
×10 サヴォーナ…6着
× 6 ディープボンド…3着
☆15 メイショウブレゲ…8着
[結果:アタリ○ 複勝 6 490円、馬連 5-14 1,070円、ワイド 6-14 1,290円・5-6 2,470円]

京都12R 東大路ステークス 4歳以上3勝クラス(混合)(特指)
◎ 9 ボナンザ…2着
○15 ステラフィオーレ…1着
▲12 ジュンウィンダム…5着
△ 2 アルムラトゥール…15着
×11 エティエンヌ…4着
[結果:アタリ△ 馬連 9-15 370円]

新潟10R 邁進特別 4歳以上2勝クラス(混合)[指定]
◎ 1 バオバブスピリット…16着
○11 ショウナンマッハ…1着
▲16 レッドヒルシューズ…5着
☆10 フラッシュアーク…9着
[結果:ハズレ×]

新潟11R 谷川岳ステークス (L) 4歳以上オープン(国際)(特指)
◎13 トゥデイイズザデイ…2着
○ 1 グラティアス…7着
▲ 7 ルージュエクレール…11着
△15 メイショウチタン…1着
× 4 フリームファクシ…3着
[結果:アタリ○ 馬連 13-15 6,590円]

[今日の結果:10戦3勝6敗1分]
大きくプラス終了できました。
メイショウチタンさんと、ディープボンドさんのおかげです。

 野田龍也 2024年4月29日(月) 07:49
4月27日と4月28日の予想コロシアム結果
閲覧 42ビュー コメント 4 ナイス 12

7Rに登録して、的中率とレース勝率28.5%、回収率127.1%でした。
連続プラス収支は開催5日でストップしましたが、週次の収支は3週連続プラス収支となりました。
27日は10年以上ぶりにウインズ高松に行ってきました。
タスティエーラの応援馬券はハズレたのでお守りにします。

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 ken1 2024年4月28日() 16:57
春天は、阪神大賞典組狙いが来年も続くかどうか?
閲覧 36ビュー コメント 0 ナイス 1

★春天 ※20年以前は京都開催

A……ZI値3人気以内の2位以内が8/10年連対、5位以内が毎年連対
⇒★○1位14テーオーロイヤル、2位16チェックネイト、3位1サリエラ
12ドゥレッツァ、5位7タスティエーラ、
★◎14番2人気

B……3着以内馬は、前2走で、aG1で3着以内7/30、bG2で3着以内15/30
c前走G3で勝ち2/30、dG1で3人気以内1/30、残り5頭は、
15年カレンミロテックは前年宝塚2で16年はリピーター、
19年パフォーマープロミスは京都の日経新春杯1,アルゼンチン1,
20年フィエールマンは19年勝ち、23年ディープボンドも21,22年2着あり
※e菊花賞3着以内ありか古馬G1連対かG2勝ち、かリピーター
⇒○a9シルヴァーソニック、12番
 ★★b4ワープスピード、5ブローザホーン、10サヴォーナ、14番、16番
  cなし
  d7番
 ★e6ディープボンド(22年2,23年2)7番(23年菊2)9シルヴァーソニック
(ステイヤーズ1)

C……軸は菊花賞3着以内実績馬(+前2走で有馬2,阪神大賞典1,有馬3,有馬1,
阪神大賞典1,阪神大賞典3,AJCC2,日経賞3,日経賞1,阪神大賞典1
=2走前菊勝ちの19年フィエールマン以外は有馬か前哨戦G2以上で3着以内)
勝ち馬7勝、2着馬1勝2着1回、3着馬1勝
⇒※◎12番(菊1+金鯱賞2)
 ▲7番(菊2のみ)

D……前走阪神大賞典組a1着(3/2/2/2)※着外2頭は、14年ゴールドシップ7(13年も
1人気で春天5と人気を裏切る)20年ユーキャンスマイル4(19年も3人気5着)
b0.5差以上勝ち(0/1/1/3)c0.1~0.2差(2/1/1/0)d7着以下(0/0/0/10)
⇒※△b14番(22年4人-3着も0.8差勝ち)
  cなし
 ★○4、5,3,10番
 ※×6,15,9番

E……4才(4/2/4/28)5才(5/4/1/41)毎年どちらか連対、6才(1/3/2/33)
7才以上(0/1/3/35)※4頭は6人気以下で、1年以内にG1で3着以内かG2勝ちあり
⇒○4才:7,8,10,12,17番
  ★5才:1,4,5,11,15,18番
 ★▲7才6番(23年2)8才9番(23年3)
 ×13番

F……前走重賞a1人気勝ちが4勝2着4頭3着3頭、b3人気以内1着が3着以内14頭、
8/10年連対、毎年3着以内
⇒aなし
 ★b○14番(2-1)16番(3-1) 

★G……前走上がり1位(5/3/3/20)
⇒○14、17番

H……キャリア         勝率  連対率 複勝率
★★○21戦以下 9-7-8-77 8.9% 15.8% 23.8%
 22戦以上 1-3-2-59 1.5% 6.2% 9.2%
⇒○1,3,4,5,7,8,10,11,12,14,16,17,18番

I……前走阪神大賞典1人-1,6-0.9差4,☆5-1.1差6、1-1,☆2-0.2差2、1-1、3-1,
1-0.4差3,3-1,1-1,2-1,☆3-0.5差5,
=3人気以内3着以内9/12頭、残り3頭中2頭はリピーター
⇒★○5番(1-3)14番(2-1)
 ★▲6,9番
 ×3,10,15番

J……前走日経賞☆2-0.5差5,1-1,10-0.3差2,9-0.2差3,1-1,2-0.1差3,1-0.1差2,1-1,
=3着以内7/8頭、例外はリピーター
⇒○なし
 ×11番

K……前走大阪杯(G2時代含む)5-0.0差2,1-1,☆4-1.5差13
=連対2/3頭、例外はリピーター
⇒○なし
 ×7番

L……前走4角通過順      勝率  連対率 複勝率
6番手以内 10-8-8-76 9.8% 17.6% 25.5%
7番手以下 0-2-1-59 0% 3.2% 4.8%
⇒★★★○1,4,5,6,7,8,11,12,14,16番

M……前年以降のJRAのG1、2において、着順が1着、かつ4コーナー通過順が7番手以内となった
経験の有無別成績    勝率  連対率 複勝率
あり 9-9-6-34 15.5% 31.0% 41.4%
なし 1-1-4-102 0.9% 1.9% 5.6%
⇒★★○5,7,12,14,16番

N……勝ち馬の条件a前走5着以内10/10、bG1連対10/10、c4人気以内10/10
d前走右回りG1、2出走10/10、e前走4角6番手以内10/10
⇒○a1,3,4,5,11,12,14,16番
  b6,7,12番
  c1,7,12,14番
  d3,4,5,6,7,9,10,11,14,15,16番
  e1,4,5,6,7,11,12,14,16番
 ◎12番abc e
  6番  b de
  7番  bcde
 ★14番a cde
  16番a  de

★O……当日6番人気以内や前走重賞連対、以上の該当馬を除く前走と同騎手(0-0-0-45)
⇒×3,10,11,13,15番

★P……当日1番人気、または前走重賞連対、以上の該当馬を除く前走4コーナー7番手以下(0-0-0-48)
⇒×3,9,10,13,15,17,18番


馬塲改修後の京都芝コースは良馬場でも若干時計が掛かる馬塲になっていて、昨年も
阪神大賞典勝ち馬のワンツーと3着馬が3着と阪神大賞典の上位がそのままスライドする
結果になったが、レースを積み重ねて地盤が踏み固まれ堅い従来の京都の高速馬塲に
戻るまではこの狙いは当たりそうだ

中心は、菊花賞3着以内実績馬で12番、次いで7番と行きたい所だが、大阪杯で1人気を
裏切って惨敗していて信頼は落ちる、ならばやはり一昨年3着後の不振から復活した14番
後の圏内では6才の16番よりも5才勢の4,5番
更に7,8才でもリピーターの6,9番が押さえでG1で好走したキャリアは無視出来無い

馬連12→14,千五百円、12→5,7各四百円 12→4,16各二百円計5点
三連複12=(4,5,7,14,16)ー6,9各二百円※12-14絡みは各四百円
合計20点
三連単12→(4,5,7,14,16)→(4,5,6,7,9,14,16)
フォーメーション各百円30点
複勝勝負は、馬体重パドック問題無ければ当然12番へ有り金全部
≫≫14-5-6
パドックで12番が△8Kとは思えない仕上げ、ギリギリに仕上げてきてると思い込んで
いただけに予想外だった、14番が気合い乗り落ち着き全て最高に仕上がっていただけに
その差が際立った、当然狙いを下げたが買い目は12番を外しきれず実馬券もNGだった

11番が離して単騎逃げ、その後6,12,14番、1番など
4角で12番が手応え無く下がる一方、14番は直線早めに抜け出し完勝
食い下がる6番を後方から追い上げた5番が交わして2着、17,4番追い込むも届かず

データ的には、唯一12番の敗因の項目Ndが炸裂した、
ただし14番も項目Dbがネックだっただけに、それでも項目G重視で行くべきだったのかと
項目A◎14番だっただけに、12-14の各1頭軸でも良かった
その際は7番を切りきって、16番も押さえに回す組立が必要だったろう
終わってみれば今年の阪神大賞典1,3着馬ワンツーと3着が22年の勝ち馬でリピーター
この傾向が今年で終わりなのかは京都芝コースの状態を見極めないとならない


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コメント一覧
5:
  HELPRO   フォロワー:2人 2024年4月28日() 16:05:25
モレイラは責められない。責められるべきは堀厩舎のボンクラ仕上げ厩務員。コレも全部堀が悪い。菱田に勝たせるためにワザと馬を悪く仕上げるとは堀は最低人間だ!消えろごく潰し調教師!
4:
  HELPRO   フォロワー:2人 2024年3月31日() 15:53:14
こーへい、こーへい、松山弘平、おまえすごいね。
ファッ?
日本人の鞍上が如何に低レベルかを証明しちゃったね。好位追走だけで終わるなら誰でも出来るよ。
おまえの愛称は決まったね、「エセ鞍上」!(一生川田のケツ追ってろ!間抜け人間)
3:
  YASUの小心馬券   フォロワー:37人 2024年3月29日(金) 14:56:41
大阪杯2024
昨年のダービー馬、最も強い競馬だったのは皐月賞②着時と今でも思っている。
この世代のレベルが取りざたされているが、トップクラスはドヴァイ遠征でこの相手なら能力上位と考えます。
近走位置取りが悪い競馬が続いていての内枠配置は微妙な材料だが、元来は好位をとれていた馬、阪神内回りにも適性ありそう。

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2024年4月28日天皇賞(春) G17着
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2024年3月31日 大阪杯 G1 11着
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