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今週は阪神と中山の日曜メーン、産経大阪杯とダービー卿CTが対象。美浦トレセンから東京サンスポの柴田記者、栗東トレセンからは大阪サンスポの片山、渡部両記者が参加し、好調教馬をピックアップした。
渡部 産経大阪杯は、栗東組ではキタサンブラックがよく見えました。本数を乗り込んでいるので、追い切りは馬なりでしたが、十分な仕上がり状態です。清水久調教師も、けいこをつけた黒岩騎手(実戦は武豊騎手)も満面の笑みでした。
片山 ショウナンパンドラもよかった。「これでもか!」というくらい四肢が動き、躍動感という点ではこの馬が一番やな。
柴田 美浦ではヌーヴォレコルトが迫力の動きでした。岩田騎手が騎乗してWコース6ハロン78秒2は、馬場の内めを回ったことを割り引いても破格の時計。ラスト1ハロンは一杯に追われて12秒6でまとめたし、この後に香港遠征が控えているとは思えない意欲的な内容で、仕上がりに不安はないですね。穴っぽいところではニシノビークイック。ポリトラックで、馬なりながらシャープな動きでした。
片山 ダービー卿CTは、ダッシングブレイズの反応が鋭く、脚の回転もめちゃくちゃ速かった。前走で内ラチに激突して競走中止となった影響はなさそうや。
柴田 ロゴタイプは、しまい重点とはいえ、ラスト1ハロンは11秒8の好反応でした。休み明けをひと叩きした効果は十分にあります。
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