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【桜花賞 俺のチェックポイント】⑧コラソンビート 前走2着から上積みあるか!?

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【桜花賞 俺のチェックポイント】⑧コラソンビート 前走2着から上積みあるか!?

桜花賞の『俺のチェックポイント』は最終日。東京サンスポの板津雄志記者が、栗東滞在で調整する関東馬コラソンビートに注目した。前走・フィリーズレビューは2着に終わったが、中間は馬体や調整過程を見ても激変ムードが漂う。中間の上昇度や、逆襲への手応えを探った。

週刊ギャロップの桜花賞フォトパドックを開くと、1頭の馬が目に留まった。コラソンビートだ。前走時(フィリーズレビュー2着)の写真も並べてあるが、誰が見ても分かるほど、この中間で馬体の張り、毛づやがグンと良くなった。

とんでもない上昇カーブを描いているのではないか─。その答えを聞いてみたくなり、栗東の出張厩舎に向かうと伊藤助手が笑顔でうなずいた。

「見た通り、筋肉の付き方や輝き、皮膚感もガラッと良くなっています。前走は調教の立ち上げ段階で右前に関節炎の症状が少し出ていたので、そのケアをしながらの調整。前回が5、6程度とすれば、今回は10の仕上げです」


前走時は通常メニューであるプール調教を行わず、トラックコースでの追い切りもなく、まともに攻めたのは最終追い切りの坂路1本だけ。冬毛が目立ち、腰回りが寂しかったのもうなずける。裏を返せば、その苦しい状態での2着は立派。しかも、道中でぶつけられ、直線でも進路をブロックされるなど、厳しい展開もはね返した。

「内容が良かったです。1600メートルをこなすための折り合いの部分を重視してきましたが、道中で結構(ハミを)かんでいた阪神JF(3着)時に比べ、前走はいい折り合い方ができて成長を感じましたよ」

馬体が寂しく見えた前走でも馬体重は4キロ増(442キロ)。今回はプール調教を再開し、2週連続CWコースで6ハロン80秒切りの猛時計をマークしながら調教後馬体重は458キロだ。「明らかに筋肉量が増えています。クラシックを戦うならそれくらい大きくなってほしいですから」と伊藤助手は頼もしく語る。

❹枠⑧番の枠順も「めっちゃいいです。周りの並びを見ても、競馬がしやすそう」と大歓迎。事実、現行コースに替わった2007年以降では最多タイの3勝だ。苦境を乗り越え、運も味方につけたコラソンビートなら、前2走で先着を許したライバルたちを逆転できるかもしれない。(板津雄志)

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