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川田将雅(38)=栗・フリー=騎乗で1番人気のエンペラーワケアが残り1ハロンで先頭に立ち、2馬身半差をつけて重賞初挑戦V。管理する杉山晴紀調教師(42)=栗=は、シルクロードS(ルガル)との同日東西重賞制覇を達成した。優先出走権を獲得したフェブラリーS(2月18日、東京、GⅠ、ダ1600メートル)への出否は、今後の状態を見ながら判断される。2着は6番人気のアームズレインで、2番人気のサンライズフレイムが3着だった。
勢い満点の4歳馬が、GⅢのハードルも楽々と乗り越えた。2勝、3勝クラスを連勝して臨んだエンペラーワケアが、豪快に突き抜けて重賞初挑戦V。今年早くも重賞3勝とした川田騎手は、相棒の首筋をポンとたたいてねぎらった。
「4コーナーで早めに動きを確認したんですけど、すぐに反応してくれて。少し早かったですが、もういいかと思ってこのまま気持ち良く、無理なく動かしてあげようと、直線全体を使って競馬してきました」
前半3ハロン35秒8のスローペースの中、5番手を気分良く追走した。勝負どころで前を射程圏に入れると、あとは名手が「完勝だったと思います」と語るほどの独壇場。抜群の手応えで一気に先頭に立ち、2馬身半突き抜けた。
「スタートを五分に切れましたし、ジョッキーもうまくいいところにつけてくれて、すごくストレスのない道中だったと思いました。最後は思っていたよりもいい脚を使ってくれました」
2023年12月2日の上村調教師(チャレンジC=ベラジオオペラ、ステイヤーズS=アイアンバローズ)以来の同日重賞ダブル制覇を達成した杉山晴調教師が、充実した表情で振り返る。昨年は55勝を挙げ、初のリーディングに輝いた新進気鋭のトレーナー。その勢いは、今年もとどまることがなさそうだ。
これでダート転向後は6戦5勝。指揮官は次走について「まずはしっかり様子を見て」と明言を避けたが、全く底を見せていないロードカナロア産駒はさらなる大舞台を見据える。鞍上は「重賞に手が届いて当然の馬だと思いますし、これから先もますます楽しみな馬だと思っています」と力強く結んだ。砂上に現れた新星は、皇帝への道を歩んでいく。(山口遥暉)
■エンペラーワケア 父ロードカナロア、母カラズマッチポイント、母の父カーリン。鹿毛の牡4歳。栗東・杉山晴紀厩舎所属。北海道日高町・下河辺牧場の生産馬。馬主は草間庸文氏。戦績7戦5勝。獲得賞金9371万6000円。重賞は初勝利。根岸Sは川田将雅騎手が2021年レッドルゼルに次いで2勝目、杉山晴紀調教師は初勝利。馬名は「皇帝+ハワイの神様の一人」。
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