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1月7日の中山11Rで行われた第40回フェアリーステークス(3歳オープン、GⅢ、牝、芝・外1600メートル、14頭立て、1着賞金=3800万円)は、西村淳也騎手の5番人気で芦毛馬イフェイオン(栗東・杉山佳明厩舎)が未勝利戦から連勝で重賞初制覇。好位の4、5番手追走し、直線で勢いよく急坂を駆け上がって先頭に立つと、最後は二枚腰を発揮して押し切り大接戦を制した。タイムは1分34秒0(良)。
クビ差の2着にはマスクオールウィン(6番人気)、さらにクビ差遅れた3着にラヴスコール(4番人気)が入った。なお、1番人気のスティールブルーは追い込み届かず4着に敗れた。
フェアリーSを勝ったイフェイオンは、父エピファネイア、母イチオクノホシ、母の父ゼンノロブロイという血統。北海道千歳市・社台ファームの生産馬で、馬主は(有)社台レースホース。通算成績は3戦2勝。重賞は初勝利。杉山佳明調教師はJRA重賞初勝利、西村淳也騎手はフェアリーS初勝利。
◆西村淳也騎手(1着 イフェイオン)「終始手応えが良く、自信を持って直線に向かえました。外枠で難しい競馬になると思っていましたし、何とかスタートだけ決めたいと思っていました。その通りいいスタートを切ってくれて、思い描いていたレースができました。まだ馬が若いですし、まだまだ改善点があるので、着々と克服していけば、すごい馬になると思います」
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