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朝日杯FSの『トレセン特選マイク』は、メンバーでただ一頭の牝馬タガノエルピーダを送り込む斉藤崇史調教師(41)=栗=。使った上積みが大きいキズナ産駒への期待を語った。
--新馬戦(芝1600メートル)を振り返って
「牧場のときから、追い切りも含めてすごくいい動きをしていました。期待してレースに臨みました。スローペースで前の馬もいい脚で伸びていたので、捕まえられるかな、という感じでしたが、しっかりと差し切ってくれました」
──2着馬は次戦で勝ち上がった
「エルピーダも上がりはしっかりとした時計できていますし、能力を感じるレースでした。これからが楽しみだなと思いました」
──現状はマイルが合う
「お父さんがキズナで、すごくスピードもあって、気持ちも前向きなので1600メートルはいいと思います」
──長所は
「しまいもしっかりしていて、いいスピードを持っています。それを最大限に生かせるレースができると思います」
──1回使っての良化は
「1週前は徐々に良くなっている段階でした。しまいももうひとつ上がりそうな雰囲気でした。先週よりも今週の方が反応も良かったですし、馬も自分でバランスを取るようになってきました」
──メンバーでただ一頭の牝馬。意気込みを
「男馬相手ですが、一生懸命頑張る馬なので、いい結果を出せるように頑張るだけです」
★パワフルに登坂
タガノエルピーダは団野騎手を背に、栗東坂路で併せ馬。ゴール前で仕掛けられるとパワフルなフットワークで駆け上がり、4ハロン52秒9─12秒4をマークし、ルージュラメンテ(未勝利)に2馬身半先着した。3週続けて追い切りにまたがった鞍上は「若干仕掛けました。先週は思っているより、もの足りなかったのですが、今週はだいぶ素軽くなって、反応も良くなっていました。まだ良くなりそうです」と好感触を伝えた。
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