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サマー2000シリーズのひとつに位置付けられる七夕賞はよく荒れる。シリーズ中、定量戦は札幌記念だけなので、どのレースもよく荒れるが、過去10年10万馬券以上が6度というのはなかなか。
前走のステップは多様で、ハンデ戦だけにクラスを問わず好走例がある。今年は昨年の勝ち馬エヒトが前年比で4キロ増、前に行きたい馬が多い組み合わせも相まって波乱の匂いがする。
10年分のデータを使用し、勝ち馬を見極めたい。
逃げ馬の成績は【0-0-2-8】。内訳は2014年5番人気1着メイショウナルト、2021年7番人気2着ロザムール。直線の短いローカル小回りで、一見逃げ馬に利のありそうな感じはするが苦戦している。
福島芝2000mのスタートはスタンド前直線のポケット地点で、発送後は下る形になるためペースが上がりやすく、かつ1コーナーまでの距離が約500mと長い。先行志向の強い組み合わせになると、よりハイペースが助長される。
実際、七夕賞の1000m通過タイムをみると、10回中7度で58秒以下。これほどペースの傾向が明確なレースもめずらしいかもしれない。
その後、隊列が決定すると流れは落ち着くものの、短い直線を意識してか、レースは早めに動きやすい。3コーナーからラップが加速していくため、瞬発力より持続力が求められ、例年上がりがかかっている。
今年の逃げ馬に注目すると、まず、目がいくのはフェーングロッテン。今年は3走はいずれもハナを切り、馬券内に好走している。ただ、毎回楽に行ける組み合わせだった。
テン1ハロンは、中山金杯12秒8、金鯱賞12秒7、鳴尾記念12秒7だから遅い。キャリアで逃げたレースがもう一戦あり、その白百合Sも少頭数の競馬で12秒8。
無理な感じでマークしたラップではなく、その気ならもう少し速いはずだが、今回の組み合わせで逃げられるかどうか。
隣にはショウナンマグマがいて、この2頭は昨年のラジオNIKKEI賞に出走し、その時はフェーングロッテン1着、ショウナンマグマ2着。
逃げたのはショウナンマグマで、テン1ハロンは12秒3。過去に踏んだラップからはショウナンマグマが速く、同時にフェーングロッテンは控えてもいいとわかる。
ショウナンマグマは溜めてどうにかなる馬ではないので後続の脚を削りたい。そのうえ、当馬の内にバトルボーン、トーラスジェミニ、レッドランメルト、外にテーオーソラネル、セイウンハーデス、シフルマンとなれば、緩い流れは考えにくい。
仮にすっとハナを切れたとしても、道中どの馬かが早めに動くはず。前崩れの展開のなか、差し脚を伸ばせる馬を狙いたい。
◎カレンルシェルブル。前々走、同じコースの福島民報杯を勝利。渋った馬場のなか、中団後方から4角までに位置を上げ、外を回して差し切る強い競馬。速い上がりを使える馬ながらスパッと切れるタイプでなく、わりとじりじり伸びる。小回りは問題ない。
3勝クラスの緑風Sでは、後にジャパンCを制するヴェラアズールに先着しており、3走前の白富士Sでは、次走G2の目黒記念で3着に走るサリエラに0秒2差4着。戦歴的にもローカルG3なら通用する。なんといっても、私と馬券相性の良い数少ない馬の内の1頭だし、ここもなんとか。馬券は単複のみ。
(文・垣本大樹)
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