勝利の女神
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世紀末覇者 券王
2月24日の中山9R・水仙賞(3歳1勝クラス、芝2200メートル、7頭立て)は、石川裕紀人騎手の2番人気クリスマスパレード(牝、美浦・加藤士津八厩舎)が2番手追走から直線で抜け出しデビューから無傷2連勝を飾った。タイムは2分14秒3(稍重)。1馬身差の2着にはマイネルフランツ(4番人気)、さらに3馬身遅れた3着にリアレスト(3番人気)が入り、1番人気のターコイズフリンジは4着に敗れた。全頭がそろったスタートを切ると、内からドンアレスがハナを主張し、クリスマスパレード、リアレスト、ターコイズフリンジが続く。ゆったりした流れでレースは進み、勝負どころで前5頭が一団となると、直線入り口でクリスマスパレードが先頭に立ち、外からマイネルフランツが迫るともうひと伸びして、そのまま押し切った。クリスマスパレードは、父キタサンブラック、母ミスエリカ、母の父Blameという血統。通算成績は2戦2勝。◆石川裕紀人騎手(1着 クリスマスパレード)「新馬戦はフワフワしていましたが、今回はまたがってからゲート裏まで競馬を分かっている感じでした。いい意味で適度に緊張感を持って臨めました。ゲートをスムーズに出られたので、ある程度ポジションを取って強気に競馬しました。馬の具合が新馬戦のときよりかなり良くなっていたので、状態的には強気な競馬をしても大丈夫だなという感じでした。前半がスムーズだったので、後半は自分から強気に動いていきました。2着馬に4コーナーで迫られましたが、全然交わされるような感じではなかったです。かなりいい素質を持っている馬ですね。クラスが上がったほうが競馬がしやすいと思いますし、ここでは力が違うなという競馬内容で、馬の状態もそんな感じでした。重賞でどんな競馬をするのか楽しみです」◆加藤士津八調教師(同)「勝ってほしいなと思っていたので、応えてくれてよかったです。競馬が上手ですね。初戦はまだフワフワしていましたが、きょうはそんなところはなく、ジョッキーも『馬が良くなっている。距離もさらに延びたほうがもっといい』と言っていました。一瞬、(2着馬に)やられちゃうのかなと思いましたが、勝負根性があっていいですね。目標のオークスに向けて、次にどこを使うかはオーナーサイドと相談して決めたいと思います」