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アルテミスステークスの関連ニュース
【京王杯２歳Ｓ】レース展望
©サンケイスポーツ
10月30日(月) 17:47
土曜の東京メインは京王杯２歳Ｓ（１１月４日、ＧⅡ、芝１４００メートル）。２０１９年の覇者タイセイビジョンが続く朝日杯フューチュリティＳで２着に好走するなど、暮れの２歳ＧⅠに向けて重要な前哨戦になる。
コラソンビート（美浦・加藤士津八厩舎、牝）は未勝利戦、ダリア賞と連勝中。３着に敗れた新馬戦の１着馬ボンドガールはサウジアラビアロイヤルＣ２着、２着チェルヴィニアはアルテミスＳを勝っており、非常にハイレベルな一戦だった。１週前追い切りでは美浦Ｗコースで６ハロン７８秒１、ラスト１ハロン１２秒１の猛時計をマーク。レースに向けてピッチを上げており、牡馬が相手でも主役は譲れない。
アスクワンタイム（栗東・梅田智之厩舎、牡）は未勝利戦からの連勝で小倉２歳Ｓを制覇。大外から豪快に差し切るレース内容だった。全兄のファンタジストは小倉２歳Ｓ→京王杯２歳Ｓと連勝。３戦連続で上がり３ハロンはメンバー最速。高いポテンシャルの持ち主で、兄より操縦性が高いぶん距離延長にも十分対応できるだろう。
ミルテンベルク（栗東・武英智厩舎、牡）は小倉２歳Ｓでアタマ差の２着。１４キロの馬体増でも太くは見せず、成長を感じさせた。最後に伸び負けしたものの、勝ち馬の目標になってしまったぶんだろう。直線でかわされてからも食い下がる場面があり、十分に見せ場は作った。ただ、前進気勢が強いので、１ハロンの距離延長と東京コースへの対応が鍵になりそうだ。
ゼルトザーム（栗東・加用正厩舎、牡）は重馬場の函館２歳Ｓを勝利。前有利の展開の中、大外枠から力強く差し切る強い内容だった。デビュー戦がダート１０００メートルだったことを考えると、距離延長と東京の高速決着にどれだけ対応できるかがポイントになる。
他にも１０月１５日東京の未勝利戦（芝１４００メートル）をノーステッキで完勝したロジリオン（美浦・古賀慎明厩舎、牡）、未勝利戦とカンナＳを連勝中のオーキッドロマンス（美浦・手塚貴久厩舎、牡）、１０月７日東京の未勝利戦（芝１４００メートル）を快勝したアグラード（美浦・高柳瑞樹厩舎、牡）、ファンタジーＳにも登録があるが、ききょうＳ２着のセントメモリーズ（美浦・斎藤誠厩舎、牝）、などにも注意を払いたい。
【アルテミスＳ】レースを終えて…関係者談話
©サンケイスポーツ
10月29日(日) 08:43
◆松山騎手（サフィラ２着）「枠も良く、スタートも速く、３番手の馬の後ろからうまく壁を作って、とてもいいレースができました。しまいもしっかり脚は使っていますが、勝ち馬が強かったです」
◆荻野極騎手（スティールブルー３着）「２戦目でテンションも持ってくれたし、発馬を上手に切ってくれたので、手綱を抱えながら進められました。最後もいい脚を使ってくれたのですが、結果的に標的になってしまいました。素質を感じる走りを見せてくれました」
◆浜中騎手（ライトバック４着）「テンションが高すぎました。跳びが大きく、コントロールが難しいので、内枠で競馬もしづらかったです。それでもしまいは脚を使ってくれたし、ポテンシャルは高いです」
◆石橋騎手（ショウナンマヌエラ５着）「ゲートでつまずいたのに、あのスピードは天性のものがあります。いい成長曲線を描いています」
◆横山武騎手（ラヴスコール６着）「道中は雰囲気良く折り合って運べました。結果は残念でしたが、得るものがありました」
◆戸崎騎手（エリカリーシャン７着）「前に行きたかったですが、ゲート内での行儀がよくなかったです。一度使ったことでテンションが上がっていましたからね」
◆丸田騎手（ミエノブラボー８着）「スタートは並に出てくれました。道中、初めて窮屈なところに入ったので少し燃え上がるところはありましたが、我慢してくれました。これがいい経験になると思います」
◆三浦騎手（シュシュトディエス９着）「もっと折り合いに苦労するかと思っていましたが、ハミを取っていかないくらいで、道中も少しフラフラしていました。これから経験を積んでいければ」
◆幸騎手（ニシノコマチムスメ１０着）「最後に伸びなかった原因が分かりませんが、新馬勝ちの内容を思えば、もっとやれていい馬です」
◆荻野極騎手（スティールブルー３着）「２戦目でテンションも持ってくれたし、発馬を上手に切ってくれたので、手綱を抱えながら進められました。最後もいい脚を使ってくれたのですが、結果的に標的になってしまいました。素質を感じる走りを見せてくれました」
◆浜中騎手（ライトバック４着）「テンションが高すぎました。跳びが大きく、コントロールが難しいので、内枠で競馬もしづらかったです。それでもしまいは脚を使ってくれたし、ポテンシャルは高いです」
◆石橋騎手（ショウナンマヌエラ５着）「ゲートでつまずいたのに、あのスピードは天性のものがあります。いい成長曲線を描いています」
◆横山武騎手（ラヴスコール６着）「道中は雰囲気良く折り合って運べました。結果は残念でしたが、得るものがありました」
◆戸崎騎手（エリカリーシャン７着）「前に行きたかったですが、ゲート内での行儀がよくなかったです。一度使ったことでテンションが上がっていましたからね」
◆丸田騎手（ミエノブラボー８着）「スタートは並に出てくれました。道中、初めて窮屈なところに入ったので少し燃え上がるところはありましたが、我慢してくれました。これがいい経験になると思います」
◆三浦騎手（シュシュトディエス９着）「もっと折り合いに苦労するかと思っていましたが、ハミを取っていかないくらいで、道中も少しフラフラしていました。これから経験を積んでいければ」
◆幸騎手（ニシノコマチムスメ１０着）「最後に伸びなかった原因が分かりませんが、新馬勝ちの内容を思えば、もっとやれていい馬です」
【アルテミスＳ】１番人気チェルヴィニアがレースレコードで突き抜けて牝馬クラシックに名乗り
©サンケイスポーツ
10月29日(日) 04:47
クリストフ・ルメール（４４）＝栗・フリー＝騎乗のチェルヴィニアが直線ではじけるような末脚を見せて差し切り。断然の人気に応えて重賞初勝利を飾った。今後は未定ながら、来春の牝馬クラシックでも注目を集めそうだ。２番人気のサフィラが２着だった。
過去にソダシなども勝った出世レースを、前評判通りの強さで制した。チェルヴィニアが単勝１・５倍の断然人気に応えてＶ。２０１８年シェーングランツの記録を０秒１更新する１分３３秒６のレースレコードで重賞初制覇を飾った。
「直線で外に出すために少し我慢しなければいけなかったが、出してからはすごくいい脚だった。やっぱり重賞レベル。牝馬ＧⅠで戦っていける馬です」
ルメール騎手も感心するレースセンスと能力の高さだ。道中は好位の馬群で冷静に追走。直線で進路がクリアになったのは残り３００メートルからだったが、それだけで十分だった。桁違いの決定力で一気に突き抜けた。
戦前、「将来的にお兄さん（ノッキングポイント）と一緒に厩舎を引っ張ってもらいたい」と明かしていた木村調教師は勝ち切れてほっとした表情。「来年４月にいい状態で持っていけるように」と早くも来春のクラシックを見据えた。
■チェルヴィニア 父ハービンジャー、母チェッキーノ、母の父キングカメハメハ。鹿毛の牝２歳。美浦・木村哲也厩舎所属。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬。馬主は㈲サンデーレーシング。戦績３戦２勝。獲得賞金３７７５万７０００円。重賞は初勝利。アルテミスＳはクリストフ・ルメール騎手、木村哲也調教師ともに初勝利。馬名は「マッターホルン山麓の集落の名より」。
過去にソダシなども勝った出世レースを、前評判通りの強さで制した。チェルヴィニアが単勝１・５倍の断然人気に応えてＶ。２０１８年シェーングランツの記録を０秒１更新する１分３３秒６のレースレコードで重賞初制覇を飾った。
「直線で外に出すために少し我慢しなければいけなかったが、出してからはすごくいい脚だった。やっぱり重賞レベル。牝馬ＧⅠで戦っていける馬です」
ルメール騎手も感心するレースセンスと能力の高さだ。道中は好位の馬群で冷静に追走。直線で進路がクリアになったのは残り３００メートルからだったが、それだけで十分だった。桁違いの決定力で一気に突き抜けた。
戦前、「将来的にお兄さん（ノッキングポイント）と一緒に厩舎を引っ張ってもらいたい」と明かしていた木村調教師は勝ち切れてほっとした表情。「来年４月にいい状態で持っていけるように」と早くも来春のクラシックを見据えた。
■チェルヴィニア 父ハービンジャー、母チェッキーノ、母の父キングカメハメハ。鹿毛の牝２歳。美浦・木村哲也厩舎所属。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬。馬主は㈲サンデーレーシング。戦績３戦２勝。獲得賞金３７７５万７０００円。重賞は初勝利。アルテミスＳはクリストフ・ルメール騎手、木村哲也調教師ともに初勝利。馬名は「マッターホルン山麓の集落の名より」。
【アルテミスＳ】サフィラはきょうだい３頭目の重賞Ｖならず２着 松山弘平騎手「勝ち馬が強かったです」
©サンケイスポーツ
10月28日(土) 18:17
１０月２８日の東京１１Ｒで行われた第１２回アルテミスステークス（２歳オープン、ＧⅢ、芝１６００メートル、牝馬、馬齢、１０頭立て、１着賞金＝２９００万円）は、クリストフ・ルメール騎手の１番人気チェルヴィニア（美浦・木村哲也厩舎）が直線で前が開くと豪快な伸び脚で一気に突き抜けて重賞初制覇を飾った。タイムは１分３３秒６（良）。
２番人気のサフィラは、サラキア、サリオスに続くきょうだい３頭目の重賞Ｖならず２着。好スタートを切ると控えてチェルヴィニアをマークするような位置でレースを進め、直線では馬体を合わせるようにして伸びたが、残り２００メートルあたりで一気に突き放されて１馬身３／４差の２着に敗れた。
◆松山弘平騎手「枠も良く、スタートも速く、３番手の馬の後ろでうまく壁をつくって、とてもいいレースができました。しまいもしっかり脚は使っていますが、勝ち馬が強かったです」
２番人気のサフィラは、サラキア、サリオスに続くきょうだい３頭目の重賞Ｖならず２着。好スタートを切ると控えてチェルヴィニアをマークするような位置でレースを進め、直線では馬体を合わせるようにして伸びたが、残り２００メートルあたりで一気に突き放されて１馬身３／４差の２着に敗れた。
◆松山弘平騎手「枠も良く、スタートも速く、３番手の馬の後ろでうまく壁をつくって、とてもいいレースができました。しまいもしっかり脚は使っていますが、勝ち馬が強かったです」
【アルテミスＳ】スティールブルーは早めスパートも押し切れず３着 荻野極騎手「素質を感じる走りを見せてくれました」
©サンケイスポーツ
10月28日(土) 18:12
１０月２８日の東京１１Ｒで行われた第１２回アルテミスステークス（２歳オープン、ＧⅢ、芝１６００メートル、牝馬、馬齢、１０頭立て、１着賞金＝２９００万円）は、クリストフ・ルメール騎手の１番人気チェルヴィニア（美浦・木村哲也厩舎）が直線で前が開くと豪快な伸び脚で一気に突き抜けて重賞初制覇を飾った。タイムは１分３３秒６（良）。
新潟芝マイルの新馬戦を快勝したスティールブルー（４番人気）は、積極的に好位３、４番手を追走。上位２頭より早めに仕掛けて、直線半ばで一旦は先頭に立つも最後は切れ味に屈して３着に敗れた。
◆荻野極騎手「２戦目でテンションももってくれたし、発馬を上手に切ってくれたので、手綱を抱えながら進められました。最後もいい脚を使ってくれたのですが、結果的に標的になってしまいました。素質を感じる走りを見せてくれました」
新潟芝マイルの新馬戦を快勝したスティールブルー（４番人気）は、積極的に好位３、４番手を追走。上位２頭より早めに仕掛けて、直線半ばで一旦は先頭に立つも最後は切れ味に屈して３着に敗れた。
◆荻野極騎手「２戦目でテンションももってくれたし、発馬を上手に切ってくれたので、手綱を抱えながら進められました。最後もいい脚を使ってくれたのですが、結果的に標的になってしまいました。素質を感じる走りを見せてくれました」
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