ディープインパクト(競走馬)

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ディープインパクト
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写真一覧
抹消  鹿毛 2002年3月25日生
調教師池江泰郎(栗東)
馬主金子真人ホールディングス 株式会社
生産者ノーザンファーム
生産地早来町
戦績14戦[12-1-0-1]
総賞金145,455万円
収得賞金47,175万円
英字表記Deep Impact
血統 サンデーサイレンス
血統 ][ 産駒 ]
Halo
Wishing Well
ウインドインハーヘア
血統 ][ 産駒 ]
Alzao
Burghclere
兄弟 ブラックタイドトーセンソレイユ
市場価格7,350万円(2002セレクトセール)
前走 2006/12/24 有馬記念 G1
次走予定

ディープインパクトの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師



馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
06/12/24 中山 9 有馬記念 G1 芝2500 14341.211** 牡4 57.0 武豊池江泰郎 438
(+2)
2.31.9 -0.533.8⑫⑫⑪⑩ポップロック
06/11/26 東京 10 ジャパンC G1 芝2400 11661.311** 牡4 57.0 武豊池江泰郎 436
(--)
2.25.1 -0.333.5⑪⑪⑪⑦ドリームパスポート
06/10/01 フラ 7 凱旋門賞 G1 芝2400 8--------** 牡4 59.5 武豊池江泰郎 ---- ------RAIL LINK
06/06/25 京都 11 宝塚記念 G1 芝2200 13681.111** 牡4 58.0 武豊池江泰郎 442
(+4)
2.13.0 -0.734.9⑫⑫⑨⑦ナリタセンチュリー
06/04/30 京都 11 天皇賞(春) G1 芝3200 17471.111** 牡4 58.0 武豊池江泰郎 438
(-4)
3.13.4 -0.633.5⑭⑭④リンカーン
06/03/19 阪神 11 阪神大賞典 G2 芝3000 9221.111** 牡4 58.0 武豊池江泰郎 442
(+2)
3.08.8 -0.636.8⑥⑥④トウカイトリック
05/12/25 中山 9 有馬記念 G1 芝2500 16361.312** 牡3 55.0 武豊池江泰郎 440
(-4)
2.32.0 0.134.6⑪⑩⑧⑥ハーツクライ
05/10/23 京都 11 菊花賞 G1 芝3000 16471.011** 牡3 57.0 武豊池江泰郎 444
(-4)
3.04.6 -0.333.3⑦⑦⑦⑦アドマイヤジャパン
05/09/25 阪神 11 神戸新聞杯 G2 芝2000 13691.111** 牡3 56.0 武豊池江泰郎 448
(0)
1.58.4 -0.434.1⑫⑫⑪⑤シックスセンス
05/05/29 東京 10 東京優駿 G1 芝2400 18351.111** 牡3 57.0 武豊池江泰郎 448
(+4)
2.23.3 -0.833.4⑮⑬⑫⑩インティライミ
05/04/17 中山 11 皐月賞 G1 芝2000 187141.311** 牡3 57.0 武豊池江泰郎 444
(-2)
1.59.2 -0.434.0⑮⑯⑨⑨シックスセンス
05/03/06 中山 11 報知杯弥生賞 G2 芝2000 108101.211** 牡3 56.0 武豊池江泰郎 446
(-4)
2.02.2 -0.034.1⑧⑦⑦アドマイヤジャパン
05/01/22 京都 10 若駒S OP 芝2000 7441.111** 牡3 56.0 武豊池江泰郎 450
(-2)
2.00.8 -0.933.6⑦⑦⑥⑥ケイアイヘネシー
04/12/19 阪神 5 2歳新馬 芝2000 9441.111** 牡2 55.0 武豊池江泰郎 452
(--)
2.03.8 -0.733.1④⑤コンゴウリキシオー

ディープインパクトの関連ニュース


2018~2021年まで4連覇、種牡馬として日本ダービー東京優駿)通算7勝の金字塔を打ち立てたディープインパクトだが、2023年(2020年産)のラストクロップを以て直仔の出走はなくなったため、今はまさに“時代の変わり目”といえる過渡期にある。一方で、2022年は2着にキタサンブラック産駒のイクイノックスが入線するなど、相変わらずディープインパクト(その母ウインドインハーヘア)に所縁ある血統背景を持つ馬の勝ち負けが続いている。

ほか、近年は母系にSeattle Slewの血を引く馬の勝利も目立ち、2021年シャフリヤール(母の父Essence of Dubai)、2022年ドウデュース(母の父Vindication)の2頭は母の父が同系統の種牡馬。なお、2021年にハナ差2着の惜敗に泣いたエフフォーリアも父系祖父シンボリクリスエスを介してSeattle Slewの血脈を保持していた。

アーバンシックは、父スワーヴリチャード×母エッジ―スタイル(母の父ハービンジャー)。父は新種牡馬となるため産駒は初出走となるが、父系祖父ハーツクライは14年ワンアンドオンリー、22年ドウデュースと2頭の勝ち馬を出した実績を持つ。本馬においては2代母ランズエッジがディープインパクトの半妹でもあり、同牝系からは17年1着レイデオロも出ている。この「父×母の父」の配合であれば、東京でこそ真価を発揮しそうだ。

レガレイラは、父スワーヴリチャード×母ロカ(母の父ハービンジャー)。上記アーバンシックとは従兄妹の間柄で、同産駒かつ母同士も全姉妹にあたることから揃えて評価したいタイプとなる。近年の傾向に倣えば父系でSeattle Slewの血を引くこともよく、サンデーサイレンス、Unbridled's Song、ウインドインハーヘアを併せ持つ配合も、20年1着コントレイルを意識しやすい。史上4頭目の牝馬によるダービー制覇なるかにも注目だろう。

ダノンデサイルは、父エピファネイア×母トップデサイル(母の父Congrats)。同産駒からは21年2着エフフォーリアが出ているが、父自身も13年に2着、父系祖父シンボリクリスエスも02年に2着と東京優駿で惜敗が続く系統だ。本馬は「母の父がSeattle Slew系種牡馬」であることも興味深く、21年シャフリヤール、22年ドウデュースと直近3年で2頭の勝ち馬が出ている。底を見せていない怖さがあり、大舞台に強い父系の血筋も侮れない。


【血統予想からの注目馬】
アーバンシック ②レガレイラ ⑤ダノンデサイル


【葵ステークス2024】血統アナリシス ディープインパクトの孫世代が活躍、Storm Cat内包馬は2桁人気でも侮れない 2024年5月24日(金) 12:00


ディープインパクトの孫世代の活躍ぶりが目にとまり、2020年にはキズナ産駒のビアンフェとレジェーロでワンツー決着も果たしている。なお、前者は1番人気、後者は11番人気と人気の差異もあったが、2頭の馬体重差が160kg(ビアンフェが558kg、レジェーロが398kg)ということも話題になる結果だった。

ちなみに、キズナは母の父がStorm Catであることを評価しやすく、過去には2019年2着アスターペガサス(13番人気・父Giant's Causeway)、オープン特別時代にも2015年3着マジックシャトル(10番人気・母の父Forest Wildcat)など、たびたびStorm Catの血を引く2桁人気馬が激走。中京芝1200m開催時に13番人気で勝利をつかんだ2021年レイハリアにおいても、同血脈を保持するロードカナロア産駒であったことは気にとめておきたい。

ナムラアトムは、父リアルインパクト×母サンクイーン2(母の父Storm Cat )。同産駒からは昨年の勝ち馬モズメイメイが出ているが、レース傾向を鑑みれば共に母系でStorm Cat の血を引く配合の共通点も強調しやすい。一方、本馬は半姉ナムラクレアがスプリント重賞で4勝の実績を持つことも評価に値し、同姉が同じディープインパクトの直系孫世代であることもポイントだろう。血統背景からも1200mへの距離短縮は歓迎といえそうだ。

アスクワンタイムは、父ロードカナロア×母ディープインアスク(母の父ディープインパクト)。父自身がオープン特別時代の11年葵Sの勝ち馬であり、別場所での施行ながら21年にはレイハリアが父仔制覇も飾っている。本馬は血統表内でディープインパクトとStorm Cat を併せ持つ配合が興味深く、ビアンフェモズメイメイといった勝ち馬も間接的に引き合いに出しやすい。全兄姉2頭が重賞ウィナーという血統背景にも魅力がある。

ピューロマジックは、父アジアエクスプレス×母メジェルダ(母の父ディープインパクト)。今年のメンバーでは唯一のStorm Cat 直系となるが、3代母の父タバスコキャットを介してもStorm Catを保持する意欲的な配合が目に留まる。母は15年ファンタジーSを逃げてアタマ差2着、全兄メディーヴァルは23年韋駄天Sでオープン勝ちなど、スピード優位な血筋であり、本馬も逃げが板についてからは芝1200mで【2.2.0.0】と底を見せていない。


【血統予想からの注目馬】
ナムラアトム ⑤アスクワンタイム ⑰ピューロマジック


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【特報! POGニュース】~第1回 POG的データ分析~ 2024年5月22日(水) 16:00


12シーズン目となる「ウマニティPOG2023」もいよいよラストウィークに突入しました。今週末5月26日のダービーデー終了とともに各ワールドチャンピオンが確定します。例年と同じく「特報! POGニュース」第2回で最終結果の解説を行う予定です。

来週からは通算13シーズン目の「ウマニティPOG2024」がスタートします。新しいシーズンが間近に迫り、指名馬選びも大詰めかと思います。公開中の「カラーパドック」「プロの指名馬」などの確認はお済でしょうか。

例年通り、第1回の本稿では、指名候補の絞り込みに役立ちそうなデータを、ご紹介します。いわゆる「POG本」や2歳新馬の想定と見比べるだけでもさまざまな発見があると思いますので、ぜひご活用ください。

今回使用する表組を作成いただいた伊吹雅也氏から、データ集計方法に関するメッセージをいただきましたのでお伝えいたします。

「表組で紹介しているのは、現3~5歳の過去3世代における主要な種牡馬・生産者・調教師の勝ち馬率ならびに1頭あたり賞金です。集計方法は例年通りに

●集計対象は2歳時ならびに3歳時の年頭~2回中山&1回阪神閉幕週までに施行されたレース
●集計期間中に転厩となった馬の成績は、JRA初出走時に管理していた調教師の成績として算入
●収録対象は集計期間中の「勝馬頭数」が12頭以上だった種牡馬・生産者・調教師のうち、1頭あたり賞金が上位20位以内の種牡馬・生産者・調教師

としています。」

それでは早速、種牡馬別成績(表A)をご覧いただきましょう。





現2歳世代に直仔がいないディープインパクトらを除く、集計対象レースにおける勝馬頭数が12頭以上だった種牡馬に限ると、1頭あたりの賞金トップはスワーヴリチャード。昨年の新種牡馬ですが、コラソンビートが京王杯2歳Sで産駒の重賞初勝利を飾ると、暮れにはレガレイラがホープフルSでG1初制覇を決めました。今年に入ってもスウィープフィートチューリップ賞、アドマイヤベルがフローラSを勝つなど、快進撃が続きます。スワーヴリチャード自身は晩成血統と言われるハーツクライ産駒で、古馬になり本格化した印象があるだけに、産駒の早期活躍には驚かされますね。勝ち上がり率も高く、今後も注目の存在になりそうです。

勝ち馬率と1頭あたり賞金のバランスを考えると、スワーヴリチャードグレーターロンドンキズナエピファネイアキタサンブラックなどが、勝ち馬率30%、かつ1頭あたり賞金500万円以上となっています。昨年の「伊吹雅也のPOG分析室」内でも指摘あったように、キングカメハメハディープインパクトの直仔がいなくなり、種牡馬による絞り込みの難しさは加速していくかもしれません。

一方、低調に終わったのがデクラレーションオブウォー。前年比で勝ち馬率25%→22%、1頭あたり賞金608万円→456万円と数字を落としています。勝ち馬率が物足りないまま、重賞で目立った成果を上げられず、1頭あたり賞金も大きく下降しました。新種牡馬の台頭も見られるなか、巻き返しなるでしょうか。

続いて、生産者別成績(表B)をご覧いただこうと思います。





集計対象レースにおける勝馬頭数が12頭以上だった生産者に限ると、1頭あたり賞金のトップはGodolphin。勝ち馬率も水準以上ですが、出走頭数は35頭と少なめです。母数を考慮すれば、やはりノーザンファームの存在は揺るがないでしょう。例年通り「まずノーザンファーム生産馬を徹底的にチェックする」「余裕があれば他のブリーダーにも目を向けてみる」という形がスタンダードかもしれませんね。

ノーザンファームを除き、比較的出走頭数が多く、1頭あたり賞金・勝ち馬率が高水準なのは下河辺牧場、ノースヒルズといったあたり。下河辺牧場は坂路の延長やトレッドミルの導入など、環境面の充実が好調につながっているようです。ノースヒルズは生産馬のラムジェットが先月末のユニコーンSを勝つなど、現3歳世代の健闘も見られます。ノーザンファームに次ぐブリーダーとして、注目しておきたいところです。

最後にご覧いただくのは、調教師別成績(表C)です。





集計対象レースにおける勝馬頭数が12頭以上だった調教師に限ると、1頭あたり賞金のトップは高野友和調教師。現3歳世代の管理馬では、ジャンタルマンタルが2023年のデイリー杯2歳S1着、朝日杯FS1着、2024年の共同通信杯2着、皐月賞3着、NHKマイルC1着と、目覚ましい活躍を見せています。勝ち馬率に関しても、前年比で38%→51%と大きく上昇していました。

そのほか、1頭あたり賞金と勝ち馬率のバランスが良い、木村哲也調教師、友道康夫調教師へも高い評価が必要でしょう。この3名の調教師がやや数字面では上ですが、上位の調教師の顔ぶれに大きな変化はありません。トップランカーを評価しつつ、新興勢力をどう位置付けるかもポイントになりそうです。

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【日本ダービー GI血ェック】スタミナ豊富なキズナ産駒 ジューンテイクは母系も骨太 2024年5月21日(火) 04:57

「ダービー馬はダービー馬から」という格言があるが、今年の日本ダービーにはキズナ、ドゥラメンテ、レイデオロといったダービー馬の子供たちが8頭登録。うち過半数の5頭を占めるキズナ産駒の中から、ジューンテイクに注目した。

ディープインパクトの後継種牡馬筆頭としての地位を固めつつあるキズナは、さまざまな産駒を出しているものの母系に菊花賞ビワハヤヒデ、3冠馬ナリタブライアン兄弟がいて、本質的には〝スタミナ豊富なディープインパクト〟。それだけでも十分に東京芝2400メートルという舞台にふさわしいが、ジューンテイクは母系も骨太だ。

母の父シンボリクリスエス日本ダービーこそ2着だったが、のちに有馬記念天皇賞・秋を連覇。種牡馬としては菊花賞馬エピファネイアを出した。桜花賞2着のツィンクルブライドがいる母系からは多数の活躍馬が出ていて、底力も十分。そもそもジューンテイクの半兄ジューンベロシティ(父ロードカナロア)は障害重賞2勝。距離が1ハロン延びる2400メートルは大歓迎だ。

エピファネイア産駒のビザンチンドリームは、母の父が日本ダービー馬のジャングルポケット。活気ある牝系の出身で、広い東京コースと距離延長で見直したい。

ドゥラメンテ産駒のシュガークンは半兄に中長距離GⅠ7勝のキタサンブラック(父ブラックタイド)。日本ダービーで14着に敗れた兄の無念を晴らすか。同産駒ミスタージーティーは母の父がサドラーズウェルズ。スタミナという点では見逃せない一頭だ。

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【ヴィクトリアM】ディープインパクト産駒のフィアスプライドが2着 ルメール騎手「ベストパフォーマンスはしてくれました」 2024年5月12日() 18:59

5月12日の東京11Rで行われた第19回ヴィクトリアマイル(4歳以上オープン、GI、芝1600メートル、牝馬、定量、15頭立て、1着賞金=1億3000万円)は、津村明秀騎手のテンハッピーローズ(6歳、栗東・高柳大輔厩舎)が中団後方から直線で一気に差し切り人馬ともにGI初制覇を果たした。タイムは1分31秒8(良)。

ディープインパクト産駒のフィアスプライド(4番人気)は、4番手の好位でレースを進めると、直線半ばで逃げたコンクシェルを捕らえ先頭に立ったが、最後はテンハッピーローズの切れ味に屈して2着に敗れた。

◆クリストフ・ルメール騎手「いいポジションが取れてスムーズなレースができた。徐々に加速して直線でハナに立つと少しフワッとするところがあった。勝ち馬にかわされてからも頑張っていたし、初めてのGⅠ挑戦でベストパフォーマンスはしてくれました」




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【オークス2024】伊吹雅也のピックアップ競馬データ~特選重賞データ分析編 2024年5月12日() 16:30





<次週の特選重賞>

G1 優駿牝馬オークス) 2024年05月19日(日) 東京芝2400m


<ピックアップデータ>

【前走の4コーナー通過順別成績(2019年以降)】
×2番手以内 [0-0-0-12](3着内率0.0%)
○3~12番手 [4-5-5-42](3着内率25.0%)
×13番手以下 [1-0-0-20](3着内率4.8%)

脚質が明暗を分けそう。2019年以降の3着以内馬15頭中、2023年1着のリバティアイランドを除く14頭は、前走の4コーナー通過順が3~12番手でした。前哨戦で極端な競馬をした馬は割り引きが必要です。

主な「○」該当馬→サフィラステレンボッシュホーエリートラヴァンダ
主な「×」該当馬→スウィープフィートタガノエルピーダ


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「“JRAの、1400m超の、重賞のレース”において1着となった経験がある」馬は2019年以降[3-4-3-24](3着内率29.4%)
主な該当馬→スウィープフィートステレンボッシュ

○「前走の着順が1着」だった馬は2019年以降[4-3-2-16](3着内率36.0%)
主な該当馬→ステレンボッシュタガノエルピーダ

【向かい風データ】

×「“JRAの、重賞のレース”において1着となった経験がない、かつ父がステイゴールド系・ディープインパクト系以外の種牡馬」だった馬は2019年以降[0-0-0-33](3着内率0.0%)
主な該当馬→サフィラホーエリート

×「前走の着順が2着以下、かつ前走のレースが桜花賞以外・前走の1位入線馬とのタイム差が0.6秒以上」だった馬は2019年以降[1-0-1-46](3着内率4.2%)
主な該当馬→サフィラホーエリートラヴァンダ


<注目馬チェック>

スウィープフィート
追い風データの「“JRAの、1400m超の、重賞のレース”において1着となった経験がある」に該当。ただし、ピックアップデータの項で挙げた条件はクリアしていません。実績上位ですが、扱いに注意するべきだと思います。

ホーエリート
向かい風データの「“JRAの、重賞のレース”において1着となった経験がない、かつ父がステイゴールド系・ディープインパクト系以外の種牡馬」「前走の着順が2着以下、かつ前走のレースが桜花賞以外・前走の1位入線馬とのタイム差が0.6秒以上」に該当。重賞ウイナーでなかったにもかかわらず3着以内となった5頭は、それぞれ父がステイゴールド系種牡馬かディープインパクト系種牡馬でした。他の該当馬も思い切って評価を下げたいところです。

ラヴァンダ
向かい風データの「前走の着順が2着以下、かつ前走のレースが桜花賞以外・前走の1位入線馬とのタイム差が0.6秒以上」に該当。前哨戦を勝ち切った馬と、桜花賞で善戦した馬に注目するべきレースと言えるでしょう。前走が悪くない内容だったとはいえ、今回は強調できません。


※「該当馬」「注目馬」は前週時点の情報に基づいて選出しており、特別登録や出馬投票を行わない可能性があります。

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ディープインパクトの関連コラム

閲覧 1,824ビュー コメント 1 ナイス 6

 ダービーデイの先週末5月28日をもって「ウマニティPOG 2022」が終了し、各ワールドの最終順位が確定しました。今回は、前シーズンの結果を分析していきたいと思います。

 なお、JRAのレースにおいて1億円以上の本賞金を獲得した馬は下記の11頭です。

タスティエーラ(牡 父サトノクラウン/母パルティトゥーラ 堀宣行厩舎) 44700万円
リバティアイランド(牝 父ドゥラメンテ/母ヤンキーローズ 中内田充正厩舎) 37400万円
ソールオリエンス(牡 父キタサンブラック/母スキア 手塚貴久厩舎) 36700万円
シャンパンカラー(牡 父ドゥラメンテ/母メモリアルライフ 田中剛厩舎) 16130万円
ハーパー(牝 父ハーツクライ/母セレスタ 友道康夫厩舎) 12600万円
ファントムシーフ(牡 父ハービンジャー/母ルパン2 西村真幸厩舎) 12400万円
オオバンブルマイ(牡 父ディスクリートキャット/母ピンクガーベラ 吉村圭司厩舎) 11800万円
ベラジオオペラ(牡 父ロードカナロア/母エアルーティーン 上村洋行厩舎) 11670万円
ハーツコンチェルト(牡 父ハーツクライ/母ナスノシベリウス 武井亮厩舎) 11650万円
モズメイメイ(牝 父リアルインパクト/母インラグジュアリー 音無秀孝厩舎) 11230万円
ドルチェモア(牡 父ルーラーシップ/母アユサン 須貝尚介厩舎) 11000万円

 複数の産駒が本賞金額1億円のラインを突破した種牡馬は、ドゥラメンテハーツクライのみ。ディープインパクトの直仔がごくわずかな頭数しかいなかったこともあり、混戦模様に拍車がかかりました。ちなみに、ハーツクライは現2歳世代が、ドゥラメンテは現1歳世代がラストクロップ。少なくとも向こう数年は、種牡馬の勢力図がダイナミックに変わり続けていくのではないでしょうか。
 また、本賞金額1位のタスティエーラと2位のリバティアイランドはいずれもノーザンファームの生産馬でしたが、他に1億円を超えたノーザンファーム生産馬はハーパーのみ。一方、社台ファームの生産馬はシャンパンカラーソールオリエンスベラジオオペラモズメイメイと4頭がランクインを果たしています。このような展開を予想できたか否かが、最大のポイントだったのかもしれません。

 最高位クラスのスペシャルワールドで優勝を果たしたのはたけぼう54さん。2シーズン前の「ウマニティPOG 2020」に続く2度目の制覇となりました。
 たけぼう54さんはオークスデイの5月21日時点で3位につけていたものの、当時のトップだった四白流星タイテエムさんとは3億8134万円差。私はこの状況を確認した時点で「さすがに逆転は難しいかな……」と思っていたのですが、日本ダービータスティエーラが1着、ハーツコンチェルトが3着となり、ラストウィークだけで5億6310万円の上積みに成功しています。日本ダービーは最後の最後までもつれましたし、見守っていたご本人も相当に力が入ったのではないでしょうか(笑)。
 他のワールドと違い、1頭1オーナー制のスペシャルワールドは、他のプレイヤーが先に獲得してしまうともうその馬には入札できません。そんな中、たけぼう54さんはタスティエーラを第2回入札で獲得。第1回入札で完全にスルーされたうえ、第2回入札でも他に入札したプレイヤーは皆無でした。この馬の可能性を見抜いただけでなく、「第2回入札でも獲得できる」と見て第1回入札のラインナップからあえて外したあたりもお見事です。
 ちなみに、ハーツコンチェルトを獲得したのは8月26日に開札された第13回入札。ハーツコンチェルトのデビュー戦は9月18日でしたから、容易に指名できるであろうギリギリのタイミングまでこの馬の近況やウォッチリスト件数などをチェックしていたのでしょう。スペシャルワールドだとなかなか真似しづらいのですが、他のワールドは仮想オーナー数が定期的に開放されるので、同様の作戦が功を奏する確率は比較的高いはず。ぜひ参考にしてみてください。

 G1ワールドを制したのはTomoya_幹也さん。総獲得賞金の13億4091万円は全ワールドを通じてトップの数字でした。
 Tomoya_幹也さんはタスティエーラリバティアイランドの獲得に成功。このうちタスティエーラは第1回入札で指名していて、獲得賞金が1.5倍となる筆頭仮想オーナーになっています。筆頭仮想オーナーとなれるのは各馬を最初に落札したプレイヤーで、複数いる場合は「①落札額が高い順②入札時間が早い順」で決定。ランキング上位の争いにはこのボーナスポイントが大きく影響してきますから、可能な状況であれば積極的に筆頭仮想オーナーの座を狙っていきましょう。
 リバティアイランドの方は第4回入札で一旦競り負けてしまったものの、続く第5回入札でしっかり確保。第4回入札の段階で心が折れていたら、G1競走3勝分の獲得賞金を失っていたかもしれませんね。仮想オーナー数が定期的に開放されるスペシャル以外のワールドは、こうした駆け引きも醍醐味のひとつです。

 G2ワールドを制したのはミルノルさん。ソールオリエンスタスティエーラリバティアイランドの3頭がG1を計5勝しました。ちなみに、タスティエーラを獲得したのはデビュー直前の第26回入札、ソールオリエンスを獲得したのは新馬勝ちから約1か月後の第28回入札。ソールオリエンスと同じ第28回入札では、既にオープン特別勝ちの実績があったファントムシーフの獲得にも成功しています。仮想オーナー馬数の枠をあえて残し、晩秋までじっくり入札に取り組んだのが最大の勝因だったのではないでしょうか。

 G3ワールドはタスティエーラの筆頭仮想オーナーだったマーシー'さんが、オープンワールドはタスティエーラリバティアイランドを指名していた皇帝FFさんが制しました。お二方とも、参加した最初の入札でタスティエーラを獲得していたプレイヤーです。タスティエーラは現3歳世代が初年度産駒だったサトノクラウンの産駒で、種牡馬の実績を重視するプレイヤーにとっては狙いづらかったはず。ただ、キングカメハメハディープインパクトの直仔がいなくなったところでもありますから、冒頭で指摘したように、今後も向こう数年は種牡馬の実績に囚われない指名を心掛けた方が良いのかもしれません。
 
 
■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』において「データ分析」のコーナーを担当しているほか、JRAのレーシングプログラム、TCKホームページ、グリーンチャンネル、ニコニコチャンネルなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『ウルトラ回収率 2023-2024』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)など。2023年03月28日には最新刊『血統&ジョッキー偏差値2023-2024 ~儲かる種牡馬・騎手ランキング~』(ガイドワークス)をリリース。


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2023年5月24日(水) 12:00 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 (2023) ~第1回 POG的データ分析~
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 1年間に渡って争われてきた前シーズン「ウマニティPOG 2022」もいよいよラストウィークに突入。今週末5月28日のダービーデイ終了とともに各ワールドのチャンピオンが確定します。例年と同じく「伊吹雅也のPOG分析室」第2回で最終結果の解説を行う予定です。

 来週からは通算11シーズン目となる「ウマニティPOG 2023」がスタート。既に「カラーパドック」「プロの指名馬リスト」などの公開が始まっていますし、皆さんの指名候補選びも佳境を迎えているところでしょう。

 例年通り、第1回の本稿では、指名候補の絞り込みに役立ちそうなデータをご紹介します。いわゆる「POG本」や2歳新馬の想定と見比べるだけでもさまざまな発見があると思いますので、ぜひご活用ください。
 以下の表組で紹介しているのは、現3~5歳の過去3世代における主要な種牡馬・生産者・調教師の勝ち馬率ならびに1頭あたり賞金です。今年も集計対象は「JRA、かつ2歳・3歳、かつ例年の2回中山・1回阪神閉幕週までのレース」のみ、調教師別成績の集計区分は各馬のJRA初出走時における調教師としました。

 まずは種牡馬別成績(表A)をご覧いただきましょう。


 現2歳世代に直仔がいないディープインパクトらを除く、集計対象レースにおける勝馬頭数が12頭以上だった種牡馬に限ると、1頭あたり賞金のトップはデクラレーションオブウォー。現3歳世代の種付けシーズンから国内供用になったばかりですが、タマモブラックタイが2023年のファルコンステークスを勝ったほか、トップナイフが2022年のホープフルステークスで2着に、サトノヴィレが2023年のクロッカスステークスで2着に食い込むなど、上々の滑り出しを見せています。勝ち馬率はやや低かったものの、引き続きマークしておいた方が良いかもしれません。
 勝ち馬率と1頭あたり賞金のバランスを考えると、キズナキタサンブラックハーツクライ・ヘニーヒューズあたりも高く評価して良さそう。ただ、キングカメハメハディープインパクトの直仔がたくさんいた数年前に比べると、狙うべき種牡馬を絞り込みにくくなった印象です。
 気掛かりなのはロードカナロア。昨年も同様の指摘をした通り、POG期間の序盤~中盤における成績は低迷気味でした。2022年のJRAリーディングサイアーランキング(賞金順)でも2位をキープしていて、今後もそれなりに注目が集まると思いますから、扱いに注意するべきでしょう。

 続いて、生産者別成績(表B)をご覧いただこうと思います。


 集計対象レースにおける勝馬頭数が12頭以上だった生産者に限ると、1頭あたり賞金のトップはノーザンファーム。勝ち馬率も頭ひとつ抜けた存在です。私が毎年言っているように、指名候補選びは「まずノーザンファーム生産馬を徹底的にチェックする」「余裕があれば他のブリーダーにも目を向けてみる」くらいの方針で臨んだ方が良いのかもしれません。
 2番手グループを形成しているブリーダーのうち、出走頭数が比較的多いのは下河辺牧場・ノースヒルズあたり。下河辺牧場生産馬のドルチェモアが2022年の朝日杯フューチュリティステークスを、ノースヒルズ生産馬のエミューが2023年のフラワーカップを制すなど、現3歳世代の該当馬もまずまず健闘していました。余裕があればこちらもマークしておきましょう。

 最後にご覧いただくのは、調教師別成績(表C)です。


 集計対象レースにおける勝馬頭数が12頭以上だった調教師に限ると、1頭あたり賞金のトップは須貝尚介調教師。勝ち馬率の高さを加味すると、木村哲也調教師・友道康夫調教師・中内田充正調教師あたりも同等以上に高く評価して良いのではないかと思います。
 余談ながら、集計対象レースにおける勝利数がもっとも多かったのは矢作芳人調教師(52勝)。勝ち馬率や1頭あたり賞金の数字はやや地味ですが、これは出走頭数が極端に多いからなので、評価を下げる必要はありません。
 種牡馬での絞り込みが以前より難しくなっている分、新たな勢力図が固まるまでは、これまで以上に調教師を重視した方が良いのかも。池添学調教師・斉藤崇史調教師・武幸四郎調教師・西村真幸調教師といった若手有望株も含め、管理予定馬の動向を注視しておきましょう。
 
 
■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』において「データ分析」のコーナーを担当しているほか、JRAのレーシングプログラム、TCKホームページ、グリーンチャンネル、ニコニコチャンネルなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『ウルトラ回収率 2023-2024』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)など。2023年03月28日には最新刊『血統&ジョッキー偏差値2023-2024 ~儲かる種牡馬・騎手ランキング~』(ガイドワークス)をリリース。

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2023年3月22日(水) 17:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2023年03月22日号】週末メイン「1点」分析EXTRA編(350)
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週末の注目レースを伊吹雅也プロが「1点」の傾向に注目して分析するウマニティ会員専用コラム。「さらにプラス1!」として挙げている種牡馬別成績も含め、ぜひ予想にご活用下さい。今週のターゲットは、伏竜ステークス・毎日杯日経賞・六甲ステークス・マーチステークス高松宮記念の6レースです。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


▼2023年03月25日(土) 中山10R 伏竜ステークス
【“JRA、かつ1勝クラス以上のレース”において“着順が1着、かつ上がり3ハロンタイム順位が2位以内”となった経験の有無別成績(2017年以降)】
●あり [6-6-4-20](3着内率44.4%)
●なし [0-0-2-22](3着内率8.3%)
→これまでの戦績を素直に評価したい一戦。まだ1勝クラスのレースを勝ち上がっていない馬は割り引きが必要です。

<<さらにプラス1!>>
【『血統偏差値』要注目種牡馬】
中山ダ1800m×エスポワールシチー×前走6着以内
→3着内率45.5%、複勝回収率264%


▼2023年03月25日(土) 阪神11R 毎日杯
【父がディープインパクト以外の種牡馬、かつ前走のコースがJRAだった馬の、前走の上がり3ハロンタイム順位別成績(2018年以降)】
●1位 [2-1-2-7](3着内率41.7%)
●2位以下 [1-0-0-24](3着内率4.0%)
→父がディープインパクトの馬は2018年以降[2-4-3-5](3着内率64.3%)と堅実。一方、父がディープインパクト以外の種牡馬だったにもかかわらず3着以内となった6頭のうち5頭は、前走で出走メンバー中1位の上がり3ハロンタイムをマークしていました。


▼2023年03月25日(土) 中山11R 日経賞
【“前年以降、かつJRA、かつ3200m未満、かつG1・G2のレース”において3着以内となった経験の有無別成績(2015年以降)】
●あり [8-7-7-29](3着内率43.1%)
●なし [0-1-1-55](3着内率3.5%)
→実績馬が優勢。重賞以外のレースやG3のレースを主戦場としてきた馬は強調できません。

<<さらにプラス1!>>

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2023年2月26日() 15:00 伊吹雅也
【伊吹雅也のピックアップ競馬データ2023年02月26日号】特選重賞データ分析編(347)~2023年弥生賞ディープインパクト記念
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次週の注目重賞を、伊吹雅也プロが様々なデータを駆使していち早く分析! もっとも重要と思われる<ピックアップデータ>に加え、<追い風データ/向かい風データ>や<注目馬チェック>など、貴重な情報が満載なウマニティ会員専用コラムとなっております。ぜひ皆様の予想にお役立て下さい。

■【伊吹雅也のピックアップ競馬データ】コラム内容について詳しくはこちらをご覧ください。
https://umanity.jp/racedata/columndet_view.php?cid=7321


<次週の特選重賞>

G2 報知杯 弥生賞ディープインパクト記念 2023年03月05日(日) 中山芝2000m内


<ピックアップデータ>

【前走の4コーナー通過順別成績(2016年以降)】
×1番手 [0-0-0-10](3着内率0.0%)
○2~7番手 [7-6-7-29](3着内率40.8%)
×8番手以下 [0-1-0-15](3着内率6.3%)
×記録なし [0-0-0-1](3着内率0.0%)

 脚質に注目したい一戦。2016年以降の3着以内馬21頭中20頭は、前走の4コーナー通過順が2~7番手でした。極端な競馬をした直後の馬は強調できません。

主な「○」該当馬→グリューネグリーンタスティエーラワンダイレクト
主な「×」該当馬→ゴッドファーザートップナイフヨリマル


<他にも気になる! 追い風データ/向かい風データ>

【追い風データ】

○「“JRA、かつ1勝クラス以上のレース”において2着以内となった経験がある」馬は2016年以降[6-6-7-24](3着内率44.2%)
主な該当馬→グリューネグリーントップナイフワンダイレクト

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2022年9月7日(水) 19:23 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 (2022) ~第7回ワールド上位者考察
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先週末をもって3回新潟・4回小倉・2回札幌が終了し、今週末からは4回中山・5回中京がスタート。今年もいよいよ秋季競馬のシーズンに突入しました。
 POG戦線もひとまず最初の区切りを迎え、新たなフェイズに入ります。既に7月16日の函館2歳ステークス(2歳G3・函館芝1200m)をブトンドール(プリンセスロックの2020)が、8月28日の新潟2歳ステークス(2歳G3・新潟芝1600m外)をキタウイング(キタノリツメイの2020)が、9月3日の札幌2歳ステークス(2歳G3・札幌芝1800m)をドゥーラ(イシスの2020)が、9月4日の小倉2歳ステークス(2歳G3・小倉芝1200m)をロンドンプラン(パッションローズの2020)が制し、同世代のライバルを一歩リード。ただ、今後は1勝クラス以上のレースが増えてきますし、ランキングの動きも活発になってくるはずです。
 今回は、9月4日終了時点における各ワールドの上位プレイヤーと、その指名馬をひと通りチェックしてみました。まだスペシャル以外の各ワールドでは仮想オーナー募集枠が順次解放されているうえ、最終的な順位を左右するようなビッグレースが施行されるのはかなり先。目標とすべきプレイヤーの指名戦略を参考に、今後へ向けた対策をイメージしてみてください。

 なお、2021年、かつJRA、かつ2歳のレースにおける競走馬ごとの本賞金額(9月4日終了時点)トップ20は下記の通りとなっています。

【1位】ブトンドール(プリンセスロックの2020) 3800万円
【1位】ロンドンプラン(パッションローズの2020) 3800万円
【3位】キタウイング(キタノリツメイの2020) 3730万円
【3位】ドゥーラ(イシスの2020) 3730万円
【5位】ドゥアイズ(ローズマンブリッジの2020) 2540万円
【6位】ミシシッピテソーロ(ハピネスフォーユーの2020) 2300万円
【6位】モリアーナ(ガルデルスリールの2020) 2300万円
【8位】サツマノオンナ(スペシャルビビーの2020) 2100万円
【9位】ミカッテヨンデイイ(ボルティモアの2020) 1910万円
【10位】クリダーム(ブーケトウショウの2020) 1900万円
【10位】バレリーナ(マニヤラの2020) 1900万円
【12位】ウインオーディン(ピエナビーナスの2020) 1790万円
【13位】コスモイグローク(クールベットの2020) 1600万円
【13位】ジョリダム(マイダイナマイトの2020) 1600万円
【15位】ジョウショーホープ(スターフォーユーの2020) 1570万円
【16位】ミスヨコハマ(ミスエリカの2020) 1510万円
【17位】オマツリオトコ(マツリバヤシの2020) 1480万円
【17位】シーウィザード(メリーウェザーの2020) 1480万円
【17位】シルフィードレーヴ(キモンクイーンの2020) 1480万円
【17位】ダイヤモンドハンズ(メチャコルタの2020) 1480万円

 ちなみに、複数の産駒がランクインしている種牡馬はエピファネイアカレンブラックヒルダノンバラードだけで、いずれも該当馬は2頭ずつ。しかも、2021年JRAリーディングサイアーランキング2位のロードカナロア、同4位のキズナは、まだ現2歳世代の産駒がオープンクラスのレースで上位に食い込めていません。キングカメハメハディープインパクトの直仔が激減したこともあり、今後も2歳リーディングサイアー争いは混戦となりそうです。

 1頭1オーナー制のスペシャルワールドでトップに立っているのは、1億1835万円を獲得したバンコクの夜は熱い、昼も暑いさん。函館2歳ステークスで2着となったクリダーム(ブーケトウショウの2020)など、既に6頭の指名馬が勝ち上がりを果たしていました。アイスグリーン(グリューネワルトの2020)、ウメムスビ(ヴィオレッタの2020)、ナイトキャッスル(サダムグランジュテの2020)もオープンクラスのレースで賞金を獲得していますし、おそらく入札の段階で夏場に稼いでくれそうな馬を狙っていらっしゃったのではないでしょうか。
 ご存じの通り、バンコクの夜は熱い、昼も暑いさんは「ウマニティPOG 2021」で総合ランキング1位となったディフェンディングチャンピオン。早期デビュー組だけでなく、来春のクラシック戦線で活躍を期待できそうな良血馬も獲得していますから、しばらくは首位争いを引っ張っていくことになるのではないかと思います。今後の入札で追加指名する予定の方は、ぜひバンコクの夜は熱い、昼も暑いさんのラインナップをチェックしてみてください。

 G1ワールドは1億3207万円を獲得しているsabo34さんがトップ。総合ランキングも1位です。既にキタウイング(キタノリツメイの2020)とロンドンプラン(パッションローズの2020)で重賞を2勝していますが、sabo34さんがこの2頭を獲得したのは初勝利を挙げた後でした。デビュー後のレースぶりを確認してから入札に参加することも可能である点は、「ウマニティPOG」の醍醐味とも言える重要な要素。sabo34さんはまだ仮想オーナー馬数に空きがあるようなので、引き続き入札の動向をマークしておいた方が良いかもしれません。

 G2ワールドは1億0229万円を獲得しているマホッさんがトップ。重賞ウイナーこそいないものの、フミサウンド(アブソルートリーの2020)が8月6日のダリア賞(2歳オープン・新潟芝1400m内)で2着に、イコサン(メイショウトモシビの2020)が8月21日のクローバー賞(2歳オープン・札幌芝1500m)で2着に健闘しています。ちなみに、総出資PPは1億4340万PPで、他のランキング上位プレイヤーに比べるとかなり少なめ。注目度の低い素質馬を的確に獲得している、素晴らしい相馬眼の持ち主です。

 G3ワールドは1億2978万円を獲得しているキング王🎯🐴さんがトップ。こちらはドゥーラ(イシスの2020)を勝ち上がった翌週の入札で獲得されていました。追加指名組を含めると既に14頭が初勝利をマークしていますし、今後も順調に獲得ポイントを伸ばしていくのではないでしょうか。

 オープンワールドは7408万円を獲得しているゴン千馬さんがトップ。ただし、トップ10プレイヤーの獲得ポイント差が1000万円にも満たない混戦模様です。前述の通り、現2歳世代からキングカメハメハディープインパクトの直仔が激減したこともあってか、もともと今シーズンはスタート前から難解な雰囲気が漂っていました。このオープンワールドは今のところ象徴的な展開になっていますし、まだほとんどのプレイヤーに総合優勝のチャンスが残っているのではないかと思います。

■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』で「データ分析」のコーナーを、TCKホームページ内『データ&コラム』で「分析レポート」を担当しているほか、グリーンチャンネル、JRAのレーシングプログラムなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『コース別 本当に儲かる血統大全 2019-2020』(ガイドワークス)、『ウルトラ回収率 2019-2020』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)、『コース別 本当に儲かる騎手大全2018秋~2019』(ガイドワークス)など。POG関連メディアの制作にもさまざまな形で携わっており、「ウマニティPOG 2014」では最高位クラスのスペシャルワールドにおいて優勝を果たした。

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2022年6月28日(火) 17:07 伊吹雅也
伊吹雅也のPOG分析室 (2022) ~第6回デビュー前の有力馬~
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 今週末から2回福島と3回小倉がスタートし、本格的な“夏競馬”のシーズンに突入します。今年6月の3回東京・3回阪神・4回中京・1回函館(6日目まで)では計29レースの2歳戦が施行され、29頭の2歳馬が勝ち上がりを果たしました。
 現時点で強調しておきたいのはエピファネイア産駒の健闘ぶり。種牡馬別成績を見ると、出走数(14回)、1着数(4回)、2着以内数(7回)、3着以内数(7回)はいずれも単独トップです。しかも、単勝回収率は292%、複勝回収率は120%。単純に成績が良いだけでなく、配当的な妙味も申し分ありません。今週以降の2歳新馬でも引き続きマークしておきましょう。

 今回は、まだ仮想オーナー枠に余裕があるプレイヤーの参考にしていただくべく、デビュー間近が近そうな未出走馬の中から、有力と思しき馬をピックアップしてみました。
 本稿の収録対象としたのは、6月27日時点におけるJRA-VANのデータで確認することができた「6月27日時点で入厩している未出走の2歳馬」「東西のトレーニング・センターにおいて過去1か月(5月31日から6月27日まで)の期間中に坂路・ウッドチップで調教を行った未出走の2歳馬」です。この条件に従って抽出した2歳馬963頭の中から、注目すべきファクターにも該当している馬をまとめています。それぞれの一覧には重複もありますがご了承ください。

 まずは、2022年06月03日01:00更新分の「注目POG馬ランキング」で100位以内だった該当馬をご覧いただきましょう。末尾に付記したのは「注目POG馬ランキング」の順位、並び順は父名順→母名順です。

アヘッド(牝 父Frankel/母Blanc Bonheur 中竹和也厩舎) ※38位
マキシ(牡 父エピファネイア/母ラキシス 辻野泰之厩舎) ※23位
ヤングローゼス(牡 父エピファネイア/母ローザフェリーチェ 手塚貴久厩舎) ※9位
シリンガバルガリス(牡 父オルフェーヴル/母ライラックスアンドレース 松永幹夫厩舎) ※48位
●コナコースト(牝 父キタサンブラック/母コナブリュワーズ 清水久詞厩舎) ※95位
ラヴェル(牝 父キタサンブラック/母サンブルエミューズ 矢作芳人厩舎) ※13位
シュバルツガイスト(牡 父キタサンブラック/母フリーティングスピリット 国枝栄厩舎) ※18位
ミラクルキャッツ(牝 父キンシャサノキセキ/母ランニングボブキャッツ 堀宣行厩舎) ※91位
エコロジョイアー(牡 父サトノアラジン/母パシオンルージュ 加藤征弘厩舎) ※86位
ルクスグローリア(牡 父サトノダイヤモンド/母ヒカルアモーレ 宮田敬介厩舎) ※75位
ジェイパームス(牡 父ジャスタウェイ/母キラーグレイシス 堀宣行厩舎) ※97位
オープンファイア(牡 父ディープインパクト/母ゴーマギーゴー 斉藤崇史厩舎) ※28位
ネアセリーニ(牡 父ハーツクライ/母スウィートリーズン 高野友和厩舎) ※52位
ジャスティンレオン(牡 父ハーツクライ/母ダイワパッション 杉山晴紀厩舎) ※98位
●バロッサヴァレー(牝 父ハーツクライ/母ピラミマ 高野友和厩舎) ※60位
ブラストウェーブ(牡 父ハービンジャー/母ツルマルワンピース 大竹正博厩舎) ※17位
ディオファントス(牡 父モーリス/母ディオジェーヌ 斉藤崇史厩舎) ※14位
アップトゥミー(牝 父モーリス/母ムードインディゴ 国枝栄厩舎) ※92位
マンデヴィラ(牝 父リアルスティール/母マンデラ 友道康夫厩舎) ※50位
キングズレイン(牡 父ルーラーシップ/母タッチングスピーチ 手塚貴久厩舎) ※90位
ヴァレンティヌス(牡 父レッドファルクス/母サザンスピード 辻野泰之厩舎) ※77位
シャザーン(牡 父ロードカナロア/母クイーンズリング 友道康夫厩舎) ※39位
スワッグチェーン(牡 父ロードカナロア/母メジャーエンブレム 田村康仁厩舎) ※44位

 2022年06月03日01:00更新分の「注目POG馬ランキング」で9位だったヤングローゼス(ローザフェリーチェの2020)は、一部報道によると7月16日の福島5R(2歳新馬・芝1800m)でデビューする予定となっている模様。2021年のセレクトセールで1億2100万円の値が付いたうえ、馬主の藤田晋氏にも注目が集まっていますから、今後の入札でも激しい争奪戦が繰り広げられるのではないかと思います。

 第1回の「POG的データ分析」で強調したハーツクライ産駒と、本稿の冒頭で取り上げたエピファネイア産駒は下記の通り。

ミヤジシャルマン(牡 父エピファネイア/母アナザーワールド 川村禎彦厩舎)
ジュンフシナ(牡 父エピファネイア/母アルフィルク 中舘英二厩舎)
ベルオブピース(牡 父エピファネイア/母イェーガーオレンジ 矢作芳人厩舎)
ナイツオブラウンド(牡 父エピファネイア/母ウェストレー 小崎憲厩舎)
ネクストブレイク(牡 父エピファネイア/母ウェディングフジコ 戸田博文厩舎)
●コチョウラン(牝 父エピファネイア/母ヴェルザンディ 蛯名正義厩舎) ※130位
シゲルノヴァ(牝 父エピファネイア/母ウタヒメ 谷潔厩舎)
ブランディー(牝 父エピファネイア/母オートロンシャン 和田雄二厩舎)
エナジーチャイム(牝 父エピファネイア/母カリンバ 手塚貴久厩舎)
ホウオウヒショウ(牝 父エピファネイア/母キャリコ 奥村武厩舎)
ルミノメテオール(牝 父エピファネイア/母クイーンナイサー 金成貴史厩舎)
クリノコマンダー(牡 父エピファネイア/母グランプリソフィ 藤岡健一厩舎)
ルクスフロンティア(牡 父エピファネイア/母サトノアイリ 松永幹夫厩舎)
サトノキャサリン(牝 父エピファネイア/母サトノエカテリーナ 吉村圭司厩舎)
メモリーズオブユー(牡 父エピファネイア/母サンエルピス 高橋義忠厩舎)
シビッククール(牝 父エピファネイア/母シビックハート 高柳大輔厩舎)
ショウナンガチャ(牡 父エピファネイア/母ショウナンラヴィ 嘉藤貴行厩舎)
マロンアルジャン(牝 父エピファネイア/母シルヴァースプーン 牧田和弥厩舎)
スマッシュキング(牡 父エピファネイア/母スマッシュ 奥村武厩舎)
ダンツセリカ(牡 父エピファネイア/母ツクバエルドラド 谷潔厩舎)
ジュンブライト(牝 父エピファネイア/母ナイアガラロール 高柳瑞樹厩舎)
サンティーテソーロ(牝 父エピファネイア/母ナガラフラワー 栗田徹厩舎)
デインバランス(牝 父エピファネイア/母ナッシングバットドリームズ 杉山晴紀厩舎)
ウインオーディン(牡 父エピファネイア/母ピエナビーナス 鹿戸雄一厩舎)
ビップピュアエース(牝 父エピファネイア/母ビップピュアレディ 高柳瑞樹厩舎)
●アスターフラッペ(牝 父エピファネイア/母ピュアノアール)
サクラトップクリス(牝 父エピファネイア/母ブルーブラッド 田村康仁厩舎)
ロッククリーク(牡 父エピファネイア/母フロールデセレッソ 栗田徹厩舎)
●マロンアイス(牡 父エピファネイア/母マロンブーケ 池上昌和厩舎)
マキシ(牡 父エピファネイア/母ラキシス 辻野泰之厩舎) ※23位
●シテ(牡 父エピファネイア/母ラクアミ 石坂公一厩舎)
ヴェンチュラムーン(牡 父エピファネイア/母ラスヴェンチュラス 小島茂之厩舎)
ネーブル(牝 父エピファネイア/母リンターバル 平田修厩舎)
ゴールドシーン(牡 父エピファネイア/母ローガンサファイア 林徹厩舎)
ヤングローゼス(牡 父エピファネイア/母ローザフェリーチェ 手塚貴久厩舎) ※9位
サンライズサラー(牡 父エピファネイア/母ロジナン 庄野靖志厩舎)
●キャラメルシフォン(牝 父ハーツクライ/母アルアリングスター 林徹厩舎)
イッツオンリーユー(牝 父ハーツクライ/母イッツオンリーアクティングダッド 手塚貴久厩舎)
●メインクーン(牝 父ハーツクライ/母イマーキュレイトキャット 林徹厩舎)
コトブキヘスペラス(牡 父ハーツクライ/母エーシンベロシティ 金成貴史厩舎)
フェザーモチーフ(牡 父ハーツクライ/母オーサムフェザー 武井亮厩舎)
ファンネルマーク(牡 父ハーツクライ/母クルージンミジー 古賀慎明厩舎)
ココリイト(牝 父ハーツクライ/母サンドグロース 古賀慎明厩舎)
ダノントルネード(牡 父ハーツクライ/母シーウィルレイン 中内田充正厩舎) ※121位
テルテ(牝 父ハーツクライ/母ジェニサ 手塚貴久厩舎) ※182位
ネアセリーニ(牡 父ハーツクライ/母スウィートリーズン 高野友和厩舎) ※52位
●ダノンクロム(牡 父ハーツクライ/母セデュイール2 音無秀孝厩舎)
ジャスティンレオン(牡 父ハーツクライ/母ダイワパッション 杉山晴紀厩舎) ※98位
ルフレーヴ(牡 父ハーツクライ/母タミーザトルピード 杉山晴紀厩舎)
バースクライ(牝 父ハーツクライ/母ティップトップ 千田輝彦厩舎)
プロトカルチャー(牡 父ハーツクライ/母テスタオクローチェ 新開幸一厩舎)
●ハーツコンチェルト(牡 父ハーツクライ/母ナスノシベリウス 武井亮厩舎)
アスクエピソード(牡 父ハーツクライ/母ネヴァーピリオド 藤原英昭厩舎) ※195位
●バロッサヴァレー(牝 父ハーツクライ/母ピラミマ 高野友和厩舎) ※60位
ノエマ(牡 父ハーツクライ/母ホームタイム 平田修厩舎)
レイジングウェイブ(牡 父ハーツクライ/母ホットスウェル 牧田和弥厩舎)
●ダノンソレイユ(牝 父ハーツクライ/母マイグッドネス 尾関知人厩舎)
●モリーダーリン(牝 父ハーツクライ/母マルケサ)
ミタマ(牝 父ハーツクライ/母モナリザ 上村洋行厩舎)
エメイヴェイモン(牝 父ハーツクライ/母ルシュクル 中竹和也厩舎) ※126位

 2022年06月03日01:00更新分の「注目POG馬ランキング」でも52位に食い込んでいたネアセリーニ(スウィートリーズンの2020)は、所属するサンデーサラブレッドクラブによると、7月17日の小倉5R(2歳新馬・芝2000m)でデビューする予定となっている模様。ハーツクライ産駒もこれまでの2歳新馬で10頭中5頭が3着以内に好走していますから、そろそろ勢いに乗ってくるかもしれません。

 生産者がノーザンファーム、かつ2022年06月03日01:00更新分の「注目POG馬ランキング」で200位以内の支持を集めていた馬はこちら。

●コチョウラン(牝 父エピファネイア/母ヴェルザンディ 蛯名正義厩舎) ※130位
マキシ(牡 父エピファネイア/母ラキシス 辻野泰之厩舎) ※23位
ヤングローゼス(牡 父エピファネイア/母ローザフェリーチェ 手塚貴久厩舎) ※9位
シリンガバルガリス(牡 父オルフェーヴル/母ライラックスアンドレース 松永幹夫厩舎) ※48位
ロジザキア(牝 父キズナ/母ザキア 国枝栄厩舎) ※174位
クロスライセンス(牡 父キズナ/母トップライセンス 鹿戸雄一厩舎) ※138位
セントマーガレット(牝 父キタサンブラック/母カレドニアレディ 金成貴史厩舎) ※179位
●コナコースト(牝 父キタサンブラック/母コナブリュワーズ 清水久詞厩舎) ※95位
ラヴェル(牝 父キタサンブラック/母サンブルエミューズ 矢作芳人厩舎) ※13位
シュバルツガイスト(牡 父キタサンブラック/母フリーティングスピリット 国枝栄厩舎) ※18位
リードブロー(牡 父キンシャサノキセキ/母ユードントラヴミー 安田翔伍厩舎) ※153位
ミラクルキャッツ(牝 父キンシャサノキセキ/母ランニングボブキャッツ 堀宣行厩舎) ※91位
エコロジョイアー(牡 父サトノアラジン/母パシオンルージュ 加藤征弘厩舎) ※86位
カズボニファシオ(牡 父サトノダイヤモンド/母ティッカーコード 安田翔伍厩舎) ※110位
マテンロウウェイ(牝 父ジャスタウェイ/母ギモーヴ 中内田充正厩舎) ※151位
ジェイパームス(牡 父ジャスタウェイ/母キラーグレイシス 堀宣行厩舎) ※97位
エンパイアブーケ(牝 父ダイワメジャー/母キャッチータイトル 木村哲也厩舎) ※172位
オープンファイア(牡 父ディープインパクト/母ゴーマギーゴー 斉藤崇史厩舎) ※28位
パルピターレ(牝 父ドゥラメンテ/母カヴァートラブ 国枝栄厩舎) ※102位
アラモードジェンヌ(牝 父ドレフォン/母グルーヴァー 高橋義忠厩舎) ※171位
ダノントルネード(牡 父ハーツクライ/母シーウィルレイン 中内田充正厩舎) ※121位
ネアセリーニ(牡 父ハーツクライ/母スウィートリーズン 高野友和厩舎) ※52位
●バロッサヴァレー(牝 父ハーツクライ/母ピラミマ 高野友和厩舎) ※60位
ブリスキー(牡 父ハービンジャー/母サンデースマイル2 堀宣行厩舎) ※146位
ブラストウェーブ(牡 父ハービンジャー/母ツルマルワンピース 大竹正博厩舎) ※17位
ディオファントス(牡 父モーリス/母ディオジェーヌ 斉藤崇史厩舎) ※14位
アップトゥミー(牝 父モーリス/母ムードインディゴ 国枝栄厩舎) ※92位
マンデヴィラ(牝 父リアルスティール/母マンデラ 友道康夫厩舎) ※50位
キングズレイン(牡 父ルーラーシップ/母タッチングスピーチ 手塚貴久厩舎) ※90位
ヴァレンティヌス(牡 父レッドファルクス/母サザンスピード 辻野泰之厩舎) ※77位
マヴォロンテ(牝 父ロードカナロア/母スターアイル 松永幹夫厩舎) ※185位
イストロス(牡 父ロードカナロア/母ドナブリーニ 音無秀孝厩舎) ※117位
スワッグチェーン(牡 父ロードカナロア/母メジャーエンブレム 田村康仁厩舎) ※44位

 ディープインパクトのラストクロップとして注目を集めているオープンファイア(ゴーマギーゴーの2020)は、6月17日のゲート試験に合格したものの、現在は放牧に出ているようです。最新の動向も踏まえたうえで入札を検討しましょう。

■執筆者プロフィール
伊吹 雅也(いぶき・まさや)

 埼玉県桶川市在住のフリーライター、競馬評論家。JRAホームページ内『今週の注目レース』で「データ分析」のコーナーを、TCKホームページ内『データ&コラム』で「分析レポート」を担当しているほか、グリーンチャンネル、JRAのレーシングプログラムなどさまざまなメディアを舞台に活動している。近著に『コース別 本当に儲かる血統大全 2019-2020』(ガイドワークス)、『ウルトラ回収率 2019-2020』(ガイドワークス)、『WIN5攻略全書 回収率150%超! "ミスターWIN5"のマインドセット』(ガイドワークス)、『コース別 本当に儲かる騎手大全2018秋~2019』(ガイドワークス)など。POG関連メディアの制作にもさまざまな形で携わっており、「ウマニティPOG 2014」では最高位クラスのスペシャルワールドにおいて優勝を果たした。

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ディープインパクトの口コミ


口コミ一覧
閲覧 174ビュー コメント 3 ナイス 33

今年は奮発するかもしれません❗ww
まだ、馬体も厩舎も募集金額も尺も何もかもわかりませんがww

社台サラブレッドクラブ
父名        母名        母父      性別  誕生日  母生産年  母出産時年齢  生産牧場  予想募集価格
サートゥルナーリア  デルマコイウタ  ディープブリランテ  牡  4月11日  2014年  9歳 社台 5000万
サートゥルナーリア  マルセリーナ   ディープインパクト   牡  3月12日  2008年 15歳 社台 8000万
サートゥルナーリア  アンドラステ   オルフェーヴル  牡  2月6日  2016年 7歳  白老 6000万

サンデーサラブレッドクラブ
父名        母名       母父      性別  誕生日  母生産年  母出産時年齢 生産牧場  予想募集価格
サートゥルナーリア  エイプリルミスト  ディープインパクト  牝  2月28日  2014年  9歳 ノーザン 3600万
サートゥルナーリア  ガールオンファイア  アグネスタキオン  牝  5月3日  2009年  14裁 ノーザン 3200万
サートゥルナーリア  シュプリームギフト  ディープインパクト  牝  3月26日  2008年  15歳 ノーザン 5000万
サートゥルナーリア  ファイネストシティ  City Zip  牡  2月9日  2012年  11歳 ノーザン 6000万
サートゥルナーリア  フローレスマジック  ディープインパクト  牡  1月10日  2014年  9歳 ノーザン 8000万

 覆面ドクター・英 2024年4月25日(木) 19:55
覆面ドクター 英 の  天皇賞 春 2024
閲覧 1,032ビュー コメント 0 ナイス 21

まずは先々週の皐月賞の回顧から。藤岡康騎手の親友の浜中騎手の大逃げからの逃げ切り勝ちを期待してメイショウタバルに本命打ったのですが、レース前から入れ込んで、速いペースで逃げてビリという残念な結果でした(笑)まあ逃げ馬は沈む時はこんなものです。素直に康太騎手が調教つけていたジャスティンミラノで良かったようです。ダービーと皐月賞が昔ほど直結しなくなったのかなあ、と思って、ひねり過ぎてしまいましたが、やはり普通にダービー馬にふさわしい馬を皐月賞でも、まず買うべきだったようです。

それでは天皇賞(春)の話題へ。菊花賞同様、長距離の評価が昔より低い時代でもありますが、およそ34年になる競馬歴の中でもメジロマックイーンは、武豊騎手もコメントしてたようにマイルでもこなせるくらいのスピードと、春天で圧勝するくらいのスタミナを兼備している強い馬だったと思います。オルフェーヴルやゴールドシップにマックイーンの血が引き継がれているのは嬉しい限りですが、今年の出走馬はちょっと好走厳しいか。ポイントとしては、スプリント路線同様、ステイヤー路線は層が薄いので、中距離のすごく強い馬が通用してしまう、特に京都の高速馬場だと、というところでしょうか。

1番人気想定 ドゥレッツア:名前から連想できるようにドゥラメンテ産駒の菊花賞を強い勝ち方をしたルメール騎手のお手馬(5連勝でG1馬に)で、コテコテのステイヤーという感じでもないが、前走の金鯱賞はちょっと距離足りない感じと、勝ったプログノーシスが内ぽっかり空いたところを通ったのもあり、勝負決まってから差してきての2着だった。今回は戸崎騎手への乗り替わりとなるが、そう癖のある感じの馬でもなく、逆にかなり自在性あるとも言え、普通にやれそう。調教の動きもよく、ここにしっかり照準あわせてきた。菊花賞は4番人気で本命打って、いい馬券取らせてくれたが、強いのばれちゃって今回は人気になりそうなところがつらいが、やはり強く本命視が妥当。

2番人気想定 テーオーロイヤル:不発感の強いリオンディーズ産駒(エピファネイアの半弟で父がシンボリクリスエスからキンカメにかわり、むしろ芝ダート問わず距離も融通きくかと思われたが)の代表産駒の恐らく現役最強クラスのステイヤー(母父のマンハッタンカフェの影響が強そう)。ただステイヤーズSやダイヤモンドSで強い走りを見せる本物ステイヤーは京都の春天は案外向かなかったりする。阪神大賞典も5馬身差の強い勝ち方だったが、これまた適性的に春天とちょっと違うかもしれない。6歳というのも微妙。馬体もピカピカで、調教の動きは引き続きかなり良いが、本格ステイヤー過ぎてヒモまでが良いか。オーストラリアのメルボルンCとかに遠征してみてほしい。菱田騎手は元々うまくて、朝弱いようで調教での遅刻癖など結構言われていたが、再評価の時期では。私も早起き苦手で少年野球の朝練で4時半起きとか地獄でした(笑)


3番人気想定タスティエーラ:クラシック三冠で常に好走していたが、その後不発続きでソールオリエンスとともにこの世代が弱いと言われる原因となっている状況。安定感あった馬だが瞬発力やスピードがちょい足りない感じが本質か。前走は終い投げ出したような感じもありメンタル要素での不振もあるか。香港あたりは向きそうで海外遠征が向くかも。モレイラ騎手で堀厩舎だけに人気になりそうだが立ち直るのを確認するまでは消してみるのも手か。調教の動きは悪くない。
4番人気想定 サリエラ:エリザベス女王杯や有馬記念で2着したサラキアの全妹でマイル近辺で強かったサリオスの半妹。ディープインパクト産駒だけに本質的にはステイヤーというより距離もこなせる中距離馬の印象だが阪神でなく京都の高速馬場ならこの距離も歓迎では。ルメール騎手から武豊騎手への乗り替わりも、「平成の盾男(若い世代にはわかりにくいかもしれませんが)」だけに問題なし。調教の動きも良い。

5番人気想定 ブローザホーン:420kg前後の小さな、昔で言うとライスシャワーを思い出させるステイヤー。阪神大賞典は小さい馬だけに適性イマイチで3着止まりだったが、京都に変われば逆転も可能では。大舞台でも強いエピファネイア産駒だし、菅原明騎手も若手の中ではかなり良い。調教の動きも良い。

6番人気想定 ワープスピード:ドレフォン産駒の地味なステイヤー(母父ディープインパクトの影響が強そう)で阪神大賞典で2着と頑張った。ただここでよく書いているように、G1で三浦騎手乗せてくるというのは、どうぞ、消してください、ということでは(笑)調教の動きは悪くないが。

7番人気想定 サヴォーナ:キズナ産駒で昨秋は神戸新聞杯2着で臨んだ菊花賞でまくって5着と頑張った。日経新春杯2着、阪神大賞典5着と勝ち切れていないがヒモには買いたい伸び盛りの馬。母系は短いところやダートでの活躍馬が多いので、そこを言っている人も多いが、父がSS系の本格派で、母が短距離やダート馬でスピードやパワー補うというのは活躍馬によくある配合で、距離気にする必要ないのでは。調教の動きよく、G1ではやる気が増す池添騎手だけに期待できそう。

8番人気想定 チャックネイト:AJCCをキング騎手で差し返しての重賞制覇だった馬だが、不良馬場だったのも良かった印象。金子さんの馬で、堀厩舎で余分に人気にもなりそうだが同厩舎のタスティエーラよりこっちの方が、案外いいかも。調教の動きは良い。ただ高速馬場より重馬場要員か。

9番人気想 ディープボンド:3年連続このレースで2着しているステイヤー路線の代表的な馬だが、さすがに7歳となり衰え感じる現況で阪神ならまだごまかし利くのかもしれないが、京都だとスピード的にもちょっときついのでは。調教は年齢を感じさせないくらい元気で良い。3着に来てくれればいい感じか。

10番人気以下想定
シルヴァーソニック:昨年のこのレースで3着したのだがその後調教休養で前走の阪神大賞典で11着と残念な結果。8歳だけに普通だったら、終わった、と思われそうだが、調教の動きはかなり良くて、ここでないもう少し相手弱いところならまだやれる感じか。

マテンロウレオ:昨年のこのレース5着馬だが、どちらかというと中距離向きで、また14か月前の京都記念2着以降は馬券になっていない状況で、横山典騎手の奇襲込みでもG1では厳しそう。調教の動きは良い。

ゴールドプリンセス:数少ないゴールドアクター産駒のステイヤー牝馬。3勝クラスを勝ったばかりで、今夏のローカル2600M戦あたりが活躍の場か。調教の動きは良い。

ハピ:キズナ産駒のダート馬。一昨年のチャンピオンズCでも3着にきたり、オープンでも勝たないまでも上位に来る馬。前走初芝で大阪ハンブルグCで9着だったように、ダート路線に戻した方が良さそう。調教の動きは普通。

スマートファントム:ここ2戦の2勝クラスと3勝クラスを藤岡康騎手で連勝してきたハービンジャー産駒。勢いあるとも言えるが、前走は狭いところを割って差し切ったようにかなり鞍上の腕で勝った要素も強くG1ではまだ厳しそう。調教の動きはかなり良い。

プリュムドール:一昨年のステイヤーズS2着した後に1年近く休養したステイヤー牝馬。復帰後もそう大きく負けていないのだがG1でどうこういう感じではないゴールドシップ産駒。調教の動きは悪くない。

メイショウブレゲ:ゴールドシップ産駒らしいステイヤーで万葉Sを勝ったが前走の阪神大賞典で8着だったようにG1レベルにはまだまだ遠い印象。調教の動き自体は良い。

スカーフェイス:13か月前のリステッド競走(大阪城S)勝ち以降馬券になっていないように、ここでは力不足な馬。調教の動きは普通。

ヒンドゥタイムズ:セン馬だけに8歳でも元気なハービンジャー産駒。ただ14か月前の小倉大賞典勝ち以降は馬券になっていないようにG1では不要。調教の動きは普通。

<まとめ>
有力:ドゥレッツア

ヒモに:ブローザホーン、サリエラ、テーオーロイヤル、サヴォーナ、ディープボンド

穴で:出番なさそう

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 覆面ドクター・英 2024年4月12日(金) 15:05
覆面ドクター 英 の  皐月賞 2024
閲覧 829ビュー コメント 0 ナイス 12

まずは先週の回顧から。本命ステレンボッシュがきっちり勝ってくれて、相手もきっちり厚く買ったところが来てくれて、好結果でした。大阪杯は本命が勝つも儲からなかったので、
ガツンと当たって良かったです。WIN5も当たったのですが、安すぎてトリガミでした・・。
ステレンボッシュが思った以上に人気になってしまった感じはありましたが、国枝調教師の本番に合わせてくる手腕さすがだったし、もちろん馬の血統的なスケールもあっての話ではありますが・・。モレイラ騎手のすごさにみんな慣れちゃって忘れているかもしれませんが、見ての通り、ホントすごい騎手です。上手かったです。ムルザバエフ騎手は先週書いたように、やはり人気馬沈めましたね(笑)この長い文章につきあってくれた方の的中に貢献できてたら幸いです。

それでは今週の皐月賞の話へ。かなり難しいのはオッズの割れ具合も示しているように確たる中心馬が不在で(世代牡馬最強かなあというシックスペンスは皐月賞を回避してダービへ直行)、牝馬レガレイラが76年ぶりだかの牝馬皐月賞制覇なるか、というのもルメール騎手の骨折によって北村宏騎手への乗り下がりだったり、ジャンタルマンタルは距離が微妙だったり、凱旋門賞ソットサスの全弟のシンエンペラーは欧州血統らしく瞬発力イマイチでここ2戦勝ち切れなかったりと一長一短あるメンバー構成。当てにくいが当たれば結構デカイのとれるかも、という馬券的には面白いレース。3連単100円はかなり手広く買って穴をカバーしつつ、狙った相手5~6頭へは厚くする予定。

<全頭診断>
1番人気想定 シンエンペラー:世界的な良血馬でウマ娘の藤田さんが数億円で購入して、日本で種牡馬入りして血統レベル向上に貢献して欲しい存在だが、手ごたえ良さそうな状況でも伸びきれないのはサドラー系っぽいのかなあと思いますが(だいぶ古い例えになりますが、フサイチカツラを思い出しました)、それなりに好走するだろうが勝ち切るのは相当仕掛けのタイミングなどドンピシャでないと難しいのでは。弟は「ソット差せず」だと思います(笑)調教の動きはかなり良く、ロングスパート戦や早い時計にならなければ出番か。

2番人気想定 ジャンタルマンタル:3連勝で朝日杯FS勝ちまでは良かったが、前走の共同通信杯は、2着とはいえ、ジャスティンミラノに完敗で、完成早く上積み少なそうにも見え、あと川田騎手がかなり距離を気にした騎乗だったよう(マイラーかな、という感じ)。父が日本で種牡馬入りしたので産駒増えてこれば特徴もより見えてきそう。これまた調教の動きはかなり良く、逆に調教すごく動くのはマイル以下がいいタイプとも思える。NHKマイルC向きかも。

3番人気想定 レガレイラ:牝馬だからと人気下がる時代でないので、某人気サイトの想定人気を参考にしているが、下手すると一番人気まであるのでは。ホープフルSは豪快に差し切ったが、ダービーめざす馬達が、ホープフルSにあまり向かってないのもあり、正直レベル的にもイマイチだった可能性もあり、ルメール騎手乗れなくなったのも大幅マイナス。母母母がディープインパクトの母のウインドインハーヘアだけに爆発力はありそう。調教の動きは、かなり良い。北村宏騎手は先週同様、いい馬がまわってきたが、良くも悪くも意外性のない普通な騎乗では。

4番人気想定 ジャスティンミラノ:2戦2勝で新馬勝ちから共同通信杯で1番人気のジャンタルマンタルを突き放して勝ったように、かなり能力高そう。友道厩舎らしく、無理せず距離延びてだんだん良さも出てくるタイプ。1番人気2着だったジャンタルマンタル自体がイマイチなのかもしれず、ジャンタルマンタル乗っていた川田騎手は、相手が強かったと実力差認めたが、中山2000Mがわりとトリッキーだけにダービーでは狙いたい馬だが、ここは善戦惜敗もあるか。調教の動きはかなり良い。調教つけてた藤岡康騎手の訃報はつらいですね。昨年あたりから乗り馬の質も上がってきて、元々腕もあったし、今年は、それほど強くない馬まで勝たせる絶好調で、リーディングベスト10入りもしていて、35歳という一番心技体そろった、いい時期で、そろそろリーディング争いしたり、将来は調教師適性も高そうで、藤岡兄弟での調教師姿も見たかったなあ・・。

5番人気想定 メイショウタバル:毎日杯の6馬身差はかなり強い勝ち方だった。ゴールドシップ産駒だけに道悪も向いたにせよ、父母父のメジロマックイーン思わせる高速ステイヤー的走りで、びっくりな強さだった。フレグモーネで、スライドでの出走で、中2週と間隔詰まっているが、絶好調の今ならここでも連続好走あっておかしくない。瞬発力勝負のダービー凡走して、高速ステイヤーだけに菊花賞で好走というのもありそう。ここも厳しいペースで逃げられたら(もしくは、まくって四角早め先頭)、一発あってもいい。調教の動きも間隔詰まっていても、軽くしないで結構しっかりやれていて、かなり良くて、やれるデキ。初勝利まで3戦かかった地味な感じの馬だが、メイショウの松本オーナーが三嶋牧場で見た瞬間に購入即決したグッドルッキングホース(細江さんもイケメンと評価(笑))で、浜中騎手も同期の藤岡康騎手への気持ちもこめた会心の騎乗を期待。浜中騎手は厳しいペースでいって最後よれて批判されたりするが、よれてもいいので、厳しいペース作ってほしい。

6番人気想定 ビザンチンドリーム:新馬戦勝ちから二戦目できさらぎ賞勝ちと能力かなり高そうで、かなりスタミナもある。ただムルザバエフ騎手というのは先週も書いたようにかなり微妙で、正直日本人の有望若手(今回このレースに乗ってない西村淳騎手など)の方が上手い。逃げ粘りタイプでもないのもムルザバエフ騎手向きでないのでは。調教の動きは良い。菊花賞あたりが一番向くタイプか。

7番人気想定 サンライズアース:2戦2勝で前走のすみれSは、まくって勝った。母母がハルーワソングで大魔神の持ち馬多数の血統だし、母父マンハッタンカフェだけにやれていい配合なのだろうが父レイデオロが種牡馬として予想外にやれておらず、G1で買うのはちょっと怖い感じ。調教の動きは普通。少頭数のゆったりした競馬しか経験しておらず、多頭数のごちゃつく競馬でひるまなければ良いが。

8番人気想定 コスモキュランダ:弥生賞勝ち馬でモレイラ騎乗だが、先週に比べて馬が弱い。すでに7戦使っており、先週も加藤士厩舎のマイネル軍団の馬が数使ってて(距離もあるだろうが)調教良くても惨敗したように、上積み見込めないのでは。NHKマイルCあたりが向くか。調教の動きは良いが、マジックマンでも、この馬まで持ってこいというのは難しいのでは。

9番人気想定 アーバンシック:母母母ウインドインハーヘアなのでレガレイラとかなり近い血統構成(スワーヴリチャード×ハービンジャー)。3戦2勝馬で前走の京成杯も、前半かなりもたついたりよれた割には2着まで来たが、間があいてしまった。調教の動きは良く、成長分込みで思った以上に強い馬な可能性は、まだあり、少額はおさえたい。横山武騎手も気楽な立場で一発狙っているのでは。

10番人気以下想定
ダノンデサイル:4戦2勝馬で、前走の京成杯を勝っての参戦。セレクトセールで1.5億近くした好馬体な馬で、調教の動き鋭く、前哨戦使ってないだけに忘れ去られているが、能力あるはず。横山典騎手も、人気なくてもいい勝負になりえる馬で楽しみにしているのでは。

ミスタージーティー:ホープフルSでは最内で詰まって、脚を余した感じだったが共同通信杯は、広々したコースで巻き返すかと思われての2番人気だったが、かかって7着惨敗。若葉Sは藤岡佑騎手がきっちり権利とりの勝利おさめたが、まだまだ幼く、強くなるのは先か。ただ能力はあり、気が向けば大駆けあってもおかしくはない。

エコロヴァルツ:2歳の夏に札幌の洋芝1800Mを勝つというのはスタミナある証拠となるのだが、掛かる面もあり、スタミナあるのにかかるので、どの距離がいいのか難しい馬。そのあたりの気難しさがブラックタイドが弟のディープみたいに種牡馬でホームランも打つが三振多い感じだったのとつながっているか。朝日杯は追い込みで2着と武豊騎手の神騎乗だったが共同通信杯の5着あたりが、実力的には正しい位置づけか。東京より中山の方がごまかしも効き、いいのだろうが、いくら武豊騎手でも、この馬を馬券圏内に持ってくるのは至難の業では。

サンライズジパング:全日本2歳優駿で2着に来たようにダート馬かと思わせておきながら、キズナ産駒らしく当然芝でもやれますよ、とホープフルS3着、若駒S勝ちと二刀流な馬。前崩れの追い込み競馬になれば一発あっても良い馬では。菅原明騎手もよい。フレグモーネで弥生賞回避後だが、音無厩舎らしく坂路で50秒台などバリバリ乗り込んでおり、穴で楽しみな一頭。

シリウスコルト:一戦ごとに好走と凡走繰り返す馬で、田端さんのダンチヒの〇×理論(父母父父がダンチヒ)なマクフィ産駒だが、G1で三浦騎手乗せてる時点で期待薄(笑)弥生賞は逃げて3着で権利取れた。あとは三浦騎手の苦手な逃げで馬券になったところみると、思ったよりは力あるのかもしれない。調教の動きは良い。

ウォーターリヒト:すでに7戦消化して、シンザン記念3着、きさらぎ賞2着など、血統的にもそう高くない馬だろうが、かなり頑張っている馬主孝行な馬だと思われる。前走は直線不利もあり惨敗したが、そこまで弱くない馬。ただここで馬券になるかというとそれも厳しいのでは。調教の動きは良い。

ホウオウプロサンゲ:ここでも、ちょくちょく書いているように羽振りのよいホウオウ軍団らしく4.5億もしたヴェロックスの半弟。回収しようとも思ってないんでしょうけど、7000~8000万の馬を5頭とか買った方が絶対いいと思います。ディープインパクト産駒が居なくなり、高額馬がそのまま走る時代じゃないですから。瞬発力なく母父モンズンが前面に出ている感じか。海外遠征は向くのかも。

ルカランフィースト:もたつくが気持ちが乗れば、いい末脚繰り出すイスラボニータ産駒。スプリングSでは3着したが、勝ったシックスペンス以外はイマイチなメンツでもあり、ここでは厳しそう。成長待ちでは。調教の動きは普通。

アレグロブリランテ:1勝クラスでも2着までと勝てなかった馬がスプリングSで2着しての出走。ただ名前からわかるようにディープブリランテ産駒で、同産駒がことごとく小粒なように、矢作調教師の腕でG1馬になれた感じなのかなあと思います。ここでは力が足りない。調教の動き自体は良い。

<まとめ>
有力:メイショウタバル、ジャスティンミラノ

ヒモに:レガレイラ、ジャンタルマンタル、シンエンペラー、ビザンチンドリーム

穴で:アーバンシック、ダノンデサイル、ミスタージーティー、サンライズジパング

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コメント一覧
1:
  TERAMAGAZINE   フォロワー:69人 2023年4月15日() 23:01:39
日本競馬史上最強馬
ディープインパクト

日本歴史的名馬
シンザン
シンボリルドルフ
を超える世界的名馬

ミルリーフ(英ダービー/キングジョージ/凱旋門賞)
ダンシングブレーヴ(2000ギニー/キングジョージ/凱旋門賞/英ダービー2着)
神の馬ラムタラ4戦4勝(英ダービー/キングジョージ/凱旋門賞)
ゼニヤッタ20戦19勝(G1・13勝)
フランケル14戦14勝(G1・10勝)

高さすら朧にすら見えない
堅牢過ぎて
破る方策
考える事すら放棄してた


ディープインパクトの写真

ディープインパクト
ディープインパクト

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2006年12月24日 有馬記念 G1 1着
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