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【NHKマイルC2024】馬場の有利不利、教えます! 包まれない位置からスムーズに運ぶ馬が有利!中~外枠に対する意識を強めたほうがベター!
土曜日の東京芝のレース結果、近年のNHKマイルCの結果をもとに、馬場のバイアスなどを考察していきます。予想の際にお役立てください。
この中間は火~木曜日に28ミリの降水が観測されたが、その後の天気に恵まれたことや、気温の上昇も重なって、土曜日の芝コースは終日良馬場(JRA発表)での開催。3~4角における内柵沿いの一部を除けば、芝と路盤の状態もおおむね良好だった。
土曜日に施行された条件~OPクラスの芝競走4鞍における、勝ち馬の最終4角通過順位は3、5、1、5番手。最後の直線で内寄りに進路をとる馬たちが、良い踏ん張りを見せていた。その一方、馬場の3分どころを選んだ差し馬の活躍も目を引く。
実際、条件~OPクラス4鞍の1着馬はいずれも、上がり3Fタイム3位以内でフィニッシュしている。つまり、最後の直線でどれだけ脚を伸ばすことができるかが重要。少なくとも先行力だけで押し切るのは容易ではない。その点は頭に入れておくべきだ。
また、複勝圏入りした12頭のうち、9頭が4枠より外。要は、枠なりに内めをロスなく立ち回るメリットよりも、インで包まれるなどのデメリットのほうが大きいということ。従って、スムーズに進出可能な位置を確保できる馬が有利という、捉え方が最も適切のように思える。
日曜日開催中の天気予報は晴れベース(5日7時の時点)。雨が降らないのであれば、傾向の急変までは考えづらい。ゆえにNHKマイルCでの狙いは、包まれない位置からスムーズに運べそうな馬となろう。枠順ベースで選ぶなら、やはり中~外(4~8枠あたり)がベターではないか。
なお、近年のNHKマイルCは、デビュー以来の着外(4着以下)数が1回以内、かつ重賞で3着以内の好走経験を持つ馬の活躍が顕著。直近5年の勝ち馬5頭すべてが該当する。今年も条件を満たす馬には警戒の目を光らせたい。
また、控える競馬での好走歴の有無も大事な要素。直近5年の優勝馬5頭は、みな最終4角通過順位が4番手以下での勝利経験があった。直線の長い府中が舞台のG1だけに、脚をためる競馬ができることを過去に示している必要がある。実績面と合わせて押さえておきたいポイントだ。
今年のNHKマイルCの出走メンバーで、要点(4~8枠+過去実績+4角4番手以下の1着歴)をクリアしているのは、⑫ゴンバデカーブース、⑭アスコリピチェーノ、⑯ジャンタルマンタル、⑱アルセナール。よって当欄では、これら4頭を軸馬候補として推奨したい。
【馬場予想からの注目馬】
⑫ゴンバデカーブース ⑭アスコリピチェーノ ⑯ジャンタルマンタル ⑱アルセナール
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