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中央競馬は3冠競走第1弾・皐月賞が14日に中山競馬場で行われる。前走のきさらぎ賞を後方一気の末脚で制して2戦2勝のビザンチンドリーム(牡3歳)が参戦。管理する坂口智康調教師(43)=栗東=に、自身平地GⅠ初出走への意気込みを聞いた。(聞き手・増本隆一朗)
──前走のきさらぎ賞は衝撃的な差し切り
「ゲートが初戦同様に遅くて、道中もスムーズな形ではなかった。直線に向いたときは届かないと思いましたけど、力でねじ伏せた競馬でした。改めて力があるなと思いました」
──初めてビザンチンドリームを見たときの印象は
「2歳の夏前に見ました。馬っぷりの良さが目を引きましたね。牧場の評価も高かったです」
──栗東トレセンに入厩してからは
「幼い面はありましたが、心肺機能は高かった。パワーもありそうだなと感じました」
──長所は
「瞬発力もありますし、パワーもあります。前走のように長くいい脚を使えるところもいいところですね」
──3日の1週前追い切りは栗東CWコースの3頭併せで6ハロン80秒4-12秒1
「折り合いの確認と馬の間に入って抜け出すイメージでやりました。調整自体は順調です。(ムルザバエフ)騎手は『動きはいい』と言っていました」
──初めての中山芝2000メートルは
「後ろから行く馬ですし、難しい競馬にはなると思います。ポテンシャルはすごいものがあるので、それを生かしてどこまでやれるかですね」
──トレセンに入ろうと思ったきっかけは
「父が調教師で中学2年生ぐらいまで厩舎に住んでいましたからね。競馬場に一緒に行ったりしているうちに、小学生くらいの頃から父の背中を見て調教師になりたいなと思っていました」
──父・正則師のもとで調教助手。エイシンヒカリでは海外GⅠ2勝
「あれはもうエンジンが違いましたね。今までに乗ったことのないようなパワーでした。速いところにいくと、沈み込むように走って回転数がグッと上がりました。年を重ねるごとに気性も難しくなっていきました。ビザンチンドリームのほうが調整しやすいです」
──開業して6年目。馬づくりで意識している点は
「競馬にいくにあたってジョッキーが乗りやすい状態にして送り出すことを心掛けています。言葉にするのは難しいですが、父から教わったことを生かしているところもあります。やりがいはありますね」
──自身、平地GⅠは今回が初挑戦
「ようやく、という感じですね。もちろんプレッシャーもありますけど、楽しみのほうが大きいですね」
──意気込みを
「順調にゲートインまで無事に行けるように調整していくだけですね。今回で終わりじゃないし、次につながる競馬をしてくれればと思います」
■坂口智康(さかぐち・ともやす) 1981(昭和56)年2月6日生まれ、43歳。滋賀県出身。2007年1月にJRA競馬学校厩務員課程に入学。08年1月に栗東・坂口正則厩舎で厩務員となる。同年4月から調教助手。18年に調教師免許を取得して、19年に栗東で開業。8日現在、JRA通算1108戦62勝(うち重賞は2勝)。父・坂口正則元調教師はオークスを勝ったエイシンサニー、香港C(GⅠ)&仏GⅠイスパーン賞を制したエイシンヒカリなどを管理した。
★追加登録料200万円
ビザンチンドリームは皐月賞の第1回、第2回の特別登録をしておらず、追加登録料200万円を払っての出走となる。皐月賞、桜花賞、オークス、日本ダービー、菊花賞は計3回の特別登録を行う必要があるが、第1回、第2回の特別登録を行わなかった場合、第3回特別登録申込締切日(原則として各レースの2週前の日曜日)に追加登録料を払って申し込めば受け付けられる。正規の手続きを踏んだ場合は登録料は40万円。追加登録して皐月賞を制したのは1999年テイエムオペラオーのみ。他では菊花賞のキタサンブラックなどがいる。
★8日は自厩舎で静養
8日のビザンチンドリームは栗東トレセンの自厩舎で静養。リラックスした様子だった。久保助手は「競馬を使うたびに少しずつ大人になってきています。馬体重は456キロ(前走比プラス6キロ)。前回より攻め馬もしっかりやっています。(中山への)長距離輸送もあるので、前回より少し減るかなと思っています。1回乗ってくれたジョッキーが騎乗するのは心強いです」と期待を込めた。
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