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ウマニティ・プロ予想MAXにて活躍している殿堂プロ予想家のスガダイ氏が2日、ウマニティチャンネル「スガダイの勝ちに行く競馬予想」に出演。NHKマイルC (3歳・G1・芝1600m)に出走する馬の中から注目馬を3頭ピックアップし、その推奨理由について解説した。
スガダイ氏の注目馬1頭目はノーブルロジャー。「前走の毎日杯は勝ち馬から6馬身差の2着ながら馬場を考えれば時計は悪くない。勝ったメイショウタバルはもともと調教からも能力を感じる馬で、力さえ発揮すれば物凄く強い馬。その馬が内1頭分の馬場の良いところを走った事と道悪適性が重なって力を大いに発揮した一戦で決して悲観する内容ではない。」とコメント。「この馬はそれ以前の2戦ですでに能力を十分に感じさせている。前走のシンザン記念はスタートが悪く、道中かなり揉まれこむ競馬でスムーズさを欠きながらも楽勝、精神的強さを感じる勝利だった。新馬戦はスローを2番手に付ける上がりだけの競馬となったが、ラスト2Fは優秀でいわゆる過去にG1馬が刻んでいるパターンに当てはまる内容。」とその能力に太鼓判を押した。「恐らくそれほど人気する様子でもなさそうで妙味も含め、中心視したい」と期待した。
注目馬2頭目はジャンタルマンタル。「とにかく安定感が魅力の馬。前走の皐月賞は流れを考えると早仕掛けすぎての3着。2走前の共同通信杯は負けたのが皐月賞を制したジャスティンミラノなら決して評価を下げる必要はない。」とこれまでの戦績を評価。懸念材料として「ここまで崩れていないことで人気を集めるという点と高速決着の皐月賞から中2週での出走で状態を維持できているかという点。そこに関しては判断が難しいが、能力的には外すのもどうか、、。」と不安要素はあるものの能力で抑えという評価。
注目馬3頭目はアスコリピチェーノ。「ずっと高いレベルで走ってて能力は間違いない馬。前走の桜花賞は状態的に万全ではなかった中でも2着に好走とこの馬もとにかく安定感が魅力でここでも能力は上位。」と崩れない地力の高さを評価。懸念点として「パフォーマンス的に成長力があまりない可能性がある点とルメール騎手への乗り替わりによる過剰人気。復帰明けでちゃんと乗れるのか、鞍上のルメール騎手の状態は注視したい。」とコメントした。
■スガダイの注目馬
ノーブルロジャー ジャンタルマンタル アスコリピチェーノ