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★日本調教馬初勝利を目指し2頭が参戦 マッドクール&サンライズロナウド
チェアマンズスプリントプライズには、これまでに4頭の日本調教馬が出走しているが、2018年ファインニードルの4着が最高成績となっている。今年のチェアマンズスプリントプライズには、日本から高松宮記念でGⅠ初制覇を遂げたマッドクール(牡5歳、栗東・池添学厩舎)、今回が初の海外遠征となるサンライズロナウド(牡5歳、栗東・安田翔伍厩舎)が出走する予定だが日本調教馬初勝利を挙げることができるだろうか。
マッドクールはダークエンジェル産駒の愛国産馬で、JRA所属の外国産馬が海外GⅠを勝てば、03年クイーンエリザベスⅡ世Cを制したエイシンプレストン(父グリーンダンサー)以来21年ぶりとなる。マッドクールは、昨年の香港スプリントでは8着に敗れているが、 2度目の海外遠征で勝利を挙げることができるだろうか。なお、昨年の香港スプリント4着馬で、前走・高松宮記念に出走して3着に入ったビクターザウィナー(セン5歳、香港/C・シャム厩舎)もチェアマンズスプリントプライズに出走を予定している。同馬とマッドクールの対戦成績は1勝1敗だが、 3度目の対戦ではどちらが先着するだろうか。
★GⅠ連勝中のカリフォルニアスパングル 香港スプリントC2~4着馬も出走予定
カリフォルニアスパングル(セン6歳、香港/A・クルーズ厩舎)は、2022年の香港マイルでGⅠ初制覇を遂げた後、GⅡ2勝を挙げたもののGⅠでは連敗が続いていたが、2走前のクイーンズシルバージュビリーCを制して久々のGⅠ制覇を遂げると、続くアルクオーツスプリントも制している。チェアマンズスプリントプライズがGⅠに昇格した16年以降、同年のアルクオーツスプリント出走馬は昨年のサイトサクセスが4着となったのが最高成績だが、カリフォルニアスパングルはチェアマンズスプリントプライズを制して連勝を伸ばすことができるだろうか。
また、チェアマンズスプリントプライズがGⅠに昇格した16年以降の1~3着馬24頭中17頭は、前哨戦の香港スプリントCに出走していた。今年のチェアマンズスプリントプライズには、香港スプリントC2着のインビンシブルセージ(セン4歳、香港/D・ホール厩舎)、同3着のフライングエース(セン6歳、香港/D・ホール厩舎)、同4着のハウディープイズユアラブ(セン4歳、香港/J・サイズ厩舎)などが出走する予定だが、今年も香港スプリントC出走馬はチェアマンズスプリントプライズで好走することができるだろうか。