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昨年こそ上位独占はならなかったが、父サンデーサイレンス系が非常に強く、GⅡ時の2011年から22年まで12連勝している。なかでもディープインパクトの影響力は絶大で、出走頭数自体多いとはいえ、GⅠに昇格した17年以降で産駒が3勝。21年には子と孫で4着まで占めるなど、相性の良さは他の追随を許さない。
トップ評価はプラダリア。ディープインパクト産駒は2頭エントリーしているが、こちらは母の父がクロフネで、21年優勝、22年2着のレイパパレと同じ構成だ。瞬発力のみならず、スピードの持続力も求められる舞台だけに、母系からパワーを補完できているのが頼もしい。
もう1頭のディープインパクト産駒キラーアビリティは母系がブラッシンググルームの血を引くスタミナ型で、タフな流れになれば台頭の余地は広がる。
SS系以外では穴でミッキーゴージャス。父は18年宝塚記念優勝。母はオークス&秋華賞を制し、17年サンスポ杯阪神牝馬Sを勝つなど阪神芝との相性も良好で一発があっていい。