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3月16日の中山11Rで行われた第38回フラワーカップ(3歳オープン、牝馬限定、GⅢ、芝1800メートル、12頭立て、1着賞金=3800万円)は、津村明秀騎手の2番人気ミアネーロ(美浦・林徹厩舎)が中団馬群追走から手応え良く直線に入ると、鋭く伸びて前をとらえ勝利。2016年ファンタジーS優勝の半姉ミスエルテ(父Frankel)に続く重賞制覇を果たし、牝馬クラシック戦線へ堂々と名乗りを上げた。タイムは1分48秒0(良)。
3/4馬身差の2着にはホーエリート(8番人気)、さらにクビ差遅れた3着にカンティアーモ(1番人気)が入った。
フラワーCを勝ったミアネーロは、父ドゥラメンテ、母ミスエーニョ、母の父Pulpitという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)シルクレーシング。通算成績は3戦2勝。重賞は初勝利。林徹調教師、津村明秀騎手ともにフラワーCは初勝利。
◆津村明秀騎手(1着 ミアネーロ)「また手綱を託されたことに感謝の気持ちで、きょうは絶対に勝ちたいと思っていました。テンションが課題の馬ですが、発走を待たされたことで逆に落ち着きを出て、レースも4コーナーでは抜群の手応えでした。調教に乗せてもらっていて、新馬から格段に良くなっていると感じていましたし、競馬での乗りやすさは非常に優秀なのでレース自体は自信を持っていけました。この馬で大きいところを狙いたいですね」