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【直撃取材!プロ予想家最速予想】スプリングS2024「スガダイ」「にしのけいご」の狙いは!? 注目馬&妙味ある穴馬候補に迫る!

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【直撃取材!プロ予想家最速予想】スプリングS2024「スガダイ」「にしのけいご」の狙いは!? 注目馬&妙味ある穴馬候補に迫る!


毎週プロ予想MAXの予想家に週末重賞への見解、注目馬について取材、紹介する連載「プロ予想家最速予想」。第58回はスプリングSについて、にしのけいごプロ・スガダイプロの2名にお話を伺いました。今週の当欄でも激走馬への見解は聞かれるのでしょうか?! 早速、ご紹介していきたいと思います。



にしのけいごー西野圭吾 RETURNS ~2度プロになった男!


一度、プロ予想家から一般予想家へ転落するも、不屈の闘志で復活。“大局観”+独自指数の組み合わせで飛躍的な回収率向上を成し遂げた、にしのけいごプロにスプリングSについてお聞きしました。

―想定オッズは割れ気味ですが、どう映りますか。


ウォーターリヒトがいいと思います。

―重賞の結果は順当に評価していいと。

指数的にきさらぎ賞のレースレベルが高く、かつ内が荒れた馬場のインを通っての勝ち負けでした。ラスト1ハロンが速かったのも評価できますね。初関東遠征になりますけど、気配を見て問題なければこの馬からという感じです。

―京都から中山に替わる点はいかがでしょうか。

未勝利戦で内回りを走っていますし、問題ないのかなと。

―やはり気持ち前目につけたい感じですかね。

うーん、後ろからの競馬だと怖さはありますけど、ウォーターリヒトが抜けている印象なんですよ。高速馬場だと嫌ですが、今の中山の緩い馬場もいいですね。

―軸を決めにくい方も多いと思うので、抜けているという評価は心強いですね。想定では1番人気のシックスペンスはいかがでしょう。


走破時計も上がり1ハロンもそれほど評価できず、前走2着のポッドテオがようやく1勝クラスを勝ったくらいですから。

―対戦比較上も強気になれないと。

シックスペンスが本気で追っていないとはいえ、詰め寄られている感じはあったので。

―人気だとなおさら手を出しづらいですね。ほかに注目している馬はいますか。

チャンネルトンネルです。前走の1勝クラス4着はがっつり詰まっていましたよね。前々走のジュニアCは中山マイルですが、早めに手が動いていたので、あの感じなら1800mのほうが競馬がしやすいと思います。

―相手強化でもやれそうですか。

G2のわりに現状明確に強いと判断できるのはウォーターリヒトだけで、あとの馬は強くない可能性もありますからね。むしろ相手関係的に浮上の余地があると思います。

―条件戦で目を見張るほどのパフォーマンをした馬はいない感じですかね。


そうですね。そこまではという。

―なるほど。重賞組から京成杯12着のジュンゴールドはどうでしょうか。前走は外枠も厳しかったのかなと。

以前、坂井騎手が高評価のコメントを出していましたよね。ただ、紫菊賞は5頭立てで時計も平凡でした。2着のフナデはその後低調ですし、3着のナムラフッカーはデイリー杯2歳S3着ですが、走破時計は1分35秒0といまいちです。前走もちょっと負けすぎな感じはしますよね。人気になるなら積極的に消したいです。

―たしかに強い相手に強い勝ち方をしていませんね。重賞初挑戦組からペッレグリーニはどうでしょう。前々走は時計もまずまず速く、加速ラップを差す形でしたが。

一応、前々走は加速ラップを差し切っていますが、前走クビ差勝ちのセントポーリア賞は、2着がポッドテオなんですよ。

―おお、ここにもポッドテオが(笑)。

4着馬まで0秒2差くらいで、ペッレグリーニ自体が上がり最速でもないと。今回は初右回りや緩んだ馬場など未知の部分もありますから。

―そうなると、ウォーターリヒトがなおさら安心な気もしてきます。


後ろからになる懸念はありますけど、この馬だけラスト1ハロン10秒台とかなら、スローでも差し切りを見込めます。

―3連系の軸なら信頼度は高そうですね。

そこそこ抜けているはずなんですよね……。あ、ジューンテイクが強い可能性はあります。

ジューンテイクですか。朝日杯FS4着からすみれS2着ですね。

朝日杯FSはかなり外を回す競馬で、「あれじゃ無理だろ」って感じでも、ラスト1ハロンはバテていませんでした。すみれSも直線だけの競馬でしたし。ゲートはちょっと不安ですけど。

―この馬も想定では人気がないですね。馬券的にはウォーターリヒトから、チャンネルトンネルジューンテイクあたりへという感じですか。

そうですね。そこを軸に馬連か3連単か、券種は分かりませんが。

―ほかの馬も少しお聞きすると、メイショウタバルはどうでしょう。


前走の指数は悪くないですね。

―1分46秒9はそこそこ速めですよね。

今回のメンバーだと、時計だけの比較なら上位のほうです。ただ、相手関係的にはもうひとつかなと。相手に押さえるというのは全然ありえます。

メイショウタバルは買えそうですね。前走の若竹賞を大外一気のルカランフィーストはどうでしょう。

あれだけ馬場が悪いと何とも言いづらく、新馬戦のメンバーレベルも低調な感じがして、ハマったのかなと。馬場の悪いなか、なるべくいい進路を選択し、まあ上がりは抜けていましたけどね。人気がなかったら押さえてもいいと思います。

―最後に新馬勝ちから参戦するスティンガーグラスについてお願いします。

内容平凡かなあという印象ですね。走破時計が新馬戦にしては速めですけど、時計の出る馬場の開催だったので。


取材後記:きさらぎ賞を高評価ですから、その勝ち馬ビザンチンドリームは当然高評価とのこと。ここでウォーターリヒトが楽に勝つようだと、3歳牡馬クラシック戦線に多少見通しが立つでしょうか。


スガダイー全開催プラス収支を可能にする“予想神”



群雄割拠のウマニティプロ予想MAXで13年連続ランキングトップに君臨した殿堂入り予想家。他の追随を許さない、競馬予想界のキング・オブ・キングス、スガダイプロにスプリングSについてお聞きしました。

―どの馬に注目しているでしょうか。

混戦で難しいですが、メイショウタバルです。

―未勝利を勝ち、(若駒S除外を挟み)つばき賞と連勝中ですね。

勝ち上がりまで3戦を要していますけど、乗り難しそうな馬で、角田大河騎手には荷が重かったのかなと。新馬戦は外を回しすぎですし、2戦目はモタれるのを制御できませんでした。

―3戦目に浜中騎手に替わりましたね。

そこであっさり初勝利を上げ、除外明けで状態に懸念のあったつばき賞も「能力あるな」という勝ち方でしたから。

―不安点はないでしょうか。


前向きな気性のため、前走のつばき賞も未勝利を勝った時も、序盤行きたがっていますよね。よくあの感じでバテずに勝ったなと思いますよ。おそらく、相手強化でペースが流れたほうが競馬をしやすいタイプでしょう。

―今回は横山典弘騎手に替わりますが、その点はいかがですか。

まあ、ベテランですからね。折り合いへの専念が実を結べば、もうワンランク上の競馬ができるイメージが強く湧きました。調教もよかったですよ。

―実績的にはウォーターリヒトかなと思います。この馬の評価をお願いします。

着実に力をつけている印象ですよね。

―京都から中山に替わる点はどうでしょうか。

ドレフォンの産駒で母父ヴィクトワールピサですから、向いていると思いますし、今の中山は3、4コーナーが荒れていますが、そのような馬場も苦にしないタイプとみています。幸騎手はあまり中山で乗りませんけど、枠なりで上手くいけばみたいな騎乗をするはずで、そこまで嫌う要素はないですね。

―重賞初挑戦の組から、シックスペンスはいかがでしょうか。


押えまでですね。2戦ともペースが緩く、強いかもしれないと感じつつ、確信がもてる内容ではないという。前走は少し太いなか勝ったことを評価できますし、新馬戦のラスト1ハロン10秒7や窮屈なとこらから差し切った点もいいんですが、やはりペースが緩すぎるのでねえ……。分からない面のあるなか、ルメール騎手と国枝厩舎で人気にもなるでしょうからね。

―穴っぽいところで期待できそうな馬はいるでしょうか。

チャンネルトンネルですね。

―ジュニアC2着から、前走の1勝クラスは4着でした。

前走に関しては、直線で行き場がなくなり完全に脚を余しましたね。上手く捌けば勝ち負けを意識できる内容で、むしろあの形で4着は力の裏付けかなと。

―ジュニアCで勝ち馬に2馬身差つけられたのをどうみますか。

時期に比して時計が速く、適性の差が出たと捉えると、悲観する必要はないと思います。今のタフな馬場のほうが良いでしょうし、距離延長でセオリー的には大事に乗るはずです。その乗り方がハマりそうな気がしています。

―最後に挙がった馬以外から、注目馬がいればお願いします。


ペッレグリーニですね。2連勝の内容はすごくいいという感じでもなく、どうも頭が高い走りなのですが、改善されたときの伸びしろに期待したいです。あとは、ルカランフィースト。前走の若竹賞は不良馬場で判断が難しいですが、新馬戦では速い上がりを使っているので、必ずしも渋らなくてもいいのかなと。


取材後記:そのほかでは、若葉Sと両睨みのジューンテイクも、出走なら押さえる可能性ありとのこと。最終結論にも注目ですね。


以上、プロ予想家2名のスプリングSの見解と注目馬を紹介しました。本命候補はにしのさんウォーターリヒトスガダイさんメイショウタバル。お二方揃って穴っぽいところからチャンネルトンネルの名前が挙がりました。週末が楽しみです。


(文・垣本大樹)

⇒気になる最終結論は、レース当日のプロ予想MAXでチェック!(予想をアップする時間帯は予想家によって異なります。)
スガダイプロの最新予想ページはこちら
にしのけいごプロの最新予想ページはこちら

※週末の枠順発表までは直前週結果ページへ遷移します。

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