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1番人気のシャフリヤールは、中団の後ろから末脚勝負に懸ける自分のスタイルを選択。3~4コーナーで外から進出し、直線も自慢の末脚で伸びてきたが、残り50メートルで内からヴェラアズールに差し込まれ、3/4馬身差の2着で昨年3着の雪辱はならなかった。
「スローペースで前が団子状態になって外を通らざるを得なかった。直線は左にモタれながらでも頑張ってくれたが、最後に勝ち馬に来られたのが悔しい」とクリスチャン・デムーロ騎手。
藤原英昭調教師は「(現役時に管理した)エイシンフラッシュ(の子)に負けた。もう少し(ペースが)流れてくれた方が良かった。今回は得意な条件で得意な戦法で結果を出さなければと思っていたが…。クリスチャンは100点で乗ってくれたが、勝った馬は120点やった。複雑やな」と最後まで表情は晴れなかった。ただ、古馬中距離路線での実力上位は明らか。日本ダービー馬の復権は遠くないはずだ。
◆騎乗停止で3週騎乗できず…シャフリヤールのクリスチャン・デムーロ騎手(30)=イタリア出身、フランス拠点=は、最後の直線で内側に斜行。ダノンベルーガ(5着)の進路を狭くした。同騎手は19日にも不注意騎乗による2日間(12月3、4日)の騎乗停止処分を受けており、短期間で同様の不注意騎乗を繰り返し行ったとして12月10~18日まで開催日4日間の騎乗停止処分となった。今週から3週間騎乗できない。
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このニュースへのコメント
あおくんとそらちゃん
天皇賞もそうだけど、福永騎手だったら勝てたんじゃないかと……🤔個人的には思う。
2022年11月28日 14:24