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15番人気の低評価だったクリノプレミアムが、大外枠から中団で折り合いをつけて差し切り勝ち。けがで長く戦列を離れていた松岡正海騎手に復帰後の初重賞勝利をプレゼントした。今後はヴィクトリアマイル(5月15日、東京、GⅠ、芝1600メートル)などが選択肢に入る。2着も12番人気のアブレイズで、1番人気ミスニューヨークは3着まで。3連単173万7720円の大波乱だった。
◇
不屈の男がお立ち台に帰ってきた。一昨年2月の落馬で左大腿骨骨折を負い、4度も手術を繰り返す苦境を乗り越えた松岡騎手が、クリノプレミアムでゴール前の混戦を断。ウインブライトの香港C以来となる2年3カ月ぶりの重賞Vは、16頭立て15番人気でのド派手な復活劇だ。
「この馬は折り合いだけ。大外枠で不安があったけど、先生がレース前に控える指示を出してくれて、それがうまくいった。坂でひと踏ん張りしてくれたので、前の馬をかわせると思った」
殊勲の鞍上は検量室へ戻ってくるなり「良かった。本当にうれしい」と声を上ずらせ、伊藤伸調教師と抱き合った。
伊藤伸師も感激の面持ちだ。2011年セントライト記念以来のJRA重賞制覇だったが「マサミで勝てたことがうれしい。うちの馬でけがをして長く休むことになったから」と胸の内を明かした。プレミアムは今後、福島牝馬Sやヴィクトリアマイルを視野に入れていく。
「これを機にまた頑張りたい。若い騎手に負けないようにね」
長髪で見た目は変わったが、松岡騎手の堂々とした姿勢は以前のまま。復活Vを果たした37歳はまだまだ止まらない。(板津雄志)
◆菅原明騎手(アブレイズ2着)「状態はすごく良さそうでした。勝った馬は53キロで、この馬は56キロと3キロ差がありましたが、それでも最後までよく頑張ってくれました」
◆M・デムーロ騎手(ミスニューヨーク3着)「いいところで競馬はできて、一瞬勝てるかと思いましたが、みんな(1、2着馬)は外から伸びてきた。それでも馬場の悪い内からでも伸びて、頑張ってくれました」
■クリノプレミアム 父オルフェーヴル、母ダンシングクイーン、母の父ジャイアンツコーズウェイ。栗毛の牝5歳。美浦・伊藤伸一厩舎所属。北海道浦河町・吉田ファームの生産馬。馬主は栗本博晴氏。戦績20戦5勝。獲得賞金1億804万8000円。重賞は初勝利。中山牝馬Sは伊藤伸一調教師が初勝利、松岡正海騎手は2013年マイネイサベルに次いで2勝目。馬名は「冠名+賞」。
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