当企画のコンセプトにつきましては、
コチラにてご確認ください。今週も“勝ち逃げ馬券師”新良武志氏に、注目の乗り替わりをピックアップしてもらいます。
※データは2021年以降の結果をもとに集計
編集部(以下、編)
高松宮記念は最高の結果になりましたね!
新良(以下、新) まさか、あんなにうまくいくとは(笑)。
編
坂井瑠星騎手に手綱が戻った
マッドクールを推奨し、見事に1着。単勝は960円の好配当でした。
新 やはり、坂井騎手が馬のことをよくわかっている騎乗内容だったと思います。馬場悪化も味方しましたね。
編 乗り替わりで馬券になったのは
マッドクールだけでしたからね。本当に、お見事と言うしかありません。
新 先週はそれ以外のレースがダメだったので大威張りはできませんが、乗り替わり馬を推奨するコーナーとしては最低限の仕事ができたのではないかと。
編 G1を完璧に当てたんですから、十分に評価できるでしょう。今週もよろしくお願いします。
新 頑張ります。G1以外のレースも、できるだけ多くヒットさせたいです。
編 今週は土日にそれぞれひと鞍ずつ、重賞が組まれています。土曜日に行われるのは
ダービー卿チャレンジトロフィーです。狙い目はもう決まっていますか?
新 はい。半数以上が乗り替わりで、選ぶのに悩みましたが、最終的にはこれだ!という結論にたどり着きました。
編 それは期待できますね。どの馬に注目したんでしょうか。
新
横山武史騎手から
岩田望来騎手に乗り替わる⑤
アスクコンナモンダを狙います。
編 岩田望騎手はテン乗りになりますね。推奨根拠を教えてください。
新 まず、岩田望騎手の中山芝1600mのコース成績は、期間内に1勝のみで、勝率は6.3%となっています。この数字を見ると、積極的に評価したくはないですよね。
編 確かにそうですね……。少なくとも、得意にしているわけではないことはわかります。
新 でも、その1勝は先週挙げたものなんです。春興Sで
サイルーンを勝利に導いたんですが、ポジション取り、仕掛けのタイミングともに完璧な騎乗でした。
編 つまり、今ならこのコースに対するいいイメージが残っているとみているわけですね。
新 その通りです。だから、これまでの成績を無視してでも狙っていけると判断しました。
編 なるほど。リズムに乗ったときの岩田望騎手は手が付けられないですからね。期待したくなるのもわかります。
新
アスクコンナモンダは、
サイルーンと似たような脚質のタイプなので、先週と同じような競馬をすれば、理想的な展開に持ち込めるのではないかと。
編 馬の脚質以外の特徴や能力についても解説してもらえますか?
新 ここ3戦は重賞で苦戦していますが、内容をよく見てみると、そこまで大きく負けてはいません。今回と同舞台の
京成杯AHは、開幕週で前有利の展開に泣いただけ。前走の
東京新聞杯も内枠かつ前有利なレースでした。
編 今回は展開が向きそうであると。
新 前に行きたい馬が多く、先行馬が崩れる展開になれば、ドハマりする可能性もあるとみています。中山マイルの好走歴もあるので、適性的にも問題はないでしょう。
編 ハンデ戦で混戦模様ですが、
アスクコンナモンダの人気はなさそうです。
新 超の付く道悪巧者なので、金曜日の雨が少しでも残ってほしいですね。人気薄でも、必ず押さえておいたほうがいいでしょう。
★その他の注目乗り替わり★
阪神6R ①
セレスティアリティ(
北村友一→
西村淳也)
中山9R ⑫
スペイドアン(
北村友一→
田辺裕信)
阪神10R ⑤
ショウナンマッハ(
石橋脩→
幸英明)