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着 順 |
馬 番 |
馬名 性齢 斤量 馬体重 |
騎手 調教師 |
オッズ タイム/着差 |
---|---|---|---|---|
1 | 1 |
エスポワールシチー
牡4 57.0 502(+2)
|
佐藤哲三 栗安達昭夫 |
3.1倍① 1.49.9 |
2 | 12 |
シルクメビウス
牡3 56.0 484(+2)
|
田中博康 栗領家政蔵 |
13.5倍⑤ 3 1/2 |
3 | 9 |
ゴールデンチケット
牡3 56.0 478(+2)
|
C.ルメー 栗畠山吉宏 |
42.7倍⑫ 1 1/4 |
4 | 2 |
サクセスブロッケン
牡4 57.0 526(0)
|
内田博幸 栗藤原英昭 |
9.2倍④ クビ |
5 | 3 |
アドマイヤスバル
牡6 57.0 518(+1)
|
勝浦正樹 栗中尾秀正 |
51.1倍⑬ ハナ |
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砂の走りに覚えのある強者が初冬の尾張で覇を競う。レース名称がジャパンカップダート時代の第2回(2001年)は、クロフネが衝撃のマクリを見せて後続に7馬身差をつける圧勝。目標とするダート競走における世界最高峰のひとつ、ドバイワールドカップ制覇に向けて夢を膨らませる勝利だったが、屈腱炎を患い、結果的にこのレースがラストランとなってしまった。第6回(2005年)、「砂のディープインパクト」の異名そのままに、3歳にして古馬を力でねじ伏せたのはカネヒキリ。その後は故障に見舞われ、4歳夏から6歳秋には2年4カ月もの休養を余儀なくされるも、前哨戦をひと叩きされて臨んだ第9回(2008年)を快勝し、復活どころか、挫折を経てさらなる成長を遂げている姿をまざまざと見せつけた。第11~12回(2010~2011年)はトランセンドが2年連続の逃げ切り勝ちでレース史上初の連覇を達成。同馬はのちにドバイワールドカップでも逃げの手に出て2着に粘り、勝ち馬ヴィクトワールピサとともに日本調教馬によるワンツーフィニッシュを果たした。あの日、クロフネで思い描いた夢――その志を継いだ偉業に誰しもが感慨にふけたことだろう。
▼2011年はトランセンドが2年連続の逃げ切りを見せて連覇を達成。