全馬解説
1.シーズンリッチ 牡4
吉田隼人 57　
3走前のダービーと2走前の神戸新聞杯は240ｍがやや長かったし、外目の枠で壁が作れず掛かったが大崩れはしなかった。　
前走の菊花賞は3000ｍが長かった。　
スタミナ面や折り合い面で距離短縮や内枠はプラスなので大幅な上昇が見込める。

2.ワイドエンペラー 牡6
高杉吏麒 57　
スタートが課題の馬。　
前走は出遅れスローペース後方で展開不向き。　
スタートを決めて展開が向けば上昇が見込めるが、今回も出遅れる可能性が高い。新人騎手への乗り替わりもマイナス。

3.ドゥレッツァ 牡4
ルメール 59　
前走の菊花賞は3歳Ｇ１としてはやや高レベル勝ち。大外枠から前半競り合って脚を使い、楽な展開ではなかったので着差以上の強さ。　
折り合い面で2000ｍへの距離短縮はプラスに働く可能性が高い。自在性があり、底を見せていないので上昇が見込める。

4.プログノーシス 牡6
川田将雅 58　
常にスタートや折り合いに課題があり乗りにくい馬。　
3走前の札幌記念は重賞としては高レベル勝ち。スタートが決まって折り合いも付いたので本領発揮した。　
2走前の天皇賞秋は出遅れたがハイペースで折り合えたし、少頭数の最後方で展開も向いた。　
流れが緩むと掛かったり展開不向きになるリスクがあり2、3走前よりはパフォーマンスを下げる可能性が高いが、能力は上位。縦長のハイペースが理想。

5.ブレイヴロッカー 牡4
丸山元気 57　
3走前の鳴滝特別はハイペース後方で展開が向いて2勝クラスとしては水準レベル勝ち。　
2走前のオリオンＳは内をロスなく運んで展開が向いて3勝クラスとしてはやや低レベル勝ち。　
前走の京都記念は力負けの形。　
2000ｍは対応可能だが、大幅な上昇は見込みづらい。

6.ヨーホーレイク 牡6
藤岡康太 57　
2走前の21年ダービーは押して行ってかなり掛かったうえ、直線スムーズさを欠いて不完全燃焼だったので力負けではない。　
前走の22年日経新春杯は重賞としてはやや高レベル勝ち。　
ここでは能力上位だが、出遅れやすく2000ｍは少し忙しそうだし、2年2カ月振りの休み明けは割引。

7.ヤマニンサルバム 牡5
三浦皇成 57　
2走前のオクトーバーＳはオープンとしては水準レベル勝ち。東京2000ｍの1番枠からスローペース単騎逃げで展開に恵まれたうえ、直線グリーンベルトの恩恵もあった。　
2走前の中日新聞杯は重賞としてはやや低レベル勝ち。内をロスなく運べて展開が向いた。　
中京は合うし今回も展開が向く可能性はあるが、大幅な上昇は見込みづらい。

8.バラジ セ5
菅原明良 57　
2走前の新潟記念は久々だったし、出遅れて直線もスムーズさを欠いたのが響いた。　
2走前の毎日王冠は直線ややスムーズさを欠いたし、超高速馬場の1800ｍも忙しかった。 2000ｍへの距離延長や近3走よりタフな馬場替わりはプラスだが、去勢しての休み明けは割引。

9.ノッキングポイント 牡4
戸崎圭太 57　
3走前のダービーは15番枠からスローペース中団で運んで0.2秒差なので、勝ち馬に引けを取らない内容。　
2走前の新潟記念は重賞としてはやや低レベルだが順当勝ち。　
前走の菊花賞は3000ｍが長くかなり掛かったうえ、3～4角で前が下がってきて大きく後退する不利があったので参考外でいい。　
2000ｍへの距離短縮はプラス。底を見せていないので、折り合えれば大幅な上昇が見込める。　
栗東滞在。

10.アラタ 牡7
横山典弘 57　
2走前のオールカマーは内枠を生かさない騎乗ミスで、4頭分外を回るロスが生じて展開不向き。　
前走の中山金杯は1角で狭くなって大きく後退する不利があったうえ、直線スムーズさを欠いて不完全燃焼。　
底を見せているが、普通の展開なら近2走よりは見込める。

11.エアサージュ 牡6
池添謙一 57　
前走の飛鳥Ｓは3勝クラスとしてはやや高レベル勝ち。スローペース2番手で展開が向いたが、逃げた後でも折り合えたのは収穫。　
安定感があるし底を見せていないので、すんなり先行できれば上昇が見込める。

12.ハヤヤッコ 牡8
幸英明 57　
左回り向きで、中京で時計や上がりが速過ぎない状況が合う馬。　
前走の中日新聞杯は多頭数の高速馬場で速い上がりを使えたのが収穫。　
前に行けないので常に展開不向きになるリスクがあるが、前走より時計や上がりが掛かる状況になれば上昇が見込める。

13.レッドジェネシス セ6
角田大和 57　
3走前のアンドロメダＳは長期休養明け。　
2走前のステイヤーズＳは3600ｍが長く、前走の仁川Ｓはダートが不向き。　
2000ｍはやや忙しいが、芝の少頭数替わりはプラス。