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血統傾向2 ですが続きと言う意味ではではありません 笑
前回書いた傾向とは別にハロンごとのラップをメインに書いておこうと思います
まずニュジーランドトロフィー(NZT)の勝ち馬がNHKで好走できない理由から書いていこうと思います
中山競馬場のNZTはスタートしてすぐに2コーナーを迎える形状でその為1ハロン目は他の競馬場とさほど差は無いのですが2ハロン目が遅く10秒台はほぼ出ません。そこから4コーナーを抜けるまでほぼコーナーを回りながら坂を下っていく形態になっているのでペースは速い遅いはありますがスタートからゴールまで淡々と流れるコースです
対して東京マイルはワンターンでスタートして3コーナーまでの距離が長くポジション争いで2ハロン目はほぼ10秒台のラップになるのが通常です。スタートである程度脚を使う為4~5ハロン目に少しペースが緩み11秒後半まで落ちることが多いです
そして4コーナー付近6ハロン目から一気にペースが上がり最後の直線を迎えます直線で坂を越え最後の1ハロンは平坦にもかかわらず少しラップが落ちるのがNHKの特徴です。脚を余してゴールはまず無いレースです
直線で一気に加速するラップの違いと最後はタレても我慢して走れるかどうかの差が出ると言うか適性の違いがNZT馬がNHKで活躍できない理由です
安田記念やヴィクトリアよりテンの2ハロンが速くなる事も珍しくありません 理由はわかりません
ここで血統ですが米国型種牡馬の特徴は淡々とした流れでスピードの持続力で押し切るのが得意なのでこのレースは米国型に寄り過ぎな血統は向かないと言う事です
父か母父が米国型ならもう一方は日本型がベスト、欧州型がベターだと思います
NHKマイルが出来た当初は外国産馬が多く活躍していましたが、いつからか外国産馬は全くと言うほど活躍出来なくなりました
最近ではゴリゴリ欧州型のシュネルマイスターぐらいですね
結論は
父が日本型×母父が欧州型が現在1番実績を残しています
具体的には
父は日本で活躍したサンデー系かミスプロ系
母父は欧州型ノーザンダンサー系(リファール系以外)
がベストだと思います
と言う持論と最近の傾向を書いてみました