覆面ドクター・英さんの競馬日記

覆面ドクター英 のスプリンターズS  2023

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秋競馬はじまり、早くもG1ですね。年をとったせいか、もう3か月くらいで今年も終わると思うと、時間が過ぎるのが特に早く感じます。先日、15年ぶりにテニスの試合に参加してきましたが、ガレージで球出しマシン相手に準備してきたつもりでしたが、実戦の動きがまだまだで、グラグラする左足首はハイカットのバッシュで固めていったのですが、足首守った結果、根元の左股関節の捻挫を人生はじめてしました。つんのめって、やった時は、熱い感じだったのですが、だんだん痛くなり、帰りの高速道路は事故で通行止めもあり、下道100㎞くらい走る罰ゲームも加わり、10日間びっこ引いてましたが、ようやく良くなってきたので、またじっくり時間かけて下半身も作り直したいと思います。長期休養明けで、調教の動き良さそうでも再度故障休養ってこういう事なのかなあ、と思いました。それなりにやれるんじゃないか、と思ってたんですが・・。テニススクールのアシスタントコーチバイト打診あったのが26歳の時なので、気づいたら25年経ってるし、しょんぼりしてもしょうがないですよね、だいぶ自分にがっかりしちゃいましたが・・。

それではスプリンターズSの話へ。そろそろ今の時期の開催に慣れなきゃと思いながら、年末の有馬記念の前の週のスプリンターの待ちに待った大一番という感覚がなかなか抜けません(笑)マイルCSからのマイラー対スワンSや夏のスプリント戦など使ってきた純粋スプリンターの決戦だったんですけどね、昔は。今の時代だと、ここで強い競馬をして香港で、強いセン馬スプリンターに年末挑むという構図でしょうか。以前からそうですがスプリンターの層は厚くなく(日本ではスプリント路線目指しての馬産じゃないし)、夏との連続性がありスプリント重賞好走馬が、やはり順当に力を発揮するのではないでしょうか。

<全頭診断>
1番人気想定 ナムラクレア:昨年の桜花賞3着馬で、昨秋のスプリンターズSは2番人気5着と少差だったがジャンダルムに負けた。今年の高松宮記念は惜しい2着、距離長いヴィクトリアマイルは8着となかなかG1には届かないが前哨戦のキーンランドCで外差して快勝と、待望のG1制覇は目前。あとは以前、批判された浜中騎手がよれずにまっすぐ走らせられれば(笑)

2番人気想定 アグリ:3月の高松宮記念は3番人気に推されるも7着敗退。ただ不良馬場もあったし0.6秒差の負けで、直線不利もあったので、悲観する内容ではない。前哨戦のセントウルSではテイエムスパーダの逃げ激走の前に屈して2着だったが、後方からいい脚で差してきており、差せる馬場なら楽しみ。

3番人気想定 ママコチャ:父クロフネで母ブチコという金子さんらしい血統の馬だが、この馬は白くない。ただ能力確かで、前々走の安土城S(リステッド)勝ち、前走北九州記念2着と好走続けている。ここも好勝負可能だろう。


4番人気想定 ジャスパークローネ:今年は既に4勝しており、夏はCBC賞と北九州記念と重賞連勝しており、今回のメンツでは一番の上り馬。若手の中では、かなり良い団野騎手騎乗というのも心強い。

5番人気想定 モズメイメイ:4戦3勝で臨んだ桜花賞は13着と厳しい結果で、その次は葵Sではじめて1200Mを使ってきたら逃げ切り勝ちと、やはりスプリンターなのかなという結果。ただ前走の北九州記念は逃げずに先行してみたが10着と大敗。ここも逃げにくく、差していいタイプでもなく人気の割に厳しい感じか。

6番人気想定 マッドクール:今春までは8戦5勝とリステッド競走勝つまではすごい勢いの上り馬だったが、CBC賞では1番人気9着と人気を裏切った形。ただ1.0秒差で大敗ではなく58.5kgのトップハンデでもあったので、4歳でもあり巻き返しがあってもおかしくない。

7番人気想定 ピクシーナイト:一昨年のこのレースの勝ち馬でそこまでは順調だったが、その次の香港で落馬転倒以降は、なかなか元の状態に戻れない現況。そう大きく負けてないのだが、それなりには人気にもなるだろうから、買わない方がよいタイプか。

8番人気想定 メイケイエール:デビュー当初からスピードある半面、ひっかかって暴走する馬だったが、昨年夏までは頑張っていたが、この1年間は凡走繰り返し、闘争心薄れたか。安田記念以来だし、栗東坂路では相変わらず豪快に動いており、潜在能力は確かで穴で一変期待するのもありか。

9番に居に想定 キミワクイーン:函館SS勝ちは後方から鋭い末脚みせて良く頑張ったが前走キーンランドCでは後方から7着止まり。まだ一線級相手だと厳しそう。

10番人気以下想定
テイエムスパーダ:セントウルSでは久々の逃げで14番人気ながら逃げ切った。父父タイキシャトルで母父アドマイヤコジーンで、少し前の時代の日本の1200Mで強かった馬達の血統だが、さすがに前走逃げ切っちゃった分、楽には逃げられないだろう。

エイシンスポッター:父エイシンヒカリに似てるのか馬場渋ったオープン特別の鞍馬Sは快勝。ただCBC賞とセントウルSでは掲示板にのれず、重馬場要員か。

ウインマーベル:昨年のこのレースで2着と好走。今年は春の京王杯SCで2着と頑張っているが前哨戦のキーンランドCは馬場が悪かったことやスタート後の接触などあり、無理しなかったのかもしれないが、ビリから巻き返してくるかというと微妙では。

ジュビリーヘッド:北海道シリーズで活躍する馬で洋芝1200Mがいいのだろう。今年も函館SS2着と頑張った。ただ続戦のキーンランドCで少し相手が強くなると6着と敗退。また来年の北海道シリーズでの好走期待がよいのでは。

オールアットワンス:1年ぶりのアイビスSDで9番人気ながら激走して勝ってしまったが、一昨年のアイビスSDも勝っているように新潟直千の適性がかなり高い馬で、難しいコースの中山1200Mでは、更なる激走期待できず。

ナランフレグ:昨年は高松宮記念を8番人気勝ち、スプリンターズSでも追い込んで3着と活躍したが7歳秋となりここのところは出遅れを取り戻すだけの末脚ではなく2走連続二桁着順で厳しい現況。

ドルチェモア:ルーラーシップ産駒にしては珍しく、というか桜花賞馬だった母の影響が強いのか2歳夏の新馬デビューから3連勝で朝日杯FSまでぶち抜いた。ただ3歳春となりNZTもNHKマイルCもダメで安田記念もビリと惨敗。秋は距離短縮して1200MのセントウルSも13着と大敗。完成が早かったのか気持ちが切れたか買えない現状。あとはダート使ってみたり、去勢くらいか。

<まとめ>
有力:ナムラクレア

ヒモに:ジャスパークローネ、アグリ、ママコチャ

穴で:メイケイエール、マックドール

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